注文方法で証券会社・ネット証券を比較

株の取引をするにあたって注文方法というのは非常に重要です。感情に左右されずに戦略どおりの売買をするために、またそもそも昼間は仕事で株の取引ができない人にとっては逆指値などの自動売買注文は必須ともいえるものです。

しかし、証券会社によっては注文方法は様々で、マネックス証券のように非常に豊富な注文方法があるネット証券もあれば逆指値さえ対応していないところもあります。

そこで、ここでは注文方法と執行条件ごとに対応したネット証券を比較してみました。基本的には逆指値注文があればOKだと思いますが、ツイン指値や連続注文などが使えるとより高度な注文ができます。

注文方法で比較(逆指値などの条件付注文)

まずは注文方法での比較です。逆指値・ツイン指値(OCO注文と同じ)・連続注文・リバース注文(IFD・IFO注文と同じ)・トレーリングストップ注文に対応しているかどうかを比較しました。※各注文方法の解説は表の下、もしくは注文方法をクリックしたリンクの先のページに詳細解説があります。

こちらは日本株取引での対応表です。米国株取引での対応表はこちら

←表は左右に
動かせます←
逆指値 ツイン
指値

(OCO)
リバース
注文

(IFD)
連続
注文
トレーリング
ストップ注文
±指値
ネット証券            
auカブコム証券
マネックス証券 ×※1 ×
楽天証券 ○※5 × ○※6 ×
SBI証券 × × ×
SBIネオトレード証券 × × ×
松井証券 × × ×
岡三オンライン △※2 △※2 × △※2 ×
GMOクリック証券 × × × × ×
大手・準大手証券            
野村證券
野村ネット&コール
× × × × ×
大和証券
オンラインのみ
× × ×
SMBC日興証券 ○※4 × × × × ×
三菱UFJモルガン
・スタンレー証券
※7
みずほ証券 × × × × × ×
岡三証券 × × × × × ×
東海東京証券 × × × × × ×

※1 マネックス証券のトレーリングストップはトレードステーション口座で可能でしたが、2020年8月にサービス終了しました。
※2 岡三オンラインは逆指値以外の特殊注文を使うのに別途申込が必要で、取引ツール起動時のみ有効です(電源OFF時は注文が無効になります)。
※4 SMBC日興証券の逆指値は利用申し込みが必要(無料)
※5 楽天証券のセット注文(リバース注文・IFDと同じ)では、売りで逆指値を指定できません。
※6 楽天証券のトレーリングストップ注文は、マーケットスピードUという無料ツールのみ可能。
※7 三菱UFJモルガン・スタンレー証券はネット信用取引口座を開設した人限定

2018年6月の当サイト調べによる情報です。

各注文方法の解説

逆指値以外は証券会社によって名称が違うので、表ではマネックス証券の名称を使っています。解説の下にそれぞれの証券会社での名称を記載しています。

逆指値注文ができるネット証券一覧と手数料比較はこちら

逆指値注文がわからないかたは逆指値注文とは?を、具体的な使い方は逆指値注文の使い方を参考にして下さい。

注文の執行条件で比較

次に、執行条件での比較です。寄付(寄指・寄成)、引け(引け指・引け成)、指成(不成)、IOCに対応しているかどうかを比較しました。※各執行条件の解説や使い方は表の下、もしくは執行条件の解説のページに詳細解説があります。

  寄付 引け 指成・不成 IOC
ネット証券        
マネックス証券
SBIネオトレード証券
楽天証券 ○※
GMOクリック証券
SBI証券
松井証券
auカブコム証券
岡三オンライン ×
大手・準大手証券        
SMBC日興証券 ×
野村證券 ×
大和証券 ×
みずほ証券 ×
三菱UFJモルガン
・スタンレー証券
× ○※
岡三証券 ×
東海東京証券 ×

※楽天証券のIOCはツールのみ(マーケットスピード・iSPEED)
※三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIOCはネット信用取引口座を開設した人限定

2018年6月の当サイト調べによる情報です。

各執行条件の解説

注文方法以外での証券会社の比較

注文方法以外でも証券会社・ネット証券の比較ページを作っています。

>> ネット証券の口座開設の手順を見る
>> ネット証券口座開設・資料請求先一覧はこちら