竹田和平さんの投資手法と実績
竹田和平さん
竹田和平(たけだわへい)さんはタマゴボーロで有名な竹田製菓の代表取締役をしている方で、それだけではなく投資家としても有名な方です。
日本のウォーレン・バフェットとも呼ばれており、日本人の投資家としてはかなり有名な方です。花咲爺という名でブログもやっています。(花咲爺・竹田和平 公式サイト 一日一言ブログ)
竹田和平さんは数多くの上場企業の大株主となっていて、株式投資で大きな利益を得ており、配当金は1億円以上もらっており、株式資産を100億円以上持っているといわれています。出身地は名古屋で、1991年に生まれ、80歳を越えても活動をつづけ、2016年に83歳で亡くなりました。
多くの方が参考にしている竹田和平さんの投資手法について詳しく紹介をしてみましょう。
竹田和平さんの投資手法 安定した企業で高配当を得る
竹田和平さんは将来的に安定して成長しそうな企業に投資し大きな配当を得ることによって、安定した利益を得ています。
その会社の業績が上がることを心から応援したくなるようなところを選ぶことが大切だと言っています。
具体的には、常に会社の業績を伸ばそうと努力をしていることがとても重要であると考えています。 会社の業績が上がれば、通常は株価も上がり、株主は高配当を受け取ることができます。
そして、竹田和平さんは株を所有している会社の業績が上がれば自分のことのように喜んでいるそうです。
竹田和平さんの銘柄の選び方
PERが業界の平均よりも低い
竹田和平さんの手法を具体的に説明すると、まずPERが業界の平均よりも低い会社を選んでいます。PERとは株価収益率のことであり、この値が低いほど株価が割安であることになります。
PBRの値が1以下
また、PBRにも注目し、PBRの値が1以下になっていることを条件として会社を選んでいるそうです。PBRとは株価純資産倍率のことであり、こちらも値が低いほど割安な銘柄であるということを示しています。
竹田和平さんはこのようにして選んだ会社に対して長期投資を行うことにより、安定して利益を得ているのです。
株主資本比率が50%以上
また、竹田和平さんは株主資本比率が50%以上の銘柄を選ぶので、安定性のある会社に注目しています。
基本的には「自分が何の心配もなく本当に信頼できる」と安定性のあることにこだわっているので、一度買った株は手放さずにずっと保有しています。 ただし、少しでも安定性が無くなってしまったと判断をすれば、すぐに手放してしまうようです。
このような投資手法により、竹田和平さんは100億以上のお金を投資によって得ているのです。
主な著書
- 投資の極意は「感謝のこころ」
さわかみファンドの澤上篤人さんとの共著 - 1日5分で運が良くなる魔法の授業―日本の投資家が初めて語る成功法則
- けっきょく、お金は幻です。
- 人とお金に好かれる「貯徳」体質になる!
どうやって銘柄を探せばいいか?
こういった銘柄を探すのは初心者の方は難しいと感じるかもしれませんが、マネックス証券のスクリーニング機能などを使えばこの条件に当てはまる銘柄はすぐに見つけられます。
スクリーニングで業界の一覧を出し、平均的なPERを算出します。
次にスクリーニングの条件設定に戻り、平均PERを入れ、PBRを1以下にすればPERとPBRは絞り込むことができますね。この段階でかなり数が減るので、その中から株主資本比率(自己資本比率)は四季報の情報で見ていきます。
このように、竹田和平さんをはじめとする著名な投資家の投資手法を知れば、マネックス証券のような高度なスクリーニング機能を無料で提供してくれるネット証券を使って自分で銘柄を探すこともできますね。