楽天証券で1株ずつ買えるかぶミニ®の評判（単元未満株・ミニ株の買い方）
最近は楽天証券が人気なので、楽天証券で口座開設をした人からこのような質問をよく受けるようになりました。
楽天証券で1株ずつ株を買うのは「かぶミニ®」でできますよ。
1株から株を買える「単元未満株取引」や、10株ずつ買える「ミニ株」という制度がありますが、楽天証券は単元未満株が買える「かぶミニ®」があります。
ミニ株（10株単位）は今は取扱している証券会社がほとんどない昔の制度なんですが、「1株ずつ買える＝ミニ株」と思っている人が多いようです。
かぶミニ®の評判やメリット
楽天証券のかぶミニ®は評判が良いです。今まで楽天証券では100株単位でしか取引できなかったのが、1株単位で買いやすくなりました。
また、かぶミニ®はコストが安いというのも良いです。
楽天証券のかぶミニ®は、買いの手数料が無く、売りの手数料は11円、そこに0.22％のスプレッドが加算されます。
このスプレッドが実質的な手数料の代わりになります。
他社の単元未満株取引と比べて高いかどうかですが、安い水準だと言えます。
他社では単元未満株の売買は52円〜55円という最低手数料を設けているところが多く、この最低手数料を下回る金額の取引の場合は楽天証券が安いですね。
1株ずつコツコツ買っていくという場合は、買い手数料無料のところもありますが、その場合でも売るときの手数料を比較して考えると、楽天証券のかぶミニ®のコストは安いと言えます。
参考：単元未満株の手数料比較表。
1株単位で株を買いたい場合はかぶミニ®で
楽天証券で1株単位で株を買いたい場合は、購入画面で「かぶミニ（単元未満）」を選びます。
1株単位で買えると資金が少ない人でもいろいろ買えてかなり楽しくなります。
1株単位で少額で株を買いたい場合は、楽天証券で注文をするときに「かぶミニ（単元未満）」というところを押して買いましょう。
楽天証券で1万円で買える株はどのくらいある？
今まで楽天証券だと100株未満では買えなかったので、1万円で買える株は株価が100円以下のものだけでした。楽天証券のスクリーニング機能を使って1万円以内で買える株を検索してみると、143件しかありませんでした。そのうち96件はETFなので、株の個別銘柄は47件しかありませんでした。（※2021年8月2日時点の検索結果です）
楽天証券以外の1株ずつ買える証券会社なら株価が1万円以下の銘柄は1万円で買うことができます。
同じく楽天証券のスクリーニング機能を使って100万円以内で買える株（1株単位で買える証券会社なら1万円で買える）を検索してみると、個別銘柄だけで3801件ありました。
しかし、かぶミニ®で1株ずつ買えるようになったので、資金が少ない人でも選択肢が大きく広がりましたね。
かぶミニ®はメリットがたくさん
1株単位で買えると、単元取引（100株単位）の100分の1の資金で買えるので、いろんな株をたくさん買って分散投資をしたり、100株ではとても手が出ないような株価の高い株を買えるようになり、取引の幅が広がって楽しくなります。
また、100株単位だとどうしても金額が大きくなるため、株価の値動きでメンタルがブレやすくなってしまいます。株価が気になって仕事に集中できない人とか多いですよね。
一方で1株単位なら、多少株価が動いても利益や損失が大きくならず、冷静に取引を楽しむことができます。
例えば株価1000円なら100株で10万円、10%下がれば1万円の損失です。同じ株価1000円でも1株だけ買ったなら10%下がっても損失は100円です。
初心者にはそっちの方が向いています。
株価が上がった時も同じです。100株単位だと「もっと上がれ！今いくらだ！？」と常に株価が気になります。1株単位だと「あー上がったね」くらいでそこまで気になりません。
1株単位のほうが仕事にも影響なく、取引も冷静にできます。だから初心者にはそっちの方が向いています。
冷静でない時の取引は間違った判断をしやすく、またそういう時の取引は投資の経験値にならないですからね。
そういった意味で、楽天証券でかぶミニ®が始まったのは大きなメリットだと言えます。
