32歳男性。私が確定拠出年金を始めたのは老後にとても漠然とした不安があったからです。

高校を卒業後、大学へ進学するも中退。アルバイト生活をしながら31歳の時にお世話になっていた人に声をかけられ個人事業主と言う立場で新聞社で勤めることになりました。

30歳を過ぎ、貯金はわずか50万円たらず。さらに個人事業主として働くことになったため、将来的に年金がもらえたとしてもわずかばかり。退職金も当然ありません。

そんな時に本屋さんで確定拠出年金というシステムを知り興味を持ちました。

毎月積み立て貯金をしながら、自分がかけている株や国債の値が上がれば資産が増える(価格が大幅に下落すれば元本割れの恐れもありますが…)。さらに、非課税なので年度末の確定申告の時にも助かります。

60歳を過ぎないと引き出しができないのがポイントですが、その方が貯金と区別しやすいため自分にはいいのかなと思い運用を開始しました。

そうは言っても投資ってリスクが恐いよなぁ・・・

投資と言えばリスクがつきものです。自分には株や国債の知識があまりありません。経済ニュースや新聞を見る機会もそれまでありませんでした。

もし、リーマンショックのような経済危機が再びあった場合、どれくらいの資産が減るのかと考えるとなかなか踏ん切りがつきませんでした。FXを独自で勉強したことがありましたが、結局やらなかったのはリスクの大きさゆえでした。

また、自分はとても不安定な立場の人間です。今の仕事を始めて毎月ある程度の収入が入ることは約束されているのですが、時代の流れでいつカットされるのか分かりません。仮に、40代や50代で職を失ってしまったら次の職が決まるまでの負担になることが目に見えています。

結局やろうと決めたのは確定拠出年金の制度を知った半年後のことでした。

税金はリスクより恐い「確実な損失」だった

リスクの問題は「このまま普通に生きているほうが逆に危険なんじゃないのかな?」と考えたことでした。

毎月、いただいたお給料からいくらかを貯金に回しても結局は所得税や住民税などの税金がかかってしまうし、銀行に預けていても利子は少額。

それならばそれまで貯金に回していた分を運用に回したほうが利口だと思ったんです。

投資なら「減らずに済む可能性」もある。増える可能性もある。
でも税金は毎月毎月確実に取られ、減ることしかないしけっこう金額も大きいですからね。

また、資産が増えるかどうかという点でも、本やネットでいろいろ調べているとどうやら元本割れの可能性は低いことが分かりました。

本の受け売りですが、もし1994年から2014年までの20年間で運用していた場合、経済ショックやテロなどの有事で多少の乱高下があったとしても平均で0.5%の運用益が出るという記事を見つけました。

多少の覚悟はありましたが、ネットで評判の良かった証券会社を見つけ運用するに至りました。

始めて1ヶ月でいきなりマイナス!だけど・・・

運用を始めてまずはいきなりマイナスから始まりました。私は1カ月5万円。最初の月は2カ月分で10万円を入れたのですが、いざ、運用が始まるといきなり9万円台に下落していました。

正直、「おいおい、大丈夫かよ」と思ったのですが、2、3日後には見事プラスに。

その後も少額ですが順調にグラフは右肩上がりになっています。

まだ、この先どうなるかは分かりませんが、「これなら何とかなるんじゃないかな」と思えてきました。仮に、職がなくなった場合は毎月の積立金を減らせばいいだけの話ですし。

投資はうまくやればギャンブルにならない!確定拠出年金を始めてみた感想

確定拠出年金を知る前は投資もやったことがないし、イメージができない分、不安がありました。

でも、今は違います。少しずつでも運用益が出ることに快感を覚えて決して大金持ちになれるわけではないけど、「これだったら将来的に何とかなるんじゃないかな」という希望が出てきています。

また、新聞やニュースなんかもチェックするようになりました。北朝鮮がミサイルを打てば一時的に株価が下がったりFRB議長の言ったことばが為替を動かしたりと世の中の動きがだんだん見えてきています

今はやめていたFXの勉強や新たにマンション投資なんかについても情報を集めています。

投資はうまくやればギャンブルにならない。お金のことについてもう少し探求していこうかなと考えています。

最初の投資はやっぱり不安だと思います。でも、不安がっていてもお金は増えないし、自分の無理のない範囲でなら少額でもやってみたらきっと面白いと思います。

それが財布にとっても自分にとってもプラスになるんならやって損はないはずです。

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