純金積立や金・銀・プラチナ投資の始め方(買い方)

コロナショックで株式市場の相場が荒れ、純金積立などの金への投資が人気なので、金投資をする方法(買い方)をまとめてみました。

■このページの目次

金・銀・プラチナに投資する方法(買い方)

金・銀・プラチナの買い方(投資する方法)は、地金や金貨などを直接買うか証券会社で買うかの2つの方法があります。証券会社で買う場合には3つの買い方があります。

順に解説していきます。

地金や金貨などを直接買う

直接買うのは金貨や金の延べ棒(ゴールドバー)や金でできた置き物などの現物を直接買う方法です。田中貴金属などの地金屋が有名ですね。

ジュエリー店で純金のアクセサリを買うこともできますが、デザイン料などが加算されるので資産として保有する場合は割高になることが多く注意が必要です。

この場合、金は1kgで約620万円します。100gでも62万円(2020年3月31日の田中貴金属の税込小売価格で計算)。なかなか一般の庶民向けとは言えませんね。

私たちのような普通の一般人は証券会社を通じて少しずつ投資していくというやり方が一般的です。

補足:地金屋にある"金の置き物"は開運グッズ?

ちなみに金のバーなどには番号が振られていて、購入や売却をすると誰がどれだけ買ったかを税務署に管理されますが、アクセサリや置き物の場合は税務署に管理されずにこっそり金を保管できる(できた?今はわかりません)ため、金価格としては割高でも一部のお金持ちなどに買われていたようです。(ただの置き物としてプレゼントすれば贈与税を払わずに数百万の〇※△…)

今もそういうことができるのかはわかりませんが、なぜか地金屋には「これ誰が買うの?」というようなやたらと高い金の置き物が売ってたりするんですよね。いや、そんな裏の意図はなく金が好きだったり「開運グッズ」として買っている人がほとんどだと思いますよきっと笑。金は波動とか高そうですからね!

では、次は証券会社で金を買う(金に投資する)方法です。

証券会社で買う(金に投資する)

次は証券会社で金・銀・プラチナに投資する方法です。

金を直接買うのは1kgのバーでも数百万円するし、紛失や盗難のリスクもあるため、証券会社で金やプラチナに投資するほうが一般的です。

こちらは「直接投資・ETFを買う・投資信託を買う」の3つの方法があります。

  1. 直接投資(純金積立など)
  2. 金ETFを買う
  3. 投資信託を買う

直接投資(純金積立など)

直接投資は純金積立などが有名ですが、積立投資だけでなくスポット買いもできます。買った金を現物(金の延べ棒・ゴールドバー)に交換することも可能です(証券会社によってできないところもあります)。

投資できるのはSBI証券 楽天証券マネックス証券の3社で、野村證券や大和証券などの大手の証券会社ではできません。参考:金・銀・プラチナ投資や純金積立ができる証券会社の比較と取引方法

この3社のいずれかに口座を作っておけば、純金積立もできるし金ETFも買えるし金に関する投資信託も販売しているので、いずれの選択肢も選べるようになります。

金・プラチナ取引の口座(純金積立の場合に必要)の作り方は金・プラチナ取引の口座開設の流れのページを参照してください。

金ETFを買う

次は金・銀・プラチナに投資するETFを買う方法です。

ETFは株と同じようにリアルタイム取引ができ、どこの証券会社でも購入できます。金・プラチナ取引用の口座も必要なく、株と同じように買うことができます。

2020年4月時点で以下のETFがあります。

各ETF後ろの4桁の数字が証券コードです。数字をクリックするとJPX(日本取引所グループ)のパンフレットにリンクしています。証券会社で証券コードで検索すると購入画面や詳細を見ることができます。

上の3つのETF(1540・1541・1542)は「金の果実」シリーズというもので、一定以上購入すれば現物に変えることができます(※証券会社によって現物化はしてくれないところもありますので、現物化の予定がある場合は事前に証券会社に確認してください。例えば楽天証券は現物化できません)。

投資信託を買う

投資信託の場合は金に直接投資するのではなく、間接的に投資することになります。投資信託は証券会社に限らず、銀行などでも購入できます。

投資信託は株やETFと違って金融機関ごとに取扱商品が違います。例えばA社ではこれとこれが買えるけどB社ではこれしか買えない、ということが起こります。

そのため、金に関する投資信託の取り扱いがあるか、あるとしてもどのような商品なのかを詳しく知る必要があり、「金に投資したい」という場合は、商品によって投資の仕組みが異なり、複雑でわかりにくくなる可能性が高いので初心者のかたにはあまりおすすめしません。

いくらから投資できる?

■純金積立で購入する場合

純金積立で購入する場合、ネット証券なら月1000円から投資できて口座管理料などのコストもかかりません。

田中貴金属の場合は純金積立は月3000円からで、条件を満たさなければ年会費や口座管理料がかかります。

参考:金・プラチナ投資や純金積立ができる証券会社の比較

■金ETFや投資信託を購入する場合

金ETFを購入する場合は取引値(株価)+手数料が必要です。

ETFの手数料は株取引と同じで、証券会社ごとに異なり、「取引する金額」によって決まった手数料が買うときと売るときに発生します。

参考:証券会社の手数料の比較

ETFではなく投資信託で買う場合は上記の手数料ではなく、「商品ごと」に決まった手数料があるので注意が必要です。

■直接購入する場合

直接購入する場合は単価によりますが、なかなかハードルも高いと思います。

例えば大手の田中貴金属の店頭で直接購入する場合は、500g未満だと以下の別途手数料が発生します。(2021年4月時点の税込み手数料)

金・銀・プラチナに投資ができる証券会社はどこ?

金・銀・プラチナに投資ができる証券会社は、SBI証券・楽天証券・マネックス証券です。大手の野村證券や大和証券などではできません。

金地金大手の田中貴金属でも純金積立ができます。

それぞれの証券会社と、田中貴金属を手数料や取引条件などで比較したページもあるのでこちらも参考にしてください。

参考:金・プラチナ投資や純金積立ができる証券会社の比較

各証券会社の公式サイトや口座の作り方は以下のページを参照してください。

コロナショックで金投資の需要が高まっている

今、純金積立などの金への投資が人気ですが、人気の理由は金そのものが価値をもっているからです。

お札(お金)や株式、債券などは、万が一国や企業が破綻してしまえばただの紙切れになってしまいます。しかし、金をはじめとする貴金属は、そのもの自体に世界的に価値があります。

たとえば、仮に日本や米国がハイパーインフレになったとしても、純金の資産は他の外国に行けばそのまま資産として機能するわけです。

以上からわかるとおり、金への投資というのは資産を増やすためというよりは、資産を守るための投資というのが一般的です。

金の需要は装飾品だけじゃない

金はネックレスなどの装飾品として以外にも、錆びたり腐ったりすることがなく、高い電導性(電気を通しやすい)という金の特性があるため、コンピュータや携帯電話等の電子部品として使われています。

今後は新興国の経済発展によって、金の需要は更に伸びていくと予想されています。そういった背景もあるので、資産を守る対策の一つとして純金積立など金への資産の分散を考えておくのはとても賢い選択だと言えます。

もちろんすべての資産を金にする必要はないと思いますが、万一に備えたリスク対策として、少しだけでも純金積立を使っておくと良いのではないでしょうか。

 

関連記事:金・プラチナ投資や純金積立ができる証券会社の比較と取引方法