ネオモバのメリット・デメリットや他社と比べたおすすめポイント

SBIネオモバイル証券

今回はTポイントで株の取引ができるというスマホ証券「ネオモバ」(SBIネオモバイル証券)を紹介します。

ネオモバはTポイントで投資ができる新しいスマホ証券で、1株から株を買えて、500円以下(500ポイント以下でもOK)でも株主になれるため、ネオモバで株主デビューする人も多いようですね。

Tポイントで株が買えるので、Tポイントを経由してANAマイルを株に換えることもできます。

もちろんTポイントだけでなく現金での購入もできますし、「ちょっとずつ何度も買う」という取引をする場合には手数料はかなり割安になります。

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)公式サイト >

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ネオモバのメリット・デメリット

ネオモバのメリット・デメリットです。2019年8月時点の情報なので、制度の変更等で変わる場合があります。

メリット

ネオモバのメリットは、Tポイントで投資ができること、Tポイントを毎月200ポイントもらえること、少額で投資ができること、取引によっては手数料が割安なことです。

■Tポイントで投資ができる

Tポイントで投資ができるのはネオモバが初です。(現在はSBI証券等でも可能)

■毎月200ポイントの期間固定Tポイントがもらえる

ネオモバは毎月200ポイントの期間固定Tポイントがもらえます。ネオモバのみで使える期間固定Tポイントですが、この期間固定Tポイントを使って株を買うことができます。(サービス利用料には使えません)

■少額で投資ができる(1株から買える)

1株から買える単元未満株の制度を使っているため、少額で株主になれます。

株価500円の会社なら、500円の資金またはTポイントが500ポイントあれば株主になれます。

■1株からIPOに申込できる

ネオモバは1株からIPOの抽選に申し込みができます。(2021年9月時点で1株単位でIPOに申し込めてIPO案件の取扱があるのはネオモバだけ)

通常は100株単位で資金もたくさん必要、当選人数も少ないIPOですが、ネオモバは1株単位で申込めるので資金が少ない人でもチャンスがあり、100株ずつと1株ずつの差がある分、当選する人数も増えます。

詳しくはIPOカテゴリ内の1株ずつIPOに申し込める証券会社を参照してください。

■手数料がかなり割安

こちらは取引のしかたによりますが、ちょっとずつ何度も買うという取引をする場合には手数料はかなり割安になります。

SBIネオモバイル証券の手数料は定額制で月額200円(税込220円)から。期間固定Tポイントを毎月200ポイントもらえるので、実質的に消費税分の20円で取引し放題のようなイメージです。(※サービス利用料には充当できないため、期間固定Tポイントで株を買って相殺した場合の計算です)

一派的なネット証券で1株ごとに買える単元未満株で何度も取引をしたら、手数料はかなり高くなります。

例えば単元未満株では普通は1回の取引または1日の合計金額ごとに手数料がかかります。最低手数料が48円の証券会社なら、月に10回取引したら最低でも480円、手数料率が0.5%で約定代金が50万円なら1回で2500円の手数料です。

単元未満株より手数料率が安い100株単位での証券会社の手数料比較を見ても割安です。

ネオモバの手数料は1ヶ月の約定金額の合計での計算なので、小さい金額で何度も買ったり売ったりする場合かなり割安に取引ができます。

デメリット

デメリットは、NISAに対応していないこと、株式以外の投資商品に対応していないこと、そしてクレジットカードの登録が必要なことです。

■NISAには非対応

ネオモバは税金対策になるNISAやiDeCoには対応していません。そのため、利益や配当金が出たらかかる約20%の税金からは逃れられません。

■株とロボアドバイザーのみ

また、対応しているのは国内株式とロボアドバイザーのみなので、外国株を買うことや投資信託を購入することはできません。

■クレジットカードの登録が必要

こちらは気にしない人は関係ないですが、嫌な人や面倒だという人も多い項目です。

ネオモバでは毎月のサービス利用料(税込220円〜)の引き落としはクレジットカードになるため、ネオモバで取引を行うにはクレジットカードの登録が必要です。これは今までのネット証券には無いパターンですね。

クレジットカードで株が買えるわけではなく、投資の資金の入金は銀行での入金が必要で、サービス利用料(月額制の手数料)の支払いにクレジットカードが必要という面倒なことになっています。

■取引がない月でもサービス利用料がかかる(停止も可能)

ネオモバでは取引ごとの手数料がかからないかわりに毎月のサービス利用料(税込220円〜)がかかり、取引がない月でも220円(税込)がかかります。(※株の購入に使えるTポイントが毎月200ポイントもらえるので、実質20円ですね)

ただし、前月中(月内最終営業日の15:00前)に一時停止手続きをしておけば翌月からサービス利用料を止めることができますし、一時停止中でも「やっぱり今買いたい」と思ったら普通に買うことができます(購入すると一時停止が解除されその月からサービス利用料が発生する仕組みです)。

「今月は買いたい株がなかった」というときに後から「やっぱり今月から停止したい」ということはできません。

ただし、買わなかった月のサービス利用料は220円(税込)で、毎月の付与ポイントも200ポイントあるので、200円くらいの株を1株買っておけば200円まるまる損したことにはならないと言えるのではないでしょうか。

ネオモバの手数料(月額のサービス利用料)

ネオモバの手数料は、「取引ごとにいくら」ではなく、1ヶ月の約定代金の合計額で計算する月額の「サービス利用料」になります。

約定代金の合計額 月額利用料
(税込手数料)
50万円以下 220円
300万円以下 1,100円
500万円以下 3,300円
1000万円以下 5,500円
以降100万円ごと +1,100円

取引ごとの手数料はかからず、1ヶ月の約定金額の合計による定額制での取引になります。

月のサービス利用料は一番安い1ヶ月の約定代金の合計50万円以下の場合なら220円(税込)。

毎月200ポイントの期間固定Tポイントがもらえるので、この場合はそのポイントで株を買えば実質的には消費税分の20円で取引できるようなものですね。(Tポイントはサービス利用料に充填できないため、取引して相殺した場合の計算です)

取引がない月でもサービス利用料はかかります。ここは注意が必要ですね。

ただ、「一時停止手続き」はできるので、月内最終営業日の15:00前に一時停止しておけば翌月からサービス利用料はかかりません。(一時停止中は毎月の200ポイント付与もなくなります)

約定タイミングは通常の証券会社と異なる

ネオモバは単元未満株専用なので、約定もリアルタイムではなく単元未満株の約定タイミング(証券会社によって異なる)になり、ネオモバの場合は以下の時間で約定します。

注文時間 約定価格
0:00〜7:00 前場の始値
7:00〜10:30 後場の始値
10:30〜13:30 後場の終値
13:30〜24:00 翌営業日の前場の始値

※2021年9月時点の約定タイミングです

運営しているSBIネオモバイル証券について

ネオモバを運営する株式会社SBIネオモバイル証券は、ネット証券最大手の「株式会社SBI証券」と、TポイントやTSUTAYAのカルチュア・コンビニエンス・クラブの子会社「CCCマーケティング株式会社」が共同出資で2018年10月30日に設立した会社です。

SBIネオモバイル証券
公式サイトはこちら ⇒SBIネオモバイル証券

 

Tポイントカードを持ってる、Tポイントはそこそこ貯まってるけど、使い道がなくて余ってるという方は、Tポイントを使って株デビューしてみるのはいかがでしょうか。

ネオモバはTポイントで株を買える証券会社です。Tポイントで株を買いたい場合は、Tポイント利用手続き(Tカードとの紐付け)を行いましょう。Tポイント利用手続きのやり方(ネオモバ公式サイト)

 

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