タイ株の買い方・買える証券会社や口座開設方法
タイの株が日本でも買える!
最近は日本株だけでなく外国株の取引が流行してきていますが、タイの株式も取引をすることができます。
タイは、1990年代に入ってから香港や韓国、台湾、シンガポールに続く5番目の新興工業経済地域になるとまで言われてきました。
2011年の大洪水でタイの経済は大きな影響を受け、実質GDP成長率を2%押し下げられたとも言われています。しかし、比較的早い段階で復興の兆しが見え始め、タイ経済は短期間でV字回復を遂げています。
日本語でできる!タイ株の買い方
実は、タイ株つまりタイの上場企業の株は日本の証券会社でも買うことができます。タイ語がわからなくても、日本語でもタイ株が購入できるとなれば、自分にもできると思いませんか?
タイ株取引の始め方は、やり方さえわかってしまえば簡単に取引ができます。タイ株の取引ができる証券会社の口座を持っていれば日本語でタイ証券取引所(SET)に上場したタイの上場企業の株を買うことができます。
日本でタイ株式の取引を始めるには
日本でタイ株式の取引ができる主要ネット証券は、SBI証券 と楽天証券です。(タイ人のかたも口座開設できます)
ここではSBI証券でのタイ株取引の始め方の流れを説明していきます。
タイ株式の口座開設の流れは以下の3ステップです。
- 日本株の口座開設
- 外国株取引の申込み
(最短で申込後すぐ取引可能) - 取引開始(注文する)
順番に見ていきましょう。
1.まずは口座開設
まずは日本株の取引口座を開設し、IDとパスワードを取得します。
口座開設はSBI証券のWEBサイトから無料でできます。
SBI証券は日本に住む外国籍の人でも口座開設ができるので、タイ国籍の人やその他の国籍の人でも日本でタイ株取引をすることができます。
口座開設は無料なので、まずは申し込みをしてみて下さい。
SBI証券 (公式サイト)
SBI証券の口座開設の手順はこちら>
外国籍のかたの口座開設の注意点>
2.外国株式取引の口座開設の申込み
日本株の口座開設が完了してIDとパスワードを手に入れたら、SBI証券のホームページにログインし、外国株取引のページの「今すぐ外国株式口座開設!」ボタンから、外国株式取引の口座開設の申込みをします。
「外国株式」にマウスを乗せ、出てきたメニューの「口座開設・お取引までの流れ」をクリック。
「今すぐ外国株式口座開設」のボタンが出てくるのでクリックして申し込みをすれば、最短で申し込み完了と同時に外国株式取引口座の開設が完了します。
外国株式も口座開設・管理手数料は0円!画面の手順に従って進めていくと、口座開設の申し込みはわずか4クリックで完了します。
3.タイ株取引開始
タイ株式の口座開設が完了したら取引開始できます。
SBI証券のタイ株取引では日本円での取引かタイバーツでの取引かを選ぶことができます。
※タイバーツで取引をする場合は為替取引でタイバーツに替え、その資金を使ってタイ株式の取引が可能になります(タイバーツでの取引では取引の都度為替スプレッドがかかりません)。
※日本円で取引をする場合はタイバーツに為替交換をする必要なく日本円の買付余力から決済ができます(日本円の場合は取引の都度為替スプレッドがかかります)。
タイ株を買うのは難しい?
買った経験がないと難しそうに感じるタイ株ですが、SBI証券か楽天証券で買えるとわかれば日本株とそんなに変わりません。
株取引の基礎が分かっていれば簡単ですよ。
難しく考えず、まず少額で買ってみると感覚がつかめますよ。
タイ株取引の手数料および為替スプレッド
手数料および為替スプレッドは楽天証券・SBI証券共に同じですが、最低手数料は楽天証券のほうが安いです。
楽天証券のタイ株取引手数料(税込)
- 取引手数料: 約定代金の1.1%
- 為替スプレッド: ±8銭
- 最低手数料: 550円
- 電話取引の場合は上記+2200円
SBI証券のタイ株取引手数料(税込)
- 取引手数料: 約定代金の1.1%
- 為替スプレッド: ±8銭
- 最低手数料: 837.1タイバーツ
※1バーツ3.5円計算で約2930円
※売却代金が最低手数料に満たない場合は約定代金の55%(税込)が手数料
現地手数料やその他諸費用はかかりません。ただし、日本円で取引をする場合は取引の都度為替スプレッドが発生します。タイバーツでの取引の場合は発生しません(タイバーツでの取引は事前に「円⇒タイバーツ」の為替取引をしておく必要があります)
※2022/11/1現在の手数料です。最新情報はSBI証券 公式サイトにてご確認下さい。
タイ証券取引所(SET)上場の代表銘柄が取引できます
タイ証券取引所(SET)上場のうち、SBI証券の選定した約40銘柄が取引できます。(タイを代表するサイアムセメント、タイ石油公社、サイアム商業銀行、アドバンスト インフォサービス、タイ石油開発公社など)
取引時間
タイ市場の立会時間中はリアルタイムで取引が可能です。
タイの証券取引所の立会時間 月曜日〜金曜日(祝日を除く)
- [プレオープニングセッション1]
11:30〜12:00 (現地時間9:30〜10:00) - [前場]
12:00〜14:30 (現地時間10:00〜12:30) - [プレオープニングセッション2]
16:00〜16:30 (現地時間14:00〜14:30) - [後場]
16:30〜18:30 (現地時間14:30〜16:30)
※注文の受け付けは18:30〜20:30(日本時間)を除きタイ営業日には受け付けています。
NISA口座や特定口座にも対応
SBI証券・楽天証券ともにはNISA口座が外国株にも対応しているため、NISA口座でタイ株に投資することも可能です。
また特定口座に対応しているため、「源泉徴収あり」を選択すればタイ株の取引でも自分で確定申告をする必要がありません。
その他の外国株取引も可能
SBI証券では、タイ株のほかにも日本株はもちろん、米国株(アメリカ)や中国株、また韓国株、ロシア株、ベトナム株、インドネシア株、マレーシア株、シンガポール株など、様々な外国株の取引もできます。
日本株の取引手数料も安く、外国株の種類も豊富なSBI証券 を使って色々な外国株に挑戦してみて下さい。まずは公式サイトを見てみて、口座開設(無料)を申し込みしてみて下さい。
SBI証券
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