早い段階から投資の経験を積んでおこう!と21歳で株式投資を始めた大学4年生の投資体験談です。

インフレを考えると貯蓄は必ずしも安全な手段ではない

現在大学4回生で、投資を始めたのは21歳の時です。投資歴は約1年、投資対象は株式のみです。

株式投資を始めようと思ったきっかけは、インフレ(デフレ)によって円の実質的な価値は変動するため、貯蓄が必ずしも安全な手段ではないと考え始めたからです。

また、「お金に働いてもらう」といった考えを書籍を通じて学び、早い段階から投資の経験を積むことで、後々より大きな資金を投資することになっても上手く運用できるようになると考えたのがきっかけです。

初めて証券会社に入金した投資資金は10万円

私が初めて証券口座を開設した時、入金できたのはたったの10万円でした。

「株の元本は最低でも100万円は必要だ」と耳にしたこともありましたが、大学生の私にとって10万円は非常に大きく、得体の知れない世界に放り込むにはあまりに大き過ぎるようにも思え、不安に感じていました。

そうした不安を解消するためにも、投資先以上に株のノウハウを勉強していたように思います。

最も不安だったことはやはり「損失を被ること」です。

元本を丸々全て失うんじゃないか、最悪0円になるどころか借金まで負わされて…といった不安が非常に大きかったです。

もちろん、投資先企業が倒産したり、株価がほぼ0にまで下がったりしない限り元本が0円になることはありませんし、信用取引ではなく現物取引をしている限り借金を追うことはありません。

しかし、こうした知識がつくまでは何をやるにもおっかなびっくりで、投資の不安はとにかく損失に関することばかりでした

私は元本が10万円だったので、大型株はもちろん、正直買える株はかなり限られてしまっていたので、投資先や証券会社の選択で迷うことはあまりありませんでした。

不安や迷いは一過性、経験として乗り越えていかなければ

不安はたくさんありましたが、不安以上に目的が大きかったです。

早期に投資をすることで経験を積み、いずれ大きな金額を運用できるようになるといった目標があったため、上記のような不安や迷いは一過性、経験として乗り越えていかなければならないと考えたからだと思います。

少額で始めたことがよかった

それともう一点、少額投資で始めたことも1つだと考えられます。

仮に、10万円と100万円で投資を始めた2人が同じ1株1000円の株を100株ずつと1000株ずつ購入したとします。その株の価格が100円下がった際、前者の損失は1万円、後者は10万円です。

私の感覚ですが、1万円ならまだ諦めがつくとしても、初心者のうちに10万円を失ったとしたら、2度と投資を行う気はしないと思います。

この諦めがつく範囲で始めたことも不安の解消に役立ちました

初めて購入した日産自動車で約5000円の利益が!

私が初めて得られた結果は、初めて購入した日産自動車のキャピタルゲインです。

ほとんど何もわからず、よくわからないまま購入したため、毎日徐々に上昇する株価を呆然と見つめていましたが、比例して増えていく利益に妙な興奮を覚えました。

当時はアベノミクスや日銀の買い支えなどもあり、今思うとかなり地合いもよく、ちょうど配当の出る前で上昇傾向だったため運が良かったのだと思います。

そんなことも知らずに、自分はもしかしたら投資の天才かも知れない!なんて馬鹿げたことを考えながら、50円ほど上昇したところで利確し、税引き前約5000円の利益を得ました。

この時は本当に嬉しかったのですが、特に何の労力もかけることなく当時にしては大金の5000円を稼げてしまったことに若干の怖さを覚えました。

「ミクロ」な視点から「マクロ」な視点で世界を見ることができるようになった

10万円をたった1年投資しただけですので立派なことは言えませんが、ただただ面白いなと思うばかりです。

投資し始めたばかりの頃は、企業のブランド力が株価を上下し、そこに投資するものだと考えていました。

しかし現在では、企業とその事業、そこで働く人々はもちろん、日本や世界の経済・ニュースといった様々な力が株価を動かしていると気づき、投資の奥深さに魅了されました。

少しカッコつけた言葉を使うと、「ミクロ」な視点から「マクロ」な視点で投資を、世界を見ることができるようになったということです。

現在ももちろん投資で損をすることは怖いですし、利益を得たいと思います。しかし、それと同等以上に、投資を通じて多くのことを学びたいと今は考えています。

投資を始めるときは無理はせず、少額から始めてみることをお勧めします。

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