シンガポール株の買い方・買える証券会社や口座開設方法

シンガポールのマリーナサンベイズ
最近は日本株だけでなく外国株の取引が流行してきていますが、シンガポールの株式も取引をすることができます。
シンガポールといえばマリーナサンベイズなどが有名で、富裕層率で世界No.1の超リッチ国ですね。
シンガポールは「先進国」と「新興国」の良い点を合わせ持つ国です。
シンガポールは国土も小さく、人口も日本の4%弱と、国力としては決して恵まれているとは言えませんが、国民一人あたりのGDPは日本やドイツなどの先進国と同程度の水準であり、質の高い社会として安定しています。一方で、シンガポールの経済成長率を見ると新興国と同じ水準となっています。
海外の企業を積極的に誘致するための「ビジネスインフラ」が整っていることで世界から注目を集めています。企業活動の活性化の国策によって法人設立コストが低く、法人税率控除などの優遇制度が設けられています。
また東南アジアの中心に位置していることで、日本、中国、インド、東南アジアなどのアジア各国に対しての物流・輸送機能が非常に強いため、地理的な優位性もあり、アジアの中でも非常に有望な国と位置づけられています。
日本語でできる!シンガポール株の買い方
実は、シンガポール株つまりシンガポールの上場企業の株は日本の証券会社でも買うことができます。シンガポールの公用語である英語やマレー語がわからなくても、日本語でもシンガポール株が購入できるんです。
シンガポール株の取引ができる証券会社の口座を持っていれば、シンガポールテレコムやシンガポール航空などのシンガポール証券取引所(SGX)に上場した企業の株を買うことができます。
日本でシンガポール株式の取引を始めるには
日本でシンガポール株式の取引ができる主要ネット証券は、SBI証券 と楽天証券です。(シンガポール人の方でも口座開設できます)
ここではSBI証券でのシンガポール株取引の始め方の流れを説明していきます。
シンガポール株式の口座開設の流れは以下の3ステップです。
- 日本株の口座開設
- 外国株取引の申込み
(最短で申込後すぐ取引可能) - 取引開始(注文可能)
順番に見ていきましょう。
1.まずは日本株の口座開設
まずは日本株の取引口座を開設し、IDとパスワードを取得します。
口座開設はSBI証券のWEBサイトから無料でできます。
SBI証券や楽天証券は日本に住む外国籍の人でも口座開設ができるので、シンガポール国籍の人やその他の国籍の人でも日本でシンガポール株取引をすることができます。
口座開設は無料なので、まずは申し込みをしてみて下さい。
SBI証券 (公式サイト)
SBI証券の口座開設の手順はこちら>
外国籍のかたの口座開設の注意点>
2.外国株式取引の口座開設の申込み
日本株の口座開設が完了してIDとパスワードを手に入れたら、SBI証券のホームページにログインし、外国株取引のページの「今すぐ外国株式口座開設!」ボタンから、外国株式取引の口座開設の申込みをします。
「外国株式」にマウスを乗せ、出てきたメニューの「口座開設・お取引までの流れ」をクリック。
「今すぐ外国株式口座開設」のボタンが出てくるのでクリックして申し込みをすれば、最短で申し込み完了と同時に外国株式取引口座の開設が完了します。
外国株式も口座開設・管理手数料は0円!画面の手順に従って進めていくと、口座開設の申し込みはわずか4クリックで完了します。
3.シンガポール株取引開始
シンガポール株式の口座開設が完了したら取引開始できます。
SBI証券のシンガポール株取引では日本円での取引かシンガポールドルでの取引かを選ぶことができます。
※シンガポールドルで取引をする場合は為替取引でシンガポールドルに替え、その資金を使ってシンガポール株式の取引が可能になります(シンガポールドルでの取引では取引の都度為替スプレッドがかかりません)。
※日本円で取引をする場合はシンガポールドルに為替交換をする必要なく日本円の買付余力から決済ができます(日本円の場合は取引の都度為替スプレッドがかかります)。
シンガポール株を買うのは難しい?
買った経験がないと難しそうに感じるシンガポール株ですが、SBI証券か楽天証券で買えるとわかれば日本株とそんなに変わりません。
株取引の基礎が分かっていれば簡単ですよ。
難しく考えず、まず少額で買ってみると感覚がつかめますよ。
シンガポール株取引の手数料および為替スプレッド
手数料および為替スプレッドは楽天証券・SBI証券共に同じですが、最低手数料は楽天証券のほうが安いです。
楽天証券のシンガポール株取引手数料(税込)
- 取引手数料: 約定代金の1.1%
- 為替スプレッド: ±83銭
- 最低手数料: 550円
- 電話取引の場合は上記+2200円
SBI証券のシンガポール株取引手数料(税込)
- 取引手数料: 約定代金の1.1%
- 為替スプレッド: ±83銭
- 最低手数料: 30.8シンガポールドル
※1シンガポールドル82.22円計算で約2532円
※売却代金が最低手数料に満たない場合は約定代金の55%(税込)が手数料
現地手数料やその他諸費用はかかりません。ただし、日本円で取引をする場合は取引の都度為替スプレッドが発生します。シンガポールドルでの取引の場合は発生しません(シンガポールドルでの取引は事前に「円⇒シンガポールドル」の為替取引をしておく必要があります)
※2022/11/1現在の手数料です。最新情報はSBI証券 公式サイトにてご確認下さい。
シンガポール証券取引所(SGX)上場の代表銘柄が取引できます
シンガポール証券取引所(SGX)上場のうち、SBI証券の選定した約40銘柄(2018年7月1日現在)が取引できます。(シンガポールを代表するシンガポール航空、ケッペル、シンガポール テレコム、DBSグループ、ウィルマー インターナショナルなど)
取引時間
シンガポール市場の立会時間中はリアルタイムで取引が可能です。
シンガポールの証券取引所の立会時間 月曜日〜金曜日(祝日を除く)
- [プレオープニングセッション1]
9:30〜10:00(現地時間8:30〜9:00) - [前場]
10:00〜13:00(現地時間 9:00〜12:00) - [プレオープニングセッション2]
13:00〜14:00(現地時間12:00〜13:00) - [後場]
14:00〜18:00(現地時間 13:00〜17:00)
※注文の受け付けは18:00〜20:30(日本時間)を除きシンガポール営業日には受け付けています。
NISA口座や特定口座にも対応
SBI証券・楽天証券ともにはNISA口座が外国株にも対応しているため、NISA口座でシンガポール株式に投資することも可能です。
また特定口座に対応しているため、「源泉徴収あり」を選択すればシンガポール株式の取引でも自分で確定申告をする必要がありません。
その他の外国株取引も可能
SBI証券では、シンガポール株のほかにも日本株はもちろん、米国株(アメリカ)や中国株、また韓国株、ロシア株、ベトナム株、インドネシア株、タイ株、マレーシア株など、様々な外国株の取引もできます。
日本株の取引手数料も安く、外国株の種類も豊富なSBI証券 を使って色々な外国株に挑戦してみて下さい。まずは公式サイトを見てみて、口座開設(無料)を申し込みしてみて下さい。
SBI証券
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