【2024年版】手数料無料で株が買える証券会社の一覧と比較
このページはNISAではない通常取引の手数料無料の証券会社を比較しています。 新NISAの場合は 5大ネット証券ともに完全手数料無料です。
新NISAの手数料無料の詳細はこちら
株取引の手数料は証券会社によって違いますが、証券会社によって「1日100万円分までは手数料無料で取引できます」というプランがあったり、口座開設から一定の期間は手数料無料で株の取引ができるところもあります。
- 小さい金額で株を買いたい
- 株主優待が欲しいから100株だけ買いたい
- 100万円以下で株取引を始めたい
という人には、手数料プランに無料枠がある証券会社はおすすめです。
今上場している会社の9割以上は、1単元(100株)なら手数料無料で買うことができるので、株主優待が欲しい会社の株を買うのにもかなり使えますよ。
手数料無料で取引できる証券会社をまとめました。
■このページの内容
完全に手数料無料のネット証券
moomoo証券は日本株も米国株も完全に手数料無料で取引できます。
「NISA口座なら」「1日○万円まで」「25歳以下」といった制限なく、手数料無料です。
- moomoo証券(公式サイト)
- moomoo証券の詳細
毎日一定金額までずっと手数料無料のネット証券
毎日一定金額まではずっと手数料無料のネット証券として、以下の7社が挙げられます。
- 岡三オンライン・・・毎日最大200万円まで無料
※現物で100万円まで+信用取引で100万円まで無料 - SBI証券
・・・毎日最大300万円まで無料
※現物取引・制度信用・一般取引それぞれ各100万円まで - SBIネオトレード証券・・・毎日最大100万円以上無料
※現物で100万円まで+信用取引は無料 - 楽天証券・・・毎日最大100万円まで無料
※現物と信用の合算で計算 - auカブコム証券・・・毎日最大100万円まで無料
※現物と信用の合算で計算 - GMOクリック証券・・・毎日最大100万円まで無料
※現物と信用の合算で計算 - 松井証券・・・ 毎日最大50万円まで無料
順番に見ていきましょう。
岡三オンラインは現物100万円+信用100万円まで無料
岡三オンラインの定額プランは1日最大200万円まで手数料無料で取引できます。
まず、現物取引で1日100万円まで手数料無料です。
今までは1日20万円まで無料でしたが、2019年12月23日より1日50万円まで無料2020年11月24日から1日100万円まで無料で取引できるようになりました。
「100万円まで無料」だとほとんどの銘柄が手数料無料で買えることになります。
実際にマネックス証券のスクリーニングで検索すると、2021年2月1日の時点で全4449銘柄のうち、100万円以下で買える銘柄は4384件。
98%以上の銘柄は1単元なら手数料無料で買うことができます。
今までは株主優待狙いで20万円以上の銘柄を買うときに「20万円超えてるから買うのに手数料かかっちゃうな」と思った方も多いのではないでしょうか。そのほとんどが今は手数料無料で買えるようになっています。
そこに加えて信用取引でも1日100万円まで無料なので、現物取引と信用取引の両方合わせれば1日200万円まで手数料無料で取引ができます。
- 岡三オンライン(公式サイト)
- 岡三オンラインの詳細
さらに、岡三オンラインは、新規のかたは口座開設月を含めて最大3ヶ月間の手数料全額キャッシュバックされるので、その期間内は大きな取引でも手数料無料で取引できます。(※2000円がもらえるキャンペーンもあります)
SBI証券は現物・制度信用・一般信用各100万円まで無料
SBI証券に関しては、現物の100万円に加えて、制度信用取引で100万円、一般信用取引でも100万円までと、最大で1日300万円の約定代金まで手数料無料で取引できます。
1日の合計約定金額が100万円を越えた場合の手数料も安いです。
SBIネオトレード証券の定額(おまとめ)プラン
SBIネオトレード証券の定額(おまとめ)プランは、現物取引の1日の取引金額の合計が100万円以下なら手数料無料です。信用取引は金額に関係なく手数料無料です。
