LINE証券の詳細やメリット・デメリット

LINE証券は2024年で終了します
LINE証券で株や投資信託を保有している方は
野村證券に移管されるのでご注意ください。

LINE証券ってどう?詳細やメリット・デメリット

今回はLINEで株の取引ができるLINE証券について、やってみた感じなどの情報を書こうと思います。

「元手0円で株」のCMが有名ですが、LINE証券は口座開設のときに、簡単な2問のクイズに答えて最大3株分の購入代金(3000円相当)がもらえるため、株を買うお金がゼロの人でも投資をスタートできるんです。(詳しくはLINE証券(公式サイト)を見てください)

LINE証券はLINEアプリから株が買える新しいスマホ証券で、1株から株を買える(数百円でも買える)ため、LINE証券で株デビューした人も多いようですね。

そんなLINE証券について、特徴や他の証券会社との違い、メリット・デメリットなどを解説します。

LINE証券のメリット・デメリット

まずはLINE証券のメリット・デメリットです。

メリット

■LINEから簡単に株が買える

LINE証券はLINEのアプリ上で取引ができます。新しくアプリをダウンロードやインストールする必要がなく便利です。

■少額で投資ができる(1株から買える)

株取引は通常は100株単位ですが、LINE証券は1株から買える単元未満株が買えます。そのため、投資する資金が少なくても株を買うことができます。(平均3000円程度、150円程度で買える株もあります)

■夜9時までリアルタイムで売買が可能

通常は1株から買える単元未満株では、買ったそのときの金額で取引ができません。決済タイミングが1日2回などと証券会社ごとに決まっていて、注文したときの株価で買うのではなく、数時間後や翌営業日など決済タイミングの株価で買うのが普通です。

LINE証券の場合は相対取引(OTC取引)といってLINE証券との直取引、つまり「LINE証券が持っている株を買う」ことができるので、1株単位で買う取引でもリアルタイムの値段で売買できるんです。

また、LINE証券との取引になるため、証券市場が開いていない15時以降でもリアルタイムで株を買うことができます。(平日21時まで)

しかも、夜間でもいちかぶ(単元未満株)で1株から買えます。(買える銘柄は限られています※夜間に買えるのはグループAの銘柄のみ)

ただし、相対取引では指値注文ができないため、その時に提示されている価格でその時にしか買えません。(仕事中などスマホから注文を出せない時には買えません)

■LINE Payで入出金ができる

LINE Payで入出金ができます。銀行振込での入出金も可能です。

デメリット

■未成年は口座開設できない

LINE証券は未成年は口座開設できません。

未成年のかたで株取引をしたい場合はLINE証券ではなく、未成年でも口座開設できるネット証券で口座を作りましょう。

■NISAは対応していない

LINE証券は税金対策になるNISAやiDeCoには対応していません。そのため、利益や配当金が出たらかかる約20%の税金からは逃れられません。

■1つの端末でしか取引できない

LINE証券は1つの端末でしか取引できません。

家ではPCで、外出先ではスマホで、というように複数の端末での取引はできません。(PCでの取引はできません)

機種変などで取引する端末を変更することは可能です。

LINE証券の口座の作り方

LINE証券の口座開設は、LINE証券(公式サイト)やLINEアプリから無料でできます。申込みは3分程度でできます

※申込書郵送での口座開設はできません。

口座開設に必要なものは以下の1か2のどちらかです。

  1. 個人番号カード(顔写真付き)
  2. 個人番号通知カード(顔写真なし)+運転免許証

スマホのカメラで撮影して提出するだけなので、上記の1か2のどちらかを準備しておけば申込みは3分程度でできます。

その後にLINE証券の審査や手続きなどがあるので、口座開設が完了するのは最短で申込みした翌営業日になります。

もっと詳しい手順(画面の画像付き)の解説はこちら>

LINEアプリからの口座開設の手順は以下のとおりです。

  1. LINEアプリのウォレットタブを開く
  2. LINE証券のアイコンをタップしてLINE証券を起動
  3. LINE証券トップの「口座開設(無料)」リンクをタップして申込み

あとは画面にしたがって入力を進めていくだけなので簡単です。

「元手0円で株」ってどういうこと?

