フル板が見れるネット証券の無料ツール

手数料無料で株取引ができる証券会社

ネット証券の無料ツールにはいろいろなツールがありますが、フル板が見れるツールは少ないのが現状です。

板情報が見れるのは通常は上下10本が普通ですが、全ての板情報が見れるというのがフル板です。

例えば楽天証券のマーケットスピードではフル板が見ることができます。

無料ツールでフル板対応しているというのはなかなかないので嬉しいですね。

他にもGMOクリック証券のスーパーはっちゅう君というツールでもフル板を無料で見ることができます。

フル板が見れるツールの一覧

フル板が見れるツールはいくつかあります。無料のもの、条件を満たせば無料のもの、有料のものがあります。

完全に無料ではなくても、「条件を満たせば無料」というツールは多く、その条件がゆるいところが多いので基本的に無料で利用できるものが多いです。ここから各ツールの無料利用条件を記載していきます。

フル板を無料で使える条件

楽天証券(マーケットスピードおよびマーケットスピードU(※))、GMOクリック証券(スーパーはっちゅう君)の2社は口座を持っていれば無条件で無料で使えます。

他の5社は有料ですが、条件を満たせば無料で利用できます。(※松井証券は無料だけど条件を満たさなければ利用不可)

無条件で無料の2社

※楽天証券のマーケットスピードとマーケットスピードUは2019年6月から利用料が完全無料になり、このツールで使えます。

これらは各証券会社の口座を作れば無料で使うことができます。

 

次は、条件付で無料で使える5社(SBI証券、マネックス証券、SBIネオトレード証券・auカブコム証券・松井証券)の無料利用の条件を見ていきましょう。

SBI証券の「HYPER SBI」での全板Rサービスの無料利用条件

SBI証券のHYPER SBIに、全板Rサービスをオプションでつければフル板を見ることができます。

HYPER SBIは有料(月額550円(税込))、全板Rサービスも有料(月額330円(税込))ですが、以下のいずれかの条件を満たせば無料で利用できます。

  1. 新規口座開設の翌営業日から1か月は無料
  2. 現物の国内株式の約定で翌営業日から36日間無料
  3. 信用取引もしくは先物オプション口座を開設
  4. 特定の商品の預り残高合計額が1億円以上

SBI証券 (公式サイト)

マネックス証券のフル板情報ツールの無料利用条件

マネックス証券のフル板情報ツールはお試し申込で1か月間無料で利用できます。(お試し期間終了後は自動で解約されるため、解約忘れでお金がかかる心配はありません)

お試し後の無料利用条件はありません。

マネックス証券(公式サイト)

SBIネオトレード証券の「NEOTRADE R」でのフル板情報サービスの無料利用条件

SBIネオトレード証券のNEOTRADE R2(利用料無料のツール)に、フル板情報サービスをオプションでつければフル板を見ることができます。

フル板情報サービスは有料(40営業日で330円(税込))ですが、以下のいずれかの条件を満たせば無料で利用できます。

  1. 新規口座開設後40営業日は無料
  2. 信用口座を開設
  3. 先物オプション口座を開設
  4. 前月の現物株式の約定件数が合計一回以上(投信及び国債は除く)
  5. 証券総合口座の月末残高が100万円以上(現金、株式、投資信託等の資産合計)

※4. 5. の判定は毎月第1営業日に実施。無料条件は達成月の翌月15日から適用。

SBIネオトレード証券(公式サイト)

auカブコム証券の「kabuステーション」でのフル板の無料利用条件

auカブコム証券のkabuステーションに追加オプションでフル板情報を申込します。

auカブコム証券のkabuステーション自体の利用料金は月額990円(税込)で、以下のいずれかの条件を満たせば無料で利用できます。

フル板情報はkabuステーションに追加オプションで、以下の条件を満たせば利用できます。

ようするに、信用口座を開設していればkabuステーションもオプションのフル板情報もずっと無料で使うことができます。

auカブコム証券(公式サイト)

kabuステーションの詳細はこちら

番外編:松井証券のフル板情報サービス

松井証券も2019年からフル板情報サービスを開始していて、利用料は無料なのですが「条件を満たした人だけ利用可能」という形になっています。

自分で申し込むのではなく、利用条件を満たしたら会員画面のメッセージで連絡が来て使えるようになるそうです。

利用条件は「前月26日〜当月25日の期間内に、信用取引の約定回数が10回以上」で、翌月1日から末日までの1か月間利用できます。

これだと使いたいときに使えなかったりすると不便なので、条件的に考えると他社のほうが使いやすいという人が多そうですね。

 

基本的に無料で使える

無料条件を見てわかるとおり、基本的に無料利用条件がゆるいため、普通に使っていれば無料で利用できます。

ただ、その証券会社で売買をほとんどせず、フル板だけ見たいという場合は完全無料で使える以下の2つのいずれかをおすすめします。

 

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