1株から株が買える証券会社(単元未満株やミニ株が買える)

通常は100株単位の株を1株ずつ買えるのが単元未満株取引です。買える証券会社と買えない証券会社があります

1株ずつ株を買うことができれば、少ない資金でも好きな企業の株主になれたり、いろんな株が買えたりします。

株取引は普通は100株単位で買うものですが、単元未満株は1株から、ミニ株(株式ミニ投資)は10株から株を買うことができます。

1株から株が買える単元未満株は、初心者の方がリスクを抑えるために少額で取引したい場合や、少しずつ買い増ししていく場合のほか、少ない資金でたくさんの銘柄を買うこと(例えば「AI関連の株を1株ずつ10銘柄くらい買う」ような買い方)もできます。

ここでは、単元未満株やミニ株の取引ができる証券会社やネット証券と、手数料などを紹介します。

■このページの内容

参考までに、前知識としてミニ株(株式ミニ投資)は単元の10分の1で取引ができ、単元未満株は1株単位で取引ができます。

単元が100株以上の銘柄でも1株から取引ができるのはミニ株ではなく単元未満株取引です。

単元未満株やミニ株が買える証券会社

単元未満株のほうがミニ株より少ない株数で取引ができて便利なので、現在はすでに多くの証券会社はミニ株の取扱を止め、単元未満株に移行しています。

現在大手証券会社やネット証券で「ミニ株」をまだ取扱しているのはSMBC日興証券くらいです。単元未満株は大手証券会社も主要ネット証券も取扱しているところが多いです。

ただ、大手証券会社は単元未満株はオンライン取引ができないところが多く、手数料も高いため、まずはオンライン取引ができる証券会社から紹介します。

単元未満株のオンライン取引ができる証券会社

オンラインで単元未満株の取引ができる証券会社は以下の11社です。※松井証券は売却のみなので「単元未満株を買いたい」という場合は10社です。

単元未満株はまめ株、S株、ワン株など、証券会社によって名前が違うのですが、内容は同じで1株から取引可能です。楽天証券では1株ずつ買えないなど証券会社によって取扱していない場合もあります。

※SMBC日興証券は単元未満株ではなくミニ株ですが、100円単位で買えるキンカブがあるため例外として入れています。

■店頭や電話でなら単元未満株が買える証券会社

証券会社はたくさんあるので大手証券のみです。中小の証券会社は各証券会社に問い合わせをしてください。

単元未満株(ミニ株)の手数料比較表

単元未満株(ミニ株)の手数料は、通常の株と手数料体系が違います。手数料を表にして比較してみましたので参考にしてみて下さい。

現在マネックス証券とauカブコム証券が同額で最安値ですが、7月5日からマネックス証券がワン株の買い手数料を無料になりましたす。

この表の画像←スマホ画面で表が見ずらい場合にご利用ください。

単元未満株(ミニ株)取扱のある証券会社の税込手数料の比較
←表は左右に動かせます← 最低手数料 手数料率
マネックス証券 (ワン株) 52円
※買いは無料
0.55%
実質0.275%
※買いは無料
auカブコム証券(プチ株) 52円 0.5%
SBI証券 (S株) 55円 0.55%
岡三オンライン証券(単元未満株) 220円 ※以下参照
※〜2万円:220円、〜3万円:330円、〜10万円:660円、以降10万円毎+660円
フォリオ(※テーマ投資 55円 0.55%
野村證券(店舗)(まめ株) 550円 1.43%
マルサントレード(単元未満株) 110円 0.88%
SMBC日興証券(株式ミニ投資) 一律770円
SMBC日興証券(キンカブ) 0.5%
実質0.25%
※買いは無料
松井証券(単元未満株)
※買付不可、売却のみ可能
なし 0.55%
ネオモバ なし 月額220円
LINE証券(いちかぶ) なし 日中:0.2~0.5%
昼休み・夜間:1.0%
2021年7月5日時点の税込手数料
※SMBC日興証券の株式ミニ投資は10株単位。約定代金2000円未満の場合は2.53%
※SMBC日興証券のキンカブは1注文の約定代金が100万円以上になる場合は売りも買いも1%
※SMBC日興証券のキンカブとLINE証券のいちかぶは手数料ではなくスプレッド
※オンライン取引の場合の手数料です
※ネオモバは手数料のかわりに「サービス利用料」として月の約定金額の合計で計算。約定金額合計50万円まで220円(税込)、300万円まで1100円(税込)など。
また、ネオモバは取引がない月でも手数料(サービス利用料)がかかります。

