NISAやつみたてNISAの金融機関変更ができないと言われたとき
銀行や証券会社でNISAやつみたてNISAの金融機関変更ができないと言われたとき。
「なんで?解約しないように引き止められてる?」と思うかもしれませんが、NISAの制度上の問題で金融機関変更ができない場合があります。
わざわざ窓口まで行って「金融機関変更ができません」とならないように、変更のタイミングや条件などを知っておきましょう。
NISAの金融機関変更ができないときに確認すること
NISAの金融機関変更ができないときにまず確認することは、その年にNISA枠を利用したかどうかです。
その年のNISAで投資をしていなければ金融機関変更の手続はできます。
NISA枠を利用していた場合は、10月から12月までの間しか金融機関変更の手続はできません。これはどこの銀行でもどこの証券会社でも同じです。
NISA枠を利用していた場合にすること
NISA枠を利用していた場合は、9月までは変更の手続ができないので、10月になってから変更の手続をしましょう。
翌年の1月以降でも金融機関変更の手続きができますが、NISAで投資してしまうとまた10月まで変更の手続きができなくなるので気をつけましょう。
変更を保留した場合は積立の停止を忘れずに
「10月まで待たないと変更できないのか」と思って変更の手続を保留して、そのまま忘れていて翌年の1月以降になっても、NISAで投資していなければ金融機関変更の手続きができます。
ただ、NISAで投資してしまうとまた10月まで変更の手続きができなくなるので、つみたてNISAや一般NISAの投信積立などで毎月定期的に積立をしていると、翌年1月にNISAで投資してしまうので注意してください。
10月から12月の金融機関変更の手続き、もしくは1月の積立がされる前に積立の停止を忘れないようにしてください。
変更のタイミングは10月がポイント
その年のNISAで投資をしていなければ金融機関変更の手続はできます。
9月までに金融機関変更の手続をすれば、その年のNISAから新しい金融機関で始めることができます。
手続きをするのが10月以降の場合は、その年ではなく翌年からの変更になります。
まとめ:NISAの金融機関変更ができないときに確認すること
NISAの金融機関変更ができないときは以下の点を確認しましょう。
- その年にNISA枠を利用したか(利用の確認)
- 10月を過ぎているか(時期の確認)
以上を確認すれば、金融機関変更ができないということはなく、タイミングによって今年から変更か翌年から変更になるかもわかります。
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