リバース注文の使い方
リバース注文とは「A銘柄を○円で買い」という注文を出すときに、同時に「買えたあとは○円で売り」という利益確定の注文も出せる注文方法です。
「この株が買えたらいくらで利益確定しよう」
こんなとき、普通は買いの注文が決まるまで売りの注文は出せませんが、リバース注文なら先に出しておけるんですね。
例えば株価チャートを分析して「この銘柄は100円以下で買って、利益確定は120円、損切りラインは90円だな」といった場合。銘柄推奨サービスなどを使っていると、買いの値段と利益確定の値段があらかじめ指定されていることもよくありますよね。
リバース注文では例えば『A銘柄の買い注文が約定したら、約定した金額+○円の値段で売り注文を発注(○円値上がりすれば利益確定の売り)』
といった注文を出すことができます。
この場合、普通なら買い注文を出して、注文が約定してから売りの注文を出さなければいけませんので、会社員の方などはタイミングを逃してしまう方も多いようです。しかし、マネックス証券の「リバース注文」を使えば、買い注文と同時に利益確定の売り注文もあらかじめ出しておけるんです。
なので、例えば100円で買えたら次は120円で売りの注文を出すというとき、リバース注文と通常の注文ではこのように違います。
- リバース注文:@100円で買えたら120円で売りの注文
- 通常の注文:@100円で買い注文⇒約定 A120円で売りの注文
「たった1度注文の手間が違うだけ」と思うかもしれませんが、会社員など昼間の時間に自由に取引できない人には非常に助かるんです。
会社員にはとても助かるリバース注文
会社員などにとって平日の昼間にタイミングよく注文が出せるというのはなかなか難しい人も多いものです。
そんなときリバース注文であらかじめ次の注文も設定しておけば、安心して仕事に集中し、その間にあなたが決めたルール通りの売買を自動的にしてくれるんです。
だから、始業前に指値で注文を出しておいて、「約定メール」が届いたら部長の目を盗むようにこっそりと机の下で携帯で注文することもないし、先輩に見られないようにわざわざトイレに立って携帯から売りの注文を出してくる必要もありません笑。
そんなことをしなくても、リバース注文を使えば次の売り注文まで予約できてしまうんですね。便利な注文方法なのでぜひ活用してみて下さい。
リバース注文が使えるネット証券
リバース注文はauカブコム証券で使うことができます。リバース注文と同様の注文方法としてauカブコム証券のUターン注文、楽天証券のセット注文、SBI証券・SBIネオトレード証券のIFD・IFDO注文、岡三オンラインのIFDONE注文があります。
ネット証券によって名称が違いますが内容は同じです。
リバース注文が使えるネット証券
- マネックス証券・・・リバース注文
- auカブコム証券・・・Uターン注文
- SBI証券・・・IFD/IFDO注文
- SBIネオトレード証券・・・IFD/IFDO注文
- 岡三オンライン・・・IFDONE注文
- 楽天証券・・・セット注文
ネット証券によって手数料が違うので、リバース注文を安い手数料で使いたい方はこれらのネット証券の手数料を比較して口座を作ることをオススメします。(参考:証券会社の手数料比較)
管理人の個人的なオススメはマネックス証券です。管理人もマネックス証券をメインの口座として使っています。
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