LINE証券は「元手0円で株」のCMが有名ですが、LINE証券は口座開設のときに、簡単な2問のクイズに答えて最大3株分の購入代金(3000円相当)がもらえます。

1問正解で2株分、2問正解で3株分の購入代金がもらえるため、株を買うお金がゼロの人でもLINE証券なら最初に株がもらえる(購入代金がもらえる)から元手0円でもいきなり株主になれるんです。(詳しくはLINE証券(公式サイト)を見てください)

未成年でも口座開設できる?

LINE証券は未成年の口座開設はできないので、まだ未成年の人は20歳になるまで待つか、LINE証券ではなく未成年でも口座開設できるネット証券から選びましょう。

LINE証券のログイン方法や株の買い方

ログインは基本的に必要ありません。口座開設後にLINEアプリからLINE証券を起動すれば使えます。専用アプリのインストールも必要ありません。

  1. LINEアプリのウォレットタブを開く
  2. LINE証券のアイコンをタップしてLINE証券を起動

面倒な場合はスマホのホーム画面にLINE証券のアイコンを追加することもできます。

  1. タブバーの[メニュー(…のアイコン)]をタップ
  2. [ホーム画面に追加(+のアイコン)]をタップ

これでアイコンを作っておけばすぐにLINE証券を起動することができます。

LINE証券の手数料

LINE証券の取引手数料は現物取引(100株単位での通常売買)と、いちかぶ取引(1株単位でLINE証券から直接買う)で違います。

現物取引の手数料(100株単位での通常売買)

取引所取引では約定金額ごとに以下の手数料体系になっています。

※2023年4月10日時点の税込み手数料です

※同一日に同一注文で複数の約定となった場合は、約定代金を合算して手数料を計算

他のネット証券と手数料を比較 >

いちかぶ取引の手数料(1株ずつ買えるいちかぶ)

いちかぶ取引は手数料は無料ですが、「スプレッド」という実質的に手数料と同じコストがかかります。

「手数料」という名目ではお金を取らないけど、買うときや売る時に金額が上乗せされるのがスプレッドです。(良い悪いではなく、そういう「仕組み」です)

スプレッドはハイリスクハイリターンなFX取引ではおなじみの仕組みですね。

例えば株価300円の株なら買うときは301円、売る時は299円というように、実際の売買価格と差が開くのをスプレッドと言います。

スプレッドの例

この差額がスプレッドです。実質的に手数料がかかっているということですね。

上記の例の場合はスプレッド±1円、100円で1%のスプレッドの場合の計算です。

スプレッドが大きいほどコスト(≒手数料)が高いということですね。

LINE証券の場合は時間帯によって変わり、日中(9:00~11:20、12:30~14:50)は0.35%、昼休み・夜間(11:30〜12:20、17:00~21:00)は0.7%の取引コスト(スプレッド)がかかります。

LINE証券とLINEスマート投資の違い

LINEアプリの中には、LINE証券と似たものでLINEスマート投資というものがあります。

似ているので混乱しやすいですが、この2つは違います。

LINE証券とLINEスマート投資の違いは以下のとおりです。

買えるものが違うんですね。

「〇〇の株を買いたい」というように、決まった会社の株を買うにはLINE証券を使います。

このページのトップに戻る >

「テーマ投資」って何?「ロボアドバイザーって何?」という人は、それぞれ詳しくは以下の別ページの解説を見てみてください。

LINE証券のホームページは無いの?

パソコンやスマホ用のLINE証券のホームページ(公式サイト等)はこちらです。

基本的にLINEからアクセスして取引をするため、公式ホームページにアクセスすることはあまりないでしょう。

LINEアカウントやTwitterなどは情報収集のためにフォローしておいてもいいかもしれませんね。

LINE証券を使ってみた体験談(準備中)

体験談は現在準備中です。後日追記いたします。

その間、別の方の体験談のYoutubeを掲載させていただきます。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加