はじめての投資信託入門(初心者向け)

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投資信託ってどんな投資商品なの?

株式投資やFXなどの別の投資をしている人でも投資信託については意外とわかっていないことが多いです。投資信託という名前は知っているし、投資初心者向けだという話も聞くけど実際はよくわからない。そういう方が多いですね。

投資信託というのは、簡単に言うと

「お金だけ預けたら誰か投資に詳しい人が資産運用してくれないかな?」

というのに答えてくれるのが投資信託です。

もちろん大事なお金を預けて運用してもらうわけですから、投資のスタンス(リスクや大まかな運用する商品)は決める必要があります。

※投資信託に関しては、投資信託を購入した人の体験談も紹介しています。
>> 投資信託を購入した体験談の一覧へ

投資信託は種類が多すぎて選び方がわからない?

投資信託ってたくさんの商品があって初心者の方から「商品が多すぎて選び方がわからない」というのはよく聞きます。

しかし、商品が多いというのはわかりにくい半面それだけ多くの選択肢があるということでもあります。

投資信託の商品の違いは名前で判断できる

投資信託の商品の違いを簡単に言うと「こういうところに投資をします」という「投資先」や「運用商品」「運用スタイル」の違いです。

例えば「アメリカの不動産に投資します」とか「日本株で運用します」とか、いろんな国の国債に分散投資しますとか、そういった「投資先」や「どういった商品をどう運用するか」は投資信託の名称でだいたいわかるようになっています。

例えば有名な投資信託の一つ新光US-REITオープン(愛称:ゼウス)があります。

US-REITなのでUS(米国)のREIT(不動産投資信託)に投資するもので、オープン型(運用開始後も購入できる投資信託)というのが、基本的な単語がわかってくると名前でだいたいどんなものかわかるようになります。

運用する商品の種類は投資対象の「商品」と「地域」の組み合わせ

投資信託で運用する資産にもいろいろあり、株や債権や不動産、それぞれで運用するものや組み合わせた投資商品などがあります。

投資信託で運用する商品

投資信託で運用する商品は以下の4つです。

また、地域(国)も様々で、日本の株や債券や不動産、海外の株や債券や不動産、日本と海外の両方を組み合わせたものなど、投資する地域も日本と海外、海外にも米国・中国・アジア・ヨーロッパ・先進国・新興国など様々な組み合わせもあります。

投資信託で運用する主な地域

投資信託で運用する主な地域は以下の3つです。

この、運用する商品と地域の組み合わせでいろいろな投資信託の商品が生まれます。

実際には株式にもいろいろなテーマ(業種やジャンルなど)があったり運用方針(どのくらいのリスクをとったりリターンを狙うかなど)がありますし、地域も海外には米国や中国など個別の国のものもあれば、アジアやヨーロッパ、先進国や新興国などいろいろあり、それらの組み合わせもあるのでこれだけ多くの種類の投資信託の商品があるんですね。

商品の組み合わせでリスクの大きさが違う

商品の組み合わせによってリスクの大きいものやリスクの小さいものなどいろいろあります。

国債を中心とした低リスクの商品から、値動きの大きな株式などで積極的に運用益を狙いに行くハイリスクハイリターンなものまであり、商品を分散したり組み合わせたりすることでうまくリスク管理をしています。

また、商品ごとにテーマがあるので、わかるようになってくると投資信託には「選ぶ楽しさ」もあります

初心者にはわかりやすい「インデックス型」投資信託

また、初心者のうちは「わかりやすいものがいい」というかたも多いでしょう。

その場合はインデックス型といって、日経平均株価やTOPIXなどの大きな株の指標と値動きが連動する投資信託もあります。

日経平均株価と連動しているならわかりやすくて初心者でも始めやすいかもしれませんね。その場合はインデックス型の投資信託もあれば、ETFという上場した投資信託もあり、ETFは株のようにリアルタイムで売買できます。

投資信託の選び方

最初に投資信託は「投資に詳しい人が資産運用してくれるもの」と言いましたが、「こういう商品をこういうふうに運用しますよ」と決められた投資信託の商品がたくさんあり、その中からあなたの希望に合うものや「これはいいな」と思うものを買えばいいのです。

