欧州株の買い方や買える証券会社

ヨーロッパの上場企業の株、つまり欧州株を買いたいというニーズは日本人にも多いようです。

ルイ・ヴィトンのLVMHやGUCCIのケリング、カルティエのリシュモンエルメスなどの高級ブランドの企業も多いフランスやスイスの株、フォルクスワーゲンやBMWやダイムラーなどの高級車メーカーが多いドイツの株など、ヨーロッパには日本でも人気の企業が数多く上場しており、それらの株を買うことができる欧州株は注目されています。

欧州株が買える欧州株取引は、主に以下のような国(市場)の株を買うことを指します。

欧州株を日本で買うのは少し難しく、米国株を買うようにネットで簡単に買うことはできません。

欧州株が買える証券会社

大手証券会社および大手ネット証券で欧州株取引のネット取引に対応した証券会社は2023年1月時点では野村證券のドイツ株(42銘柄)のみです。

基本的には欧州株は大手証券会社などの窓口で買うことになります。

大手5社(野村證券大和証券SMBC日興証券みずほ証券・三菱UFJモルガン・スタンレー証券)ともに窓口での欧州株の取引は取扱はあるようですが、取扱銘柄などが公式サイト上に掲載されておらず、手数料(委託手数料や国内取次手数料などいろいろかかります)も各証券会社によって違います。

そのため、買いたい会社の株が買えるか、手数料はどのくらいかなど、それぞれの証券会社に問い合わせてみてください。

ドイツ株は野村證券でオンライン取引可能

欧州株の中でもドイツ株は野村證券でネット取引ができます。

野村證券のオンライン取引ができるドイツ株は2023年1月の時点では42銘柄しか取扱いがありませんが、メルセデスベンツBMWフォルクスワーゲンなど有名な高級自動車メーカーの株は購入可能です。

手軽に分散投資ならフィデリティ・欧州株・ファンドなどの投資信託も

ドイツ以外の国の株も含めてヨーロッパの株に分散投資したいというニーズも多いと思います。

そんな場合はネット証券大手5社ともに扱っているフィデリティ・欧州株・ファンド(運用会社はフィデリティ投信)などに投資するのも一つの手ですね。

フィデリティ・欧州株・ファンドは、MSCI ヨーロッパ・インデックス(税引前配当金込/円ベース)をベンチマーク(運用目標)として、当該指数を上回る運用成果をめざす投資信託です(ベンチマークとの連動を目指すものではありません)。

個別株ならまずは米国株でオンライン取引に慣れる

簡単に手数料も安くネットで外国株を買いたいなら、欧州市場の株ではなく、まずはアメリカのニューヨーク証券取引所に上場している米国株を買うのがいいですね。

AppleGoogleなどの米国株はマネックス証券などのネットで米国株が買える証券会社で簡単に買うことができます。

いきなり証券会社の窓口で欧州株を買うというハードルの高い外国株取引の前に、まずはネット取引で簡単に買える米国株を買って外国の企業への投資に慣れておくといいと思います。

ある程度の外国株の経験があるほうが「欧州株取引でBMWやダイムラーの株を買いたい」と証券会社の窓口に行ったときにも話しやすいですからね。

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