楽天証券・auカブコム証券・GMOクリック証券は現物・信用の合算100万円まで
楽天証券のいちにち定額コース、auカブコム証券の一日定額手数料コース、GMOクリック証券の一日定額プランは、現物取引と信用取引の合計の約定金額で1日100万円以下なら手数料無料で取引できます。
松井証券は50万円まで無料
松井証券も1日の取引金額の合計が50万円以下なら手数料無料で取引できます。松井証券の「10万円以下は手数料無料」は昔から有名でしたが50万円まで拡大しました。松井証券は手数料プランが1日の約定代金合計のプランしかありません。
1日の合計取引額が50万円を超えてしまった場合の手数料はSBI証券や岡三オンラインと比較すると少し高くなります。
手数料無料は拡大中
- 2017年9月以前 松井証券だけ10万円以下無料
- 2017年9月 SBI証券と楽天証券も10万円以下無料
- 2017年12月 岡三オンラインが20万円以下無料
- 2019年12月 上記4社とも50万円以下無料
- 2020年10月 SBI証券が100万円以下無料
- 2020年12月 岡三オンラインと楽天証券が100万円以下無料
- 2021年7月 auカブコム証券とGMOクリック証券が100万円以下無料
- 2021年8月 SBIネオトレード証券が100万円以下無料
昔は「1日10万円以下はずっと手数料無料」は松井証券だけの売りでしたが、2017年9月にSBI証券と楽天証券が定額コースの手数料変更で1日10万円以下の手数料が0円(無料)に、12月には岡三オンラインも定額コースで1日20万円まで手数料無料になりました。
そこから4社で無料の金額を競争しあい、50万円、100万円と無料範囲が拡大。2021年には100万円まで無料に3社が加わりました。
岡三オンライン・SBI証券・楽天証券は手数料無料で競争しているため、ここで口座を持っておけば今後もし他社がより高い金額までの手数料無料プランを出したとしてもいずれ同じくらいのプランが出てきそうですね。
次は、「1日いくらまで」という金額制限なし(ただし期間限定)の証券会社です。
一定の期間は手数料無料のネット証券(金額制限なし)
新規での口座開設から一定の期間は手数料無料で取引ができるネット証券は岡三オンラインです。
こちらは新規の口座開設特典なので最大3ヶ月と期間は限定ですが、1日いくらまでといった約定金額の制限なしでいくらでも手数料無料で取引ができます。
岡三オンラインで最大3ヶ月間無料
岡三オンライン・・・ 口座開設から最大3ヶ月間手数料無料
新規の口座開設から最大3ヶ月間(口座開設日の翌々月末まで)は金額・回数にかかわらずいくらでも手数料無料で取引ができます。
岡三オンラインは1日100万円まで無料プランがある証券会社で出てきましたが、それとは別に口座開設から最大3ヶ月間、株取引の売買手数料を全額キャッシュバックしてくれるウェルカムプログラムを行っています。
このキャンペーン中の3ヶ月間は売買代金に関係なく、何回取引をしても、いくらの取引をしても無料(後から全額キャッシュバック)なので、初めて株を始める初心者のかただけでなく、他の証券会社ですでに口座を持っているかたでもかなりの手数料節約になります。
- 岡三オンライン(公式サイト)
- 岡三オンラインの詳細
さらに、岡三オンラインは口座開設で2000円がもらえるキャンペーンも行っているのでおすすめです。(※当サイトから申込した方の限定キャンペーンです)
手数料が完全無料の証券会社
順番に見ていきましょう。
楽天証券 ゼロコース
楽天証券は手数料コースで「ゼロコース」を選択すると株取引の手数料が無料になります。
SBI証券
SBI証券は条件を満たすと株取引の手数料が無料になります。
moomoo証券
moomoo証券は株取引の手数料が完全無料の新しい証券会社です。
情報が見やすく情報量も多いので、初めての人でも楽しみながら株取引を始められます。
詳細はmoomoo証券のサイトを見てみてください。
