投資歴は約5年、40代の女性の体験談です。

野村證券の担当の言葉を信じて投資信託を購入した翌月に担当者は退職、引き継いだ担当者は相談相手にならずと先行き不安な形で投資を始めた彼女。その後暴落して価値は半減。

野村證券は営業マンのノルマがかなりきついらしく、こういう話はよく聞きます。ネット証券ではなく担当者がつく証券会社の場合は、担当が本当に信じられる人かどうか気をつけたいですね。

野村證券の担当の言葉を信じて投資信託を購入、翌月に担当者は退職

当時存命だった父から勧められて投資信託を購入しました。父も野村證券で運用しており、その担当者を通じてお薦めの「アムンディ・欧州ハイ・イールド債券ファンド(トルコリラコース)」を一括買いしました。当初は不安でしたが、担当の「今が買い」という言葉を信じ、手持ちの僅かなお金……しかし私にとっては物凄い大金をはたいて買いました。

最初の内は、毎月の分配金が思いの外、良い金額で分配されていましたので安心していましたが、中東情勢の悪化により急落し始め、価値がどんどん下がってしまいました。このコースを推奨した担当者は私が買った翌月には退職されており、引き継いだ担当者は名刺を送ってきただけで相談する相手にならず、先行きが不安でした。

3年悩んだ末に電話で相談して勢いで購入

投資信託というと、お金の流れがある程度見通せるプロがやるものだと思っていましたので、大手のプロに預けて運用すると思えば多少は安心できると思いましたが、思い切って始めるまでは三年ほど思い悩み、どうしようかと考えました。

初めて買った時は電話で担当者と相談しお勧めの物を勢いで買ってしまいましたが、その当時の世界情勢、特に中東の事を考えると、トルコリラを勧められたのは非常に不安に思いました。

それでも「私は全くの素人ですから、担当者さんが良いと思うものを教えて下さい」とお願いしました。「今なら安くお得に買えますよ」と言われた時、プロが勧めるならと、不承不承納得しましたが、今となっては自分の知識をもっと信じるべきだったと思いました。

購入を決断したのは、やはり銀行に預けているだけではお金は増えない、という点に尽きます。

「-18万円」の通知を見て「リスクとはこういうものか!」と絶望

これからは資産運用の時代だという思いがあり、また実際に父が運用していて、毎月の分配金の通知を目にしていましたので、私の目には魅力的に映りました。

ただし、父が運用していた幾つかのコースでは収支にバラつきがあり、+の通知だけでなく、-の通知のものもありました。その中でも、「-18万円」を見た時はリスクとはこういうことかと絶望に近い思いを感じましたが、投資信託というのは良い時と悪い時がある、という事もそこで学びました。

初めて買ったトルコリラ建の投資信託は暴落し価値が半減

初めて買った投資信託は野村證券の「アムンディ・欧州ハイ・イールド債券ファンド(トルコリラコース)」です。五年ほど前に貯金の半分を投資しました。担当者の「今の一押し」として教えて貰ったものです。

担当者としては、私の予算の内の何パーセントかとこれに当てると良いという考えだったのかも知れませんが、私は投資の素人ですので、ごちゃごちゃと買うと頭が混乱すると思い、これだけを一括で買いました。

中東情勢がかなり危ない状態になっていた時期でしたので、かなり不安だったことを覚えています。しかし、国が無くならない限りは価値がゼロになる事は無いと言われ、それ以上の考えを止め、リスク回避を怠ったのは今となっては痛い経験となりました。その後、価値が暴落し価値が半減してしまいました。

経験からお金のことをしっかり考えるようになった

父の死後、投資信託は母が譲り受けましたが、母は父にお金の事は全て任せていたので投資信託なんてものは門外漢で、円やドルどころか世界情勢にも興味の無い人でした。しかし幾らなんでもお金の事です。放っておくわけにはいかず、証券会社の担当者と連絡を密に取るようになり、今では円高か円安かということを気にするまでになりました。

投資信託を母よりも先に始めていた私ですが、分からない事や不安な事があったら担当者に聞く、という考えを持っていませんでしたので、母を通じて投資先の変更を考慮するようになり、最悪の事態は免れたと思っています。私も母も、お金のこと、投資の事を以前よりも考えるようになりました。

「よく分からないから」と遠慮しないこと

投資信託をするということは大事なお金を預けるということですから、少しでも分からない事や不安な事、納得できない事などがあれば、自分の担当者と連絡を取り、アドバイスを貰うべきだと思います。

自分は分からないからと尻込みし、遠慮している内に、投資先が暴落してしまうかも知れません。本当は投資先を替えたいけど、自信がなくて言い出せない……、担当と話すのが気が引ける……などとは思わず、不安を吐きだすと良いと思います。ただし担当者との相性の良し悪しはあると思いますので、どうしても納得できない時は担当を替えて貰うという最終手段もあります。

おすすめは野村テンプルトン・トータル・リターンです。野村の担当者に勧められて購入しました。素人投資家向けで分からなくてもプロが投資先を選んでくれるという意味合いの説明を受けました。今のところは微々たる金額ですが分配金があります。