40代男性。妻、幼い娘一人の3人家族です。ずっと教育産業で仕事をしていました。最近の少子化・教育産業の統廃合の荒波の中で、私の会社も厳しい状況でした。2年前から、母親の勧めで株式投資を始めました。

会社が経営悪化。両親に勧められたのが「株式」

数年前から私の勤める会社の経営状態がかなり厳しくなり、周りでは、「大々的なリストラが近いうちにあるのでは」と噂されるほどでした。妻も働いていますので、なんとか生活は維持できるのですが、このままだと私の給与に影響しかねないと思い心配していました。

すると案の定、2年前にボーナスが出なくなりました。このままでは、貯蓄に回せる資金が無くなってしまいます。悩んだ末、両親に相談しました。両親は快く相談に乗ってくれ、そこで勧められたのが株式投資です。

少しではありましたが、我が家にも貯蓄がありました。その資産を少しでも増やすことで、お金の心配を無くせるのではと思ったのです。この両親の勧めが投資を始めるきっかけになりました。

一番の不安は妻の了承。協力してもらえるのか?

まず不安に感じたのは、株式投資にはリスクが伴うということです。ちょうどアベノミクス政策で株式は上向きになっていたので、参入するにはいい時期だと思ったのですが、いつその状況が変わるかは誰にも分かりません。その不安を抱えた状況がずっと続くのかと考えると、さすがに迷いが生じました。

また、株式投資にはそれなりの資産がないとまとまった利益につながりません。そこに私の持っている貯蓄のすべてを預けるのは不安でした。それに、妻と娘もいますので、株価が下がって損が出た場合、妻にどのように話をしていいか分からないと思うこともありました。私が持っている資産はあくまで家族のものです。妻に全面的に協力してもらわないといけませんが、快く了承してくれるか正直不安でした。

意外な妻の協力。証券会社の方も味方につけ投資へ

最終的に株式投資に踏み切ることができたきっかけは2つあります。

まず1つ目は、意外にも妻が前向きに話を聞いてくれたことです。妻に正直に将来の不安を伝えたところ、ある程度のリスクを抱えながらも勝負しないと道が開けないということを、妻も理解してくれたようでした。また、使う貯蓄も妻と慎重に検討し、投資に回す資金を二人の合意で決めることができました。

2つ目は、証券会社の方の丁寧な説明と、有益な情報を得られたことです。老後資金のつもりでと考えた場合、長期投資になります。そのため、配当も期待できますが、さらに安定性の高い企業の情報が不可欠です。証券会社の方は、そのような情報を余すところなく紹介してくれました。さらに、目先の利益で考えずに中長期的な視点で見ることの大事さを、様々な例で教えていただきました。

半年で初めての配当。証券会社のおかげ

証券会社の勧めで買った株が6か月後に利益を出し、初めて配当も手にすることができました。合わせて5万ほどでしたが、それでも嬉しくて仕方がありませんでした。スイングトレードのように売買を繰り返すのではなく、信用性の高い企業を証券会社の方の紹介を参考にして待ち続けましたが、信じてよかったと思いました。

もちろんずっとこのままではいかないこともあると思いますが、損しているうちは何年経っても売らないという方針は変えずにいきたいと思いました。

株式はギャンブルじゃない。地道に行えば勝てる

株式投資は深いなと思いました。最初は自分とは無縁で、両親から勧められた時も不安がありました。全くの素人でしたので、投資を始めても「資産をもてあそんでいる」ような気がしてしまい、落ち着かない日々を過ごしていました。

しかし毎日イージートレードの画面をパソコンで眺め、株価の推移を確認し分析をしていくことで、これはギャンブル性の高いものではなく、地道な情報収集としっかりとした信念で行えば勝負になると思うようになりました。

これまでにイギリスのEU離脱やトランプショックのような大きなイベントがあり、さすがにリスクがあることも身をもって知りました。しかし必要以上に心配をするのではなく、状況をしっかり確認して「いつかは必ず上がる。焦りは禁物だ」という思いを持ち続けていきたいと思っています。

焦らず、ゆっくり信じて待つこと

株式投資はまず、損してもいいと思える少額の資金から始めるといいと思います。

また、長期投資する場合は、長い目で資産形成をしていくための心の余裕が必要です。目先の利益に一喜一憂するのではなく、自分が信じられる会社をしっかり信じて待つ姿勢が大切ですね。

まずは我流に走らず、証券会社の方のアドバイスもしっかり耳を傾けるのも大切なことだと思いますよ。