男性、20代、大学院を卒業し、現在会社員として働いています。約2年前より確定拠出年金による投資を始めました。

新社会人になり、先を見越して老後のための資産形成を

会社員となってから毎月給料を頂くようになり、資産形成をしていかなければいけないと感じていました。

そう感じていたのは、昨今の超高齢社会の到来によって、年金が自分が払った分きちんと支払われなくなるのではないか、という不安が漠然とあったことが大きいです。

調べていくと老後にかかる資金は莫大な額で、たとえ年金がちゃんと支払われたとしても老後の資金は不足することがわかったため、今からきちんと資産形成をしていかなければならないと焦りを強く感じました。

資産形成をするといっても、はじめは銀行口座に給与から天引きして預金していくことか、保険会社の個人年金保険程度しか知識がなく、もっといいやり方はないものかと、ネットや本を漁っていくうちに、投資のことを調べるようになりました。そして、確定拠出年金という制度を知りました。

「投資は危ない」はメディアで歪められたイメージだと気づく

株で失敗して大負けして借金を背負う、元本割れするなど、株式投資には負のイメージがありました。

これについては、多少調べると、ドラマや漫画、各種メディアなどで歪められたイメージだということ、また、株式投資は資産運用の中でも比較的リスクが高い投資方法であり、他にも個人向け国債やインデックスファンドの投資信託ETFというものへの投資のやり方があるということがすぐにわかり、不安は解消されました。

しかし、その不安は解消されたものの、私自身が投資の知識がない全くの初心者でした。このため、実際に投資を始めた場合、素人の自分が本当にうまく資産運用できるのか、40年後、はたして確定拠出年金で老後資金を確保することができるのか、先のことは誰にも分からないにも関わらず、今思えば無意味な不安を抱えていました。

投資を始めることができたきっかけ

投資を始めることができたきっかけはいくつかあります。大きく以下の3点です。

  1. 自分の資産の全体像を把握すること(全部投資しなくていいんだということ)
  2. 複数の商品に投資を行うことで分散投資+長期投資による時間分散によるリスク低減によりほぼ確実に利益は出るだろうということ
  3. 確定拠出年金の運用自体を投資の勉強と思って楽しめばいいと認識したこと

まず、①ですが、自分の資産は確定拠出年金だけではないという当たり前の事実に気づきました。確定拠出年金を含め、投資信託の勉強を進めていくと、投資信託の成果のみに注目してしまうため視野が狭くなってしまっていました

そもそも、自分の資産は運用成果だけではありません。まずはきちんと働き給与を確保し、堅実に貯蓄することが第一であり、その上で一部の余裕資金でリスクを取って長期投資をしていくスタイルがいいのだと、ある投資の名著を読み再確認しました。

②は、よく言われていることですがはじめは半信半疑でした。これについては、本をたくさん読めば読むほど、確信度が高まりました。また、確定拠出年金は利益への課税がないため、より長期投資による利益効果が出るため、期待しています。

③は、②の思いが強くなったため心に余裕が生まれたことによります。投資の途中で値崩れしたとしても、「それも勉強、長期的には勝つのだから」と思えるようになりました。

銀行に預けているよりずっと多くの利率を目にして嬉しい

まだ始めて2年弱ですが、ひとまず利益は出ています。銀行に普通に預けているよりもずっと多くの利率を目の前にするとやはり嬉しく、このまま確実に資産が育っていってほしいと思います。

ただ、当然これも途中経過に過ぎません。このような短期の結果に一喜一憂せず、長い目でのんびり構えていかなければなりません。

一喜一憂しないためには、半年に1回、あるいは1年以上に1回くらいでチェックする程度にして、ある程度ほったらかしでも良いのかもしれません。

学校で教わらないお金や投資について、自分の子供にはちゃんと教えてあげたい

まだ始めて間もない投資初心者のままですが、始めてよかったと思います。

始めた当初は本当に大丈夫かと不安半分でしたが、いざやってしまえば、乗りかけた船。もうやるしかないという感じです。

投資をはじめて、社会勉強にもなりました。今後も自分の資産を成長させるために知識を蓄えるとともに、経済の動向などにも目が向くようになりました。

資本主義社会で生きていくためにはお金はなくてはならないものです。投資の勉強をしていくうちに、お金に対する見方も変わりました

また、私は子持ちですが、こうしたお金、投資について子供にも教えてあげたいなとも思います。

自分が子供のとき、金融に関することはほとんど教えてもらえませんでした。お金へのリテラシーは絶対に必要なのにも関わらず、今思うとおかしなことだと思います。

投資をするということは、資産形成だけでなく多くのメリットがあると思います。短期的な利益は目指さず長期で確実に資産を育てていけると良いのではないかと思います。