ボーナスの使い道がなかったので投資しようと個人向け国債を購入したという、医療法人で働いている38歳の男性の体験談です。投資歴は約3年だそうです。

ボーナスで買いたいものも無いし、投資してみよう

ボーナスが入った際、特に買いたいものもなかったので投資をしようと思ったのですが、アベノミクスによって株も債券も大変高くなっており、だからといって銀行預金に入れたところで利息もほとんどつかない。そうしたときに、個人向け国債の広告を見たことで、個人向け国債について調べてみたのがそもそものきっかけです。

金利がこれ以上下がることはないだろうということ、株価もどうも上がる気がしない、それを考慮すると、元本が毀損するリスクがないこと、何よりも、金利が今後上昇した際、それに連動して金利が上昇するということに大きな魅力を感じました。

株式投資はしたことがあったのですが、国債への投資について全く知識がなかったので、日本の財政を考えるうえでも勉強してみようという気持ちも後押しになった気がいたします。

国債を購入する前の3つの不安材料

不安点については、大きく分けると三点です。

一点目は、購入する際に利用した金融機関が倒産、破たんしたりした際にはどうなってしまうのかという点です。

国の倒産リスクよりも、金融機関の倒産リスクのほうが大きく、その際に返ってこなくなってしまうと元の子もありません。しかし、金融機関が破たんしても、没収などされるわけではないということを知りました。別保管されているようです。

二点目は、急にお金が必要になったとき、即時解約ができるかどうかという点です。国債を1年間保有すれば、いつでも解約できるということもわかりました。

三点目は、購入する際に手数料がかかってしまうかという点です。株式などは手数料がかかるのが一般的ですが、個人向け国債の場合は手数料は一切かからないということがわかりました。

元本割れがなく途中解約もできるなら銀行より良いじゃん

最終的に購入する結論に至った理由は、元本が毀損するリスクがなく、1年以上保有すれば、4営業日かかるにしても、それほどの期間がかからずに解約出金できるということです。

そのうえ、銀行預金の利率よりも金利は高く、急なインフレの際は金利も上昇する。これであれば、銀行にただ預けておくよりも安全でかつ、利息も高く、買わない理由はないという結論に達しました。

マイナス金利が騒がれていますが、10年物の個人向け国債であれば最低利率0.05%が保証されています。最低利率でさえも銀行預金と比較すると大変大きな数字だと思います。

いつも使うネット証券ではなく大手証券会社の窓口で国債を購入

普段はネット証券で株式投資をしていたのですが、個人向け国債の購入は近所にある大手の証券会社に足を運んで購入しました。ネット証券では、一つ一つ質問したとしても、うまく伝えることができるかが心配だったためです。わからないことがたくさんあったので、窓口でたくさん質問に答えてもらったことは、個人向け国債を理解するのにとても参考になりました。

また、いろいろ手続きが面倒なのかと思いましたが、一般的な証券口座を開設するときと変わらなかったことが印象的でした。個人向け国債は証券会社としても、かなり力を入れて取り組んでいるということを聞き、証券会社も株式だけではなく、様々な商品を扱っているのだなと大変勉強になりました。

国債を買ってよかったと思うことは、安全性や利息が変動することもありますが、世の中の金利について興味を持つことができたのが大きなことです。

多くの金融商品の購入を検討する中で、安全性を考えるのであれば個人向け国債は最もよい商品ではないでしょうか。ご参考になれば幸いです。