投資資金の一時的な移動先として個人向け国債を買っているという投資歴4年、30代の会社員の方の体験談です。

投資資金の一時的な移動先として個人向け国債を利用

私は職場の同僚たちの影響を受け、2013年にマネックス証券に口座を開設して、株式投資不動産REITへの投資を開始しました。

しかし、常になんらかの株式を買っていたわけではありませんし、なんらかの不動産REITの銘柄を保有していたわけでもありません。株価が10%程度上がると「もう十分だ」と割り切ってしまい利益を確定しまうことも多かったのです。また、分配金利回りの高い不動産REITでも株価が下落すれば、精神的に落ち込んでしまうこともあります。このため、損切りしてしまったこともあります。

投資をしていて調子が悪いとき、現金をいったん証券口座から出金することを考えたこともあるのですが、そのようなときに一時的な現金の退避手段として個人向け国債の存在に気がついたのです。

個人向け国債にも利回りはつきますし、満期まで保有する必要はなく、途中で売却することも可能とマネックス証券のホームページに書かれていましたので、これはラッキーだと思いました。

国債なら元本は保証されているしお金を損する心配はない

個人向け国債を買うにあたっては、不安感はありませんでした。日本政府が発行している債券ですから元本は保証されています。そして、日本という国家が破たんする可能性は事実上ゼロです。このため、お金を損する心配はないと思っていました。

ただし、満期まで保有せず、途中で個人向け国債を売却することを前提に考えると、迷いがありました。なぜならば、国債というものは金利が下がれば下がるほど国債価格が上昇しますが、金利が上がれば上がるほど国債価格が下落するからです。

国債価格が下落したらどうしよう・・・

このため、仮に私が個人向け国債を購入したあと、日本銀行が金融政策を変更して大規模な金融緩和政策を止めてしまったら、国債価格が大幅に下落してしまい、途中で換金するのは困難になると思ったのです。

私が個人向け国債を買った時期は2015年だったのですが、株式評論家や証券会社のアナリスト、そして日本経済新聞の解説委員など多くの識者が「日本の消費者物価が1%を上回る気配さえ見せないため、日本銀行は大規模な金融緩和策を続けざるをえない」とコメントしていたため、最終的には国債価格が下落することはないと判断することができたのです。だから、個人向け国債を買うことができたのです。

実際、2017年9月時点でも日本銀行は金融緩和政策を続行していますので、私の判断は間違っていなかったと思います。

国債は株やREITより安心して購入できた

マネックス証券の債券のページから、償還期限が5年の個人向け国債を買いました。株式を買うときや、不動産REITを買うときと異なり、平常心で買うことができました。

個人向け国債は、買うときの価格が決まっており、なおかつ償還期限や利回りも決まっています。そして世界の中では第3位の経済大国である日本が発行している債券ですので、安心感をもって買うことができました。気持ちの昂りは、いっさい起きませんでした。

しかし、ほんの少しだけ不安感はありました。それは「金利が上がったらどうしようか」とか「金利が上がってしまったら5年間、満期がやってくるまで保有しなければいけないから資金効率が悪くなるな」というものでした。

個人向け国債ならば利息がつくので現金の退避先としては有益

証券会社の口座に現金を置きっぱなしにしておくと利息がまったくつかない状況となってしまうわけですが、個人向け国債ならば利息がつきますので、少しでも資金効率が高まったことが良かったと思います。

日本政府が発行している債券ですので、必ず償還されますので安心です。しかも途中で換金することもできますので、現金の退避先としては有益です。