手数料で比較すると、マネックス証券のワン株とSMBC日興証券のキンカブが安いですね。

手数料率だとわかりにくいと思うので取引金額での例を挙げます。

より詳しい手数料比較表は単元未満株の手数料比較ページを参考にしてください。

参考までに、野村證券以外の大手証券会社は1株単位での単元未満株取引はオンライン取引不可で、手数料も店頭やコールセンターでの手数料と同じなので1株買う手数料だけで2000円以上かかる場合もあります。詳しくは手数料比較ページを参考にしてください。(2020年2月26日時点)

単元未満株の買い方

単元未満株で1株ずつ株を買うやり方は簡単です。マネックス証券の画面で実際に買う手順を解説します。

1株ずつ買う単元未満株の買い方の画面

注文発注画面で「ワン株注文」のタブを押すと、画面が「単元未満株 買い注文」という画面になり、株数が1株単位で指定できるようになります。

これで1株ずつ買うことができます。ワンクリックだけであとは通常の株の買い方と同じです。簡単ですね。

他の証券会社も同じような手順で買えるところが多いですが、ワン株、S株、プチ株などその証券会社独自の名前になっているので、自分が使う証券会社での単元未満株取引の名称は覚えておきましょう(単元未満の手数料比較表のところにも記載しています)。また楽天証券は1株ずつ買うことができないので注意してください。

意外と知らない?単元未満株取引の約定時間のルール

単元未満株やミニ株は、リアルタイムの株価で売買できるわけではありません。

当日の終値、前場の終値、後場の始値、注文日の翌営業日の始値など、証券会社ごとに単元未満株はどのタイミングの株価で約定するかが違います

また、注文受付時間も証券会社ごとに異なり、注文受付時間によってもどのタイミングの株価で約定するかが違う場合もあります。

例として、マネックス証券・SBI証券・岡三オンライン証券・auカブコム証券・SMBC日興証券の単元未満株の注文受付時間やどの値段で約定するかのルールを紹介します。

■SBI証券の場合

SBI証券は24時間注文を受付していて、注文時間によって約定タイミングが1日3回あります。その日の注文が前場や後場の始値や終値で約定することもあります。(参考:単元未満株(S株)

■マネックス証券の単元未満株取引の場合

マネックス証券は当日分は0時〜午前11時30分まで注文受付、11時30分から17時までは注文受付ができず、17時以降は翌営業日の注文となり、後場の始値での約定となります。(約定の反映は15時40分頃)

非営業日の注文は翌営業日の後場の始値で約定します。

■岡三オンライン証券の場合

岡三オンライン証券は、注文受付時間が0:00〜10:30と16:15〜0:00で、注文時間によって以下のタイミングで約定します。

■auカブコム証券の場合

auカブコム証券は24時間注文を受付していて、注文時間によって以下のタイミングで約定します。

■SMBC日興証券の場合

SMBC日興証券は、株式ミニ投資(オンライン取引可能)は午前5:00〜翌午前2:00、翌営業日の始値で約定します。

単元未満株(オンライン取引不可、買付は単元株にするための買付のみ受け付け)は14時までに注文すれば当日の終値で約定します。

単元未満株が100株になったらどうなるの?

