岡三オンラインのIPOステージを上げて当選確率を上げる方法
このページでは岡三オンラインのIPOステージについて、ステージを上げるメリットと、ステージをSに上げて当選確率を上げる方法について解説します。
岡三オンライン(公式サイト)
■このページの内容
岡三オンラインのIPOステージについて
岡三オンラインのIPOの抽選は、S・A・Bの3つのIPOステージによって3段階の抽選がされます。
まず、ステージSの人だけで抽選が行われ、次にステージSとステージAの人での抽選、最後に全員の抽選が行われます。
- ステージSの人だけで抽選
- ステージSとAの人で抽選
- 全員で抽選
ステージSなら3回、ステージAなら2回抽選されるからステージが高いほうが有利ですね・・・という話ではありません!
実はIPOステージをSに上げるメリットは応募口数が3倍になるというだけでなく、かなり大きいんです。
次はステージを上げるメリットについて詳しく解説します。
ステージを上げる強烈なメリット
岡三オンラインのIPO抽選は、IPOステージによってSとAとBという3段階の抽選がされると説明しました。
ここで重要なのは、ステージごとにどれだけの配分が各ステージに割り振られるかと、ステージが上がればライバルがどのくらい減るかです。
IPOのステージごとの配分に関しては公式サイトに以下の記載があります。
抽選にあたっては、抽選対象者ごとにシステム的に番号(乱数)を付し、その番号を対象に抽選を行います。この際、過去の取引実績に応じて抽選対象者をステージS、ステージA、ステージBの3ステージに分け、第一抽選(対象:ステージS)、第二抽選(対象:ステージSおよびA)、第三抽選(対象:全ステージ)の3回の抽選を実施します。
(中略)
各抽選における当選株数の割り振りについては、抽選対象株式の単元数のうち、全ステージが対象となる第三抽選に当社割当株数の10%を下回らない最小単元株数を割り振り、残りを二分し第一抽選、第二抽選に割り振ります(二分し余りが生じた場合は第一抽選に割り振ります)。
抽選についてより引用
ようするに、全員が抽選される第三抽選(ステージB)には抽選分の10%しかまわってこない、抽選分の約90%はステージSとステージAで決まってしまうということです。
岡三オンラインのIPO抽選は、そもそも口座数が少ない(2021年3月は約28万口座)ため当選の期待が高いですが、ステージを上げればかなり期待できそうですね。
もちろん、第三抽選は数が少なく確率は低いものの、事前入金不要でIPOの抽選に申込めますし、岡三オンラインはまだ口座数がそこまで多くない(※)ネット証券なので、他の証券会社と比べて相対的にライバルは少ないので申込んでおくに越したことはありません。
※2021年3月時点で岡三オンラインの口座数は約28万口座。参考までに同時期のSBI証券・楽天証券・野村證券は500万口座以上あります。
IPOステージを上げなくても抽選に参加しておくといいですが、ステージを上げればさらにメリットが高そうな証券会社です。
ステージをSに上げる”コスパの良い”方法
ステージSの当選確率が高そうなのはわかったけど、「どうやったらステージSになれるの?」という部分が気になります。
まず基本的な上げ方では、判定期間(※)の手数料合計が100万円以上ならステージS、10万円以上ならステージAとなります。(※判定期間は1〜3月、4〜6月、7〜9月、10〜12月の3ヶ月ごとが4回)
「3ヶ月で手数料100万て・・・それじゃIPO当てても全然割に合わないでしょ?」
はい、たしかに手数料でステージSを適用するのは、デイトレーダーなどかなり頻繁にトレードする人でないと難しそうですね。かなり資金がある人でも、あまり売買をしない長期保有派には難しそうです。
当選が確約されたわけではなく「確率を高める」ためにそんなに手数料を使うなんて本末転倒ですし、そもそも手数料に100万円も使うなら、大手で担当者をつけて裁量配分でまわしてもらったほうがいいかもしれませんね。
しかしもう一つ、”より現実的な方法”があります。
投資信託の保有でステージをSに上げられます。
投資信託の保有なら、値動きの少ない国内債権などの投資信託や、信託報酬の低い投資信託を選べば、より少ないコストで(値動きによっては投資信託で利益を出して)ステージSになれます。
例えば岡三オンラインでの売れ筋ランキング上位に入っているニッセイ国内債券インデックスファンドなどはノーロード(購入時手数料無料)で換金手数料もなし、信託報酬は0.15012%と低い。ステージS狙いの人がけっこう買っているのではないでしょうか笑
投資信託でIPOステージを上げられるのは公式サイトにも(知らないと見つけにくいですが)ちゃんと記載されています。
IPOステージ判定期間中に一度でも優遇手数料コースが適用されると、IPO抽選の際に「ステージS」が適用されます。
もちろん、投資信託の残高で「プレミアゼロ」または「プラチナ」が適用された場合も同様です。
”平均保有残高が1000万円以上”なので、ある程度の資金が必要ですし、資金も拘束されますが、IPOの当選確率を高めるという意味では、資金のある人にとってはかなりおいしいかと思います。
岡三オンラインはIPO取り扱い数も2020年は39件と比較的多い証券会社ですからね。
また、岡三オンラインは事前入金不要で抽選に参加できるIPOに有利な証券会社の一つです。
ステージSにすれば有利そうですが、そうでなくても事前入金不要でIPOに申込めるし、IPOの取扱数も多いネット証券なので、IPOの当選を狙っている人はぜひ岡三オンラインの口座も持っておきましょう。
⇒口座開設は岡三オンライン(公式サイト)から。
自分のステージの確認方法は?
最後に、自分のステージの確認方法ですが、現在はコールセンターに確認するか、自分で手数料額を確認する必要があります。(2021年8月現在)
お客さまに適用となるステージにつきましては、当社による事前のお知らせはございません。お客さまにおいて手数料額をご確認いただきますようお願いいたします。ステージが不明な場合は当社コールセンターまでお問い合わせください。
IPO/POステージの内容より引用
WEBで確認できるようになると面倒でなくていいんですけどね。