米国株取引の手数料が無料の証券会社
マネックス証券は外国株取引口座への初回入金日から20日間、米国株取引が手数料実質無料(全額キャッシュバック)で取引できます。
SBI証券は口座開設月の翌月末まで(最大2ヶ月間)米国株取引が手数料無料、楽天証券も口座開設月の翌月末まで(最大2ヶ月間)米国株取引が手数料実質無料(全額キャッシュバック)で取引できます。
また、対象のETFの買付手数料が実質無料(全額キャッシュバック)となる米国株ETF買い放題プログラムなどが各社あり、これらの対象ETF9銘柄(人気のVOOやVTIなど)は期限無く手数料無料で買付ができます。
信用取引手数料が完全無料の証券会社
以下の証券会社では信用取引は売買手数料無料で取引できます。(信用金利や貸株料など手数料以外の費用は発生します)
- SMBC日興証券(ダイレクトコース)
- SBIネオトレード証券
- LINE証券
- みずほ証券(ネット信用取引)
参考:信用取引の手数料比較
25歳以下は手数料無料の5社
2021年4月から25歳以下は手数料無料とする証券会社が出てきました。
- SBI証券
- 岡三オンライン
- 松井証券
- DMM株
- auカブコム証券
詳しくは25歳以下は手数料無料の証券会社のページを参照してください。
1株ずつ買える単元未満株の買い手数料無料の3社
マネックス証券、SBI証券は1株ずつの単元未満株の買い手数料が無料、SMBC日興証券は100円単位で買えるキンカブの買い手数料が無料です(いずれも売りの手数料はかかります)。
詳しくは1株から買える単元未満株の手数料比較のページを参照してください。
手数料無料で移管(預け替え)できる証券会社
持っている株を他の証券会社に移管(預け替え)するとき、移管先のは入庫手数料は無料のところが多いですが、移管元の出庫手数料がかかることが多いです。
移管元の証券会社でかかった出庫手数料を負担してくれて実質無料で移管ができる証券会社です。(2021年8月16日時点)
- SMBC日興証券(10万円以上)
- 岡三証券(100万円以上)
- エイチ・エス証券(100万円以上)
- みずほ証券(500万円以上)
- 東海東京証券(500万円以上)
- 大和証券(1000万円以上)
- 松井証券(金額条件記載なし)
詳しくは無料で株を移管できる証券会社のページを参照してください。
うまく使い分けて手数料無料の範囲を拡大できます
1日の約定金額100万円以下なら無料の3社(岡三オンライン・SBI証券・楽天証券)の定額プランは1日の約定金額100万円以下なら無料ですが、2単元以上買いたい場合など、100万円を超える取引では手数料無料の範囲に収まらないこともあると思います。
そんなときのために、4社それぞれの証券会社に口座を作っておき、1日で100万円を超える取引をするときは別の証券会社を使うというように手数料無料プランの口座を複数持っておくというように使い分けをすると、より手数料無料で取引できる範囲が広がります。
現物取引だけでなく信用取引でも100万円まで無料になる岡三オンラインとSBI証券 の口座を優先的に作っておくと、この2社だけで1日最大500万円まで無料にできるので十分かもしれませんね(現物+信用の合計の最大値)。
ただ、信用取引はレバレッジが効くためハイリスクだったり、金利や貸株料など手数料以外の費用が発生し、長期取引には向かないため、現物でやるという前提で「岡三オンライン・SBI証券・楽天証券」の3社で300万円まで、松井証券で+50万円という無料枠を、手持ちの資金に応じて作っておくとよいかもしれませんね。
また、新規のかたは約定金額に制限なく最大3ヶ月間手数料全額キャッシュバックの岡三オンラインが、完全無料期間があってその後も1日100万円(信用も合わせれば200万円)まで無料で取引ができるのでおすすめです。
口座開設のやり方は図解:口座開設の手順のページを参考にして下さい。
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