「単元未満株を買い増していって100株になったらどうなるの?」

「株主優待はもらえるようになるの?何か手続きが必要なの?」

単元未満株を買い増して100株になった場合は、自動的に通常の単元株として扱われます。議決権や株主総会への参加、株主優待(100株以上が対象のもの)ももらえる権利が発生します

100株を超えた場合は、100株は通常の単元株として扱われ、残りが単元未満株として扱われます。(例:買い増して103株になった→単元株100株、単元未満株3株)

100株以上になったら特に手続きなどは必要なく、自動的に単元株を保有しているのと同じ状態になります。

単元未満株は100株になったらネオモバもSBI証券もマネックス証券もLINE証券も同様で、自動的に単元株を保有している状態になります。

単元未満株のときは配当金はもらうことができますが、株主総会への参加や議決権は無く、株主優待もほとんどは100株以上が対象なのでその場合はもらえません。

ただ、買い増して100株に達すると、株主優待も株主総会への参加も議決権も手に入ります。(※株主優待は必要株数が決まっているため、1株でももらえる会社もあれば100株では足りない会社もあります)

ミニ株と単元未満株の違い

ミニ株とは・・・株の売買は、「単位株」という取引をする最低単位が定められています。例えば単位株が100株の銘柄であれば、株価が1,000円だとしても

1,000円×100株=100,000円

10万円の資金がないと取引ができません。しかし、ミニ株ではこの単位株の10分の1の単位で株の取引ができます。

例えば単元が100株の銘柄なら10株単位で、単元が1000株の銘柄なら100株単位で取引ができます。ただ、現在は単元未満株が主流でミニ株はほとんどの証券会社で取扱がありません。

単元未満株とは・・・単元未満株は、「単位株」に満たない数の株を言います。ミニ株が単位株の10分の1(単位株が100株なら、10株単位)で取引ができるのに対して、単元未満株の取引ができるネット証券では、1株からの取引が可能です。

ミニ株は単位株の10分の1、単元未満株は単位株に関係なく1株から取引ができる、と覚えておいて下さい。

違いがわかれば「ミニ株って意味あるの?」と思うかもしれませんね。

はい、現在は単元未満株が主流でミニ株はほとんどの証券会社で取扱がありません。

大和証券が2018年6月にミニ株の取扱を止め、現在大手証券会社やネット証券でミニ株を取扱しているのはSMBC日興証券くらいです。

ミニ株は単元未満株の取引が無かった頃の昔の仕組みという感じですね。

株主優待の維持にも使える

また、株主優待で長期保有の優待などがある場合に、1株だけの保有で値動きリスクを抑えて株主番号を変えずに持ち続ける(優待の時期だけ買い増す)ために活用する方も多いですね。

また、銘柄によっては「全株主が対象」のものなど、単元未満株でも株主優待がもらえる企業もあります。

単元未満株より小さい 100円単位で買えるキンカブ

SMBC日興証券はミニ株(株式ミニ投資)は取扱っていますが、単元未満株の取扱いがありません。

しかし、SMBC日興証券には100円単位で買える”キンカブ”という独自のサービスがあります。

単元未満株よりさらに小さい単位で買えます。例えばオリエンタルランドの株価は2021年4月1日時点で1万円以上するので、単元未満株で1株買うのにも1万円以上の資金が必要です。

手数料だって株価1万円でも500円以上かかります(手数料率0.5%で株価1万円の場合)。

しかし、キンカブならオリエンタルランドの株も100円単位で買うことができるんですね。配当金も受け取れます。(買っている金額が1株の10分の1なら、1株配当の10分の1の金額)

キンカブの手数料(スプレッド)は、買いは約定代金100万円以下は無料、売りは0.5%です。(約定代金100万円超は買いも売りも1%のスプレッド)。

手数料(スプレッド)無料は100万円以下の場合で、100万円超の場合は買いも売りも1%の手数料(スプレッド)がかかりますが、まあ基本的に単元未満株やキンカブは少額取引のためなので100万円以上にはなかなかならないでしょう(そんな高額取引なら単元未満株など使わず普通に買ったほうが安いですからね)

買いのときも売りのときも手数料がかかる単元未満株より安いですね。

キンカブの詳細はこちら >

単元未満株を使った「テーマ投資」

単元未満株の仕組みを使った「テーマ投資」というサービスがあります。

株の銘柄を選ばなくても、「こういうテーマで選んでおきました」という感じで複数の銘柄に分散投資できるパッケージのようなサービスです。

初心者のかたはどの株を買えばいいか選び方がわからないということも多いですが、そんな場合はテーマ投資はおすすめです。

「面白そう」と思えるテーマがいろいろありますよ。

テーマ投資の詳細はこちら >

こうやって投資はどんどん身近になっていきますね。

 

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