株式投資は会社にバレる?利益が出ても会社にバレないやり方
会社員やサラリーマンなど会社勤めの方で、副業禁止の会社のかたが株式投資を始める前に気になるのが、株式投資をしていることが会社にバレてしまうことです。
今は少なくなったとはいえ、いまだに就業規則で副業禁止という会社に勤めている場合などは気になってしまいますね。
- 「株で利益が出たら会社にバレるんじゃないか?」
- 「副業(株式投資)がバレてクビになったらどうしよう?」
- 「株で利益が出たことは会社にバレてしまうの?」
・・・などなど、皆さん株を始める前の方や、株を始めて大きな利益を出したとき、また確定申告の時期などになるととても心配されるようです。
株で儲かったら会社にバレる?
そもそも株式投資は副業ではないのですが、まあそれでもそんな話が通じない会社とか、理屈では自分のほうが正しいけど面倒は避けたいというケースもあるでしょう。
株をしていることが会社にバレる原因は主に2つあります。
1つは税金関係で住民税の数字でバレるパターン。もう1つは自分の行動や言動でバレるパターンです。
住民税の金額でバレるパターン
税金関係の数字で会社にバレるパターンは、住民税からです。
これは結論から言うと、口座開設のときにどの口座を選ぶかでバレるのを防ぐことができます。
株の口座(証券口座)には主に「一般口座・特定口座・NISA口座」の3種類があります。この違いをの詳しく説明すると長くなるので詳細は特定口座と一般口座・源泉徴収あり/なしの違いのページを参照してほしいのですが、住民税の数字でバレないためには「特定口座・源泉徴収あり」を選ぶことです。
税金の申告などが不要で一番楽なので、特に理由がなければ基本的にほとんどの人はこれを選びます。
ちなみにNISA口座も税金が非課税なので会社にはバレません。
なので、実はそもそもバレる心配はなかったという人が多いです。
それよりも、バレてしまった人の体験として多いのは自分の行動や言動でバレてしまうパターンです。
行動や言動でバレるパターン
次は自分の行動や言動でバレるパターンです。
これは仕事中にスマホで株価を見てるのを上司に見られる凡ミスから、誰かに「株やってるんだ」なんて言ったのをチクられたり、チクるつもりはなくても会話の拍子に上司に知られてしまったりというパターンですね。
のめり込んでしまうと株価が気になって仕事に集中できないなんて人も多いですし、儲かって嬉しくなると誰かに話したくなりますから、話す相手やそのときに周囲にいる人には気をつけましょう。
最初の住民税でバレるパターンも、よほど大儲けしていなければ住民税はそこまで大きく変わりません。いちいち全員チェックするのも大変ですから、よほどヒマでないかぎりそんなことはしないでしょう。
むしろ行動や言動で「あやしいな」と思われ、疑われたから住民税を細かくチェックされて「数字が合わない!やっぱり何か副業やってるな」となるパターンでしょう。
会社にバレずに株取引を始めるには?
会社にバレないように株取引を始めたいというかたは、まず自分の行動や言動に気をつけましょう。基本的に人に言わない、会社で株価を見ない、ということですね。
そしてネット証券の口座開設の際に口座の種類を「特定口座」の「源泉徴収あり」にしましょう。これで住民税からバレる心配も不要ですし、基本的に確定申告なども不要で楽です。
今まで会社にバレないか心配で株取引を躊躇していたという方は、ネット証券で「特定口座」の「源泉徴収あり」の口座を口座開設の手順を参考に開設してみて下さい。
今はスマホでも取引ができるし、注文方法が豊富なマネックス証券では株価の動きに応じて自動で注文が出せる「逆指値」や「ツイン指値」・「連続注文」などの様々な注文方法もあり、会社員などで「昼間はなかなか株価チェックができない」という方でもかなり便利に取引できるようになっていますよ。
むしろ株価で一喜一憂せずに冷静なときに決めたルール通りの売買ができるので、投資成績はそのほうが上がるかもしれませんね。