1株からIPOに申し込める証券会社(単元未満株でIPO)

IPOに申し込みたいけど「資金が1万円しかない」というような少ない資金でIPOを狙っているから申し込める案件が少ないという人や、たくさんIPOに申し込んでるのに「全然当たらない」という人。

そんな人におすすめなのが、1株からIPOに申し込むことです。

普通はIPOは100株単位なので、抽選に申し込むのにもそれなりの資金が要るし、当選も100株ずつだと当選する人数も少なくなります。(証券会社への割り当てが1万株なら100人しか当たらない)

1株からIPOに申し込める(単元未満株でIPOに申し込める)なら、抽選に申し込むときに必要な資金は100分の1でいいので資金が少ない人でも抽選に参加できます。(1000円以下で申込める案件もけっこうあります)

また、1株ずつ当たる分当選者の数も多くなるので、100株ずつのIPOより当選しやすくなります。

そこで、このページでは1株からIPOに申し込める証券会社を紹介します。

■このページの内容

1株からIPOに申し込める「ひとかぶIPO」と「誰でもIPO」

結論から言うと、2021年9月の時点で1株からIPOに申し込める証券会社のは2社、ネオモバとPayPay証券の2社です。

と言っても、PayPay証券は今のところ取扱いがほぼ無いのでネオモバのひとかぶIPOが基本になります。

いずれも口座開設は無料で維持費などもかかりませんが、ネオモバは手数料代わりとなる月額のサービス利用料が220円(税込)かかります(その代わりに毎月Tポイントが200ポイントもらえて、停止の手続きをすれば月額利用料もかかりません)。

いずれも取扱銘柄の数は少ないですが、少ない資金でもIPOに挑戦できるのは嬉しいですね。

ネオモバの「ひとかぶIPO」

ネオモバの「ひとかぶIPO」は、2020年は11社取扱、2021年は9月時点で10社取扱しています。SBI証券のグループなので今後も取扱増が期待できます。

抽選方式は50%が完全抽選、50%が優遇抽選(以下参照)です。

IPOの申込期間が他社では抽選が終わった後、公募価格が決まった後に申し込めるため、資金の使いまわしも可能です。

また、これはあくまで予想ですが、ネオモバは口座数はそこそこ多いもののIPOに積極的な層とはユーザー層が違うこと、またアプリからしか申し込めないという制限もあるため申込者が少なく口座数の割に当選確率が高くなると予想されます。

ネオモバ(公式サイト)

PayPay証券の「誰でもIPO」

PayPay証券の「誰でもIPO」は、サービスとしては今もあるのですが、過去の取扱は1社だけ。2018年のソフトバンクのIPO以降は取扱いがありません。

そのため、基本的には1株ずつのIPOはネオモバが中心になると思います。

ただ、PayPay証券は大手のみずほ証券が株主になっていて、みずほ証券が主幹事となるIPOを取り扱う予定はあるそうなので、今後に期待です。(Bloomberg記事より)

PayPay証券(公式サイト)

1株単位でIPO抽選に申し込む方法

ネオモバ・PayPay証券の2社ともIPOに申し込むのはスマホのアプリからになります。

ネオモバの場合は「ネオモバ株アプリ」、PayPay証券は「誰でもIPO!アプリ」が必要です。パソコンからやウェブブラウザ上の取引では申込できません。

ネオモバの申込は「ネオモバ株アプリ」の右下のメニューから「IPO取扱一覧」を押すと、取扱中の銘柄一覧が出てきます。

銘柄名を押すと詳細画面に進み、申し込むことができます。

ネオモバはTポイントで株が買えるのですが、ひとかぶIPOはTポイントでは申し込めません。IPO用の資金は事前に入金しておきましょう。

メリットとデメリット(通常のIPOとの違い)

■1株ずつのIPOのメリット

1株ずつのIPOのメリットは少ない資金で抽選に参加できること、当選者の人数が多くなることです。

■デメリット

デメリットは当選しても大きな利益が見込めないこと。100株当たるのと1株当たるのの違いですね。そして、IPO取扱数が少ないことです。

■通常のIPOとの違い

1株ずつのIPOは単元未満株取引になるため、初値売りができません

売却注文ができるのは初値成立後の翌日から。また単元未満株なので約定は即時ではなく現物株とルールが異なります。

ネオモバの場合は注文した時間によって以下のタイミングで約定します。

注文時間 約定価格
0:00〜7:00 前場の始値
7:00〜10:30 後場の始値
10:30〜13:30 後場の終値
13:30〜24:00 翌営業日の前場の始値

※2021年9月時点の約定タイミングです