久世雄三さんの投資手法と実績
久世雄三さんは株式評論家として東洋経済のオール投資への連載や、様々な書籍を出していることで有名な方です。2008年に他界してしまったのですが、投資家の間では今でも人気の高いかたであり、ファンもたくさんいます。
久世雄三さんは「久道会」という団体を主催し、そこでは入会した多くの方が久世雄三さんの教えを守り、投資に成功しています。このように久世雄三さんは大勢の個人投資家のために様々な活動をし、その教えや考えに共感している人が今でも多くいるのです。
投資家として勉強をすること
久世雄三さんは様々な言葉を残してきたのですが、投資家として勉強をすることを大切にしていました。
結局、株式投資というのは他人に頼るのではなくて、自分の力で道を切り開いていくものです。 自分が最終的にどの銘柄を買うのかを決定して、それに責任を持つことになります。
資金が少ない個人投資家はできるだけたくさんの勉強をして、小資金をカバーすることが重要だと言っていました。 四季報を読んで企業研究をすることや実際にケイ線を引くこと、出来高を調べることなどが大切なことだと考えていました。
このような気持ちがあるのであれば、きっと株式投資で成功することができると伝えていました。
株式投資には忍耐力が重要
また、株式投資にとってはとにかく忍耐力が重要であり、これがあれば勝つことができると教えてくれました。
たとえば、自分で買った株式の値が上昇するのも忍耐のおかげであり、自分の買いたい株の値が下落するのを待つのも忍耐です。 忍耐のある人ならば、どのような局面になっても地道に勝ち続けることができるとも言っています。
下手に小手先のテクニックを学ぶよりも、株式投資に対する心構えをきちんと持つことが大事だという言葉も残しています。
これらの教えは、久世雄三さんの代表的な書籍の一つである株式実践教科書に書いてあります。
久世雄三さんの書いた本は今ではプレミア価格となって流通されているので、手に入れるのは困難ですが、投資に興味がある、投資もっと学びたい、そんな方には是非とも読んで欲しいですね。