「こんなところに投資したい」というのが決まっている人にとっては非常に便利な投資商品だし、投資信託が「初心者向けの投資商品」と言われるように、リスク(ハイリスクハイリターンかローリスクローリターンかその中間か)や、お金の増やし方(配当のように安定した収入が欲しいのか商品価値を高めて売却したときに利益を出したいのか)を決めればそれに合った商品を探すことができます。

どういう投資をしたいのかを決める

よく「投資信託は商品の選び方がわからない」という話がありますが、それはどういう方向性で投資したいのか決まっていないから決められないだけで、そこさえ決めてしまえばあとはそれに合った商品を探すだけなので、これだけ多くの投資信託があればけっこうすぐに見つかります。

どんな商品に投資をしたいのかが決まっていれば(例えば有名な「金持ち父さん」の本のようにアメリカの不動産に投資をしたいというように)、そういった投資信託の商品を探せば良いのです。

「投資先とかはどこでもいいからとにかくお金を増やしてほしい」というのであれば、これまでの投資信託の運用履歴を見て順調に商品の価値が高まっているものを選べばいいわけです。

自分で運用指示を出せるわけではない

一つ注意して欲しいのは、あなたが指示を出せるわけではないことです。

「最初は低いリスクで安定した収入が欲しかったけどやっぱりちょっとハイリスクでも大きな収入を狙いたい」というように投資の目的が変わった場合は「やっぱもうちょっとリスクを取る感じで運用お願い」というふうに運用ルールを変えることはできません。

その場合は新しく別の投資信託商品を買う必要があります。

販売窓口で取扱商品数も販売手数料も違う

投資信託は販売窓口(証券会社や銀行)によって取扱商品が異なります。例えばネット証券のSBI証券や楽天証券では2000以上の商品を購入できるけど、大手証券会社では多いところでも1000以下、銀行では多いところでも500以下しか取扱商品がないということがあります。

参考:投資信託の販売本数の比較(外部サイト)

また、投資信託は商品ごとに手数料がそれぞれ決まっているので、株のように「約定金額がいくらだから手数料がいくら」という計算はできません。

ノーロードといって販売手数料無料の投資信託もあります。

信託報酬というコストも考える

投資信託には購入時の手数料とは別に信託報酬という隠れたコストがあります。

信託報酬は購入時の手数料のように支払うわけではないのですが、投資信託の運用で出た利益から引かれるため、実質的にはコストとして考える必要があります。

運用した利益の中から運用者に支払う信託報酬がかかり、これが利益を圧迫してしまうんですね。

例えば運用で年間5%の利益が出たとして、信託報酬が3%ならそれを引くと2%に減ってしまいます。同じ5%の利益で信託報酬が1%なら4%の利益、この差が意外と大きくなるんです。

株式の場合は手数料は買うときと売るときだけですが、投資信託の場合は信託報酬もコストとして考える必要があります。

投資信託は自分で運用するわけではなくプロに運用してもらうものなのでこれは必要なコストですね。

投資信託をうまく活用するには

投資信託は「初心者向けの投資商品」とか「プロが運用してくれるから運用が楽な投資商品」とかそのくらいの「なんとなくな感じで分かる」ぐらいの人が多いでしょう。

もちろん投資信託というのはプロが運用してくれるといったメリットはそうなのですが、それだけだと投資信託をうまく活用することは難しいかもしれません。

しかし、投資信託の特徴を知り、自分の方向性や目的に合った商品を探せば、あとは、運用はプロに任せることができます。

選び方がわからないといううちは大きく運用するのはやめておいたほうがいいでしょう。自分の大事なお金を預けるわけですからね。

まずは利益を出すことなどは考えずに、体験のつもりで小さな金額で投資信託を何か買ってみて感覚をつかんでいくといいと思います。

実際に自分で投資信託の商品を持って、お金が増えていったり運用のレポートを見たりすると、だんだん分かってくると思います。わかってから積極的な運用を始めても遅くないと思います。

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