SBI債の人気の理由
銀行預金や国債と比べて高金利で人気の「SBI債」をご存知ですか?
SBI債はSBI証券から申し込むことができる「高金利・為替リスクなし」の人気の社債です。SBI債の詳細はSBI証券 (公式サイト)でご確認下さい。
SBI債は第26回債の場合で年利1.60%と「高金利の金融商品」と言われていますが、実際にどの程度の利息がもらえるのでしょうか?銀行預金と比較をしてみました。
「銀行預金」と「SBI債」のもらえる金利比較
2019年8月現在の大手銀行の定期預金の金利は0.01%程度なので、例えば100万円を銀行に定期預金で1年間預けておいても税引前の金額で100円程度しか増えません。(参考:円預金金利 三菱東京UFJ銀行)
そんな中、年利0.43%(税引前・第38回の場合)という人気の金融商品があります。それがSBIホールディングス株式会社の発行するSBI債です。
金利が0.01%なら100万円を1年間預けておいても税引前の金額で100円しか増えませんが、0.43%なら4,300円です。「同じ金額」を「同じ期間」預けてこの差というのはかなり大きいですよね。
この時代なので、資産をどこに預けておくか(どのように運用するか)で、今は同じ額でも将来的に増える金額は大きく違ってきます。
株の配当でも利回り数%はありますが、配当の場合は株価変動のリスクがあります。
また銀行の外貨預金を想像して「為替手数料」や為替レートの変動による「為替リスク」があるのではないかという心配もあるかもしれません。SBI債に関しては円建てなのでその心配もありません。
「個人向け国債」より条件が良い
日本の個人向け国債も銀行預金より高い利回りがもらえますね。
財務省の個人向け国債のサイトを見れば最新の国債の利率がわかりますが、2019年8月の個人向け国債の利率はこのくらいです。
- 固定3年・・・0.05%
- 固定5年・・・0.05%
- 変動10年・・・0.05%
参考:個人向け国債情報(財務省HP)
個人向け国債は基本的に満期になるまでずっと預けるのが前提の金融商品で、国債は一番短いもので「3年間」預けることになります。
SBI債なら満期が2年(第38回の場合)なので、2年間使用しないお金があればいいんですね。10万円単位で申し込めるので、このメリットを享受できる方は多いのではないでしょうか。
SBI債の発行元
SBI債はSBIホールディングスという会社が発行している社債です。SBIホールディングスは、利用者の多い人気のネット証券SBI証券のグループ会社です。
SBI債の利率は「大儲け」できる数字ではありませんが、この時代にこの利率で、しかもFXのような「為替リスク」もなく運用できるというのはかなり大きなメリットです。
そのため、SBI債は毎回募集が開始されるとすぐに売り切れてしまう人気の商品です。
SBI証券の口座を持っている方は、発行の2〜3日前くらいにメール等で案内が来るので少し有利に申し込めます。
もちろん、申し込むか申し込まないかはあなた次第です。
- 「この利率じゃ大したことないな」
- 「少しでも預けておくだけで増えるならぜひやりたい」
- 「もっと大きな利益を狙えるものに資金を使いたい」
- 「売買益以外に長期的な利益を少しでもとっておきたい」
いろいろな意見があると思いますが、
もし銀行とSBI債に1,000万円預けた場合に増える金額は
- 銀行の定期預金 ⇒ 1年で 1,000円(税引前)
- SBI債(第38回の場合) ⇒ 1年で43,000円(税引前)
と、これだけ大きな差が出ます。 あなたの資産運用策の一つとして検討してみる価値はあるのではないでしょうか。
SBI債の買い方・申し込み方法
SBI債を買うには、まずSBI証券 に口座開設をします。そして、SBI債の案内が来たら、SBI証券を通じて申し込みをします。
口座開設には数日かかることがあるので、SBI債を買いたい方は、今募集をしていなくても、次回の募集に備えてSBI証券の口座開設をしておきましょう。
SBI証券の口座開設は無料で維持費などもかかりません。銀行口座と同じで口座を開設して損することはありませんのでご安心下さい。
参考:SBI証券
(公式サイト)
SBI証券の詳細(当サイト内)
いつでも誰でも買えるわけではありません
ここまで勧めておいて申し訳ないのですが、SBI債は誰もが買えるわけではありません。また、SBI債が発行されるのは年に数回だけです。
SBI債は人気の商品のため、売出し開始後即完売という状況が続いています。 そのため今は、SBI債は申込者の中で抽選となっています。
まずはSBI証券の口座開設(無料)をして情報を待ちつつ、売出しされたらチャンスを逃さずすぐに申し込めるようにしておきましょう。
10万円単位で申し込みできるので、そこまで大きな資金がなくても気軽に買付することができます。
以下のSBI証券の公式サイトへのリンクをクリックし、SBI証券に口座開設をしましょう。※口座開設の手順が分からない方は当サイトの図解:SBI証券の口座開設の手順を参考にして下さい。