VTIの買い方(購入方法)1株いくら?どうやって買うの?
※このページは米国ETFの「VTI」について書いています。日本の投資信託「楽天VTI」については楽天VTIのページを見てください。
「VTIを買ってみたい!いくらで買えるの?どうやって買うの?」
VTIは「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」に連動するように運用、つまり米国市場のほぼ全体に投資する米国ETFです。
正式名称は「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」です。
近年非常に高いパフォーマンスで話題の米国市場の全体に投資するETFとして有名なので「VTIを買いたい」という人は多いですね。
VTIはアメリカのETFなので、マネックス証券やSBI証券や楽天証券などの米国株取引ができる証券会社で株を買うことができます。どの証券会社で買えるかさえわかれば簡単に買えますよ。
日本語で取引ができるし、やり方さえわかれば簡単なので、このページではVTIの買い方(購入方法の手順)をわかりやすく解説していきます。
日本では楽天VTIが有名ですが、楽天VTIについては楽天VTIのページを見てください。
マネックス証券の公式サイトを見てみる
VTIの買い方(購入方法)
- 米国株が買える証券会社で口座を作る
- 株を買う資金を入金(日本円でOK)
- 米国株取引の画面を開く
- 「VTI」で検索
- 購入数や注文価格などを指定して注文
米国株が買える証券会社で口座を作ったら、VTIもすぐに買えますよ
1.米国株が買える証券会社の口座を作る
日本でVTIを買うには、マネックス証券などの米国株取引のできるネット証券等で購入します。
口座を作ったら株を買う資金(日本円でOK)を入金しておきましょう。
VTIは2023年9月末で212.41ドル。米国株は1株単位で買えるので、VTIは約3万円くらい入金しておけば買うことができます。
2.「VTI」で検索する
VTIはティッカー(日本株でいう証券コード)で正式名称は「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」です。
米国株取引の画面を開き、VTIで株価を調べたり発注をするのが確実です。例えばマネックス証券の外国株取引画面では以下のシンボルという部分に「VTI」を入力して買い注文や売り注文を出します。
米国株の注文画面が出て来ない場合は、画面右上のほうにある「注文」という緑のボタンを押すと出てきます。
3.株数や価格などを指定して注文する
あとは買いたい数量や金額指定(指値)などを入力して注文するだけ。やり方がわかれば簡単ですね。
VTIの最低売買単位は1なので、そんなに大きな資金がなくてもVTIを購入できます。
また、VTIは米国ETFの買付手数料が無料になるプログラムの対象銘柄に入っているので、マネックス証券・SBI証券・楽天証券ともに手数料無料で買うことができます。
関連記事
- SBI証券でのVTIの買い方
- 楽天VTIの買い方(日本の投資信託・つみたてNISA可)
VTIはいくらで買える?
VTIの価格は2023年9月末時点で212.41ドル。この時点でVTIは約3万円で買えます(1ドル140円で計算)。
また、VTIの日本の投資信託版と言える「楽天VTI」を100円から買える証券会社もあります。(楽天VTIに関しては楽天VTIのページを見てください)
VTIの今の価格はBloombergのサイトや、Googleで「VTI 価格」で検索しても見ることができます。
ただ、外国株を取扱している証券会社は少なく、特にネットで買える証券会社は少ないので(大手証券会社はほぼネット取引は非対応)、どこの証券会社で買えるかを紹介します。
VTIが買えるネット証券
VTIは以下の主要ネット証券5社全て取扱いがあります。
これだけあるとどこで買えばいいか迷いますよね。
マネックス証券・SBI証券・楽天証券はNISAでVTIを買うこともできますよ。
個人的なおすすめはマネックス証券(参考:マネックス証券の米国株が人気の理由を他社と比較)ですが、使いやすさは個人差があるのでいろいろな口座を作って実際に取引画面や情報・株価チャートなどを見てみるとよいと思います。
米国株取引ができる証券会社なら、全て日本語でVTIを買ったり情報を見たりすることができます。
ネット証券なら米国株取引の口座開設は無料で、口座を作ればツールなども使えてたくさん情報も得られるので、まずは口座開設の申し込みをしてみてください。
このページのVTIの買い方のところではマネックス証券の画面でVTIの買い方を説明しましたが、すでにSBI証券や楽天証券の口座を持っている人は、SBI証券と楽天証券でもVTIを買うことができます。
念のため米国株の口座開設の手順や銘柄の買い方へのリンクも載せておきます。
- 米国株取引の始め方や口座開設の手順
- 米国株の銘柄の買い方(口座開設後の流れ)
VTIはNISAでも買える?
VTIはNISAでも買うことができます。
ただし、米国ETFなのでNISAでVTIを買うことができるのは、マネックス証券や楽天証券などのNISAで米国株が買える証券会社だけになります。
銀行のNISAや別の証券会社でNISA口座を作った方は、2024年の新NISAに向けてNISAで米国株が買える証券会社に口座を作って金融機関変更の手続きをしておけば、新NISAでVTIを買うこともできますよ。
NISAで米国株が買える証券会社の口座開設のやり方はこちら。
また、米国株が買える証券会社のNISA口座でもVTIはつみたてNISAでは買えません。つみたてNISAの場合は2024年の新NISAになれば成長投資枠で買えるようになるのでしばらく待つか、つみたてNISAも対象の楽天VTIを購入するなどしましょう。
VTIと投資信託はどっちがいい?
VTIと似たような投資信託(楽天VTIなど)のどっちがいいか?はよく聞かれますが、少ない金額で買えて定期的に積立しやすいのは投資信託です。投資信託はネット証券なら毎月100円から買うことができるので、少額でも積立がしやすく、分配金の再投資も選べます。
対して運用コストが安いのはVTIなので、金額と運用コストを考慮したうえでご自身の投資スタイルと合わせて決めましょう。
ちなみにVTIは米国ETFなので、つみたてNISAでは買うことができません。そのため、つみたてNISAの場合は楽天VTIやeMAXIS Slimの全米株式などの、つみたてNISAでも買えて運用コストも安い投資信託を選ぶとよいでしょう。
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