【辛口】eMAXIS日経225インデックスの評判と買い方(購入方法)
銀行や証券会社のランキングなどでも人気の投資信託「eMAXIS日経225インデックス」。NISAやつみたてNISAを始めようとして銀行や証券会社の窓口で勧められたり、ランキング上位に名前があって気になったりする人は多いですね。
「銀行の窓口でeMAXIS日経225インデックスを勧められた」
「証券会社のランキングでeMAXIS日経225インデックスを見た」
「だからeMAXIS日経225インデックスを買いたい!」
「・・・だけど、eMAXIS日経225インデックスってどうなの?」と気になる初心者のかたのために、投資歴18年の私が辛口で口コミします。そのうえで、eMAXIS日経225インデックスの買い方も解説しますね。
■このページの内容
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eMAXIS日経225インデックスの評判(口コミ)
銀行の窓口などでeMAXIS日経225インデックスを勧められた人も多いと思います。
まず結論からeMAXIS日経225インデックスについて言うと、「私なら買わない」です。
なぜなら、eMAXIS日経225インデックスと同じ運用会社が同じ日経225の連動を目指して運用する「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」があるから。
eMAXIS日経225インデックスとeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の違い
eMAXIS日経225インデックスとeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)は、どちらも同じ運用会社、目指すベンチマークも同じ日経225、購入時手数料はどちらも無料です。
違いは運用コスト(信託報酬)です。
運用コスト(信託報酬)は投資信託の運用にかかるコストで、購入時の手数料のように支払うことはありませんが、運用コストを引いた分だけ投資信託の基準価額が上がる、つまり運用コストが高いほど値上がりしにくいというものです。
- eMAXIS日経225インデックス 年率0.44%以内
- eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 年率0.154%以内
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の運用コストは約3分の1です。
運用期間が長期になるほど、そして購入金額が大きいほど、運用コストが3倍というのは大きな差になります。
ただ、eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)はネット販売用の商品なので、「どうしても銀行の窓口で投資信託を買いたい」というような場合はしかたないですが、そういうこだわりが無いならネット証券などで口座を作って買うことをおすすめします。
eMAXIS日経225インデックスの買い方
- 証券会社などの口座を作る
- 「eMAXIS日経225インデックス」で検索する
- 買い方を決める(積立・金額指定など)
- 投資信託説明書(目論見書)を確認する
- 買いたい金額などを指定して注文
eMAXIS日経225インデックスを取扱いしている銀行の投資信託口座や、証券会社の口座を作ったらすぐに買えます
1.証券会社などの口座を作る
eMAXIS日経225インデックスを買いたいという方は、まずはeMAXIS日経225インデックスを取扱いしている銀行か証券会社などに口座を作りましょう。(投資信託を買うには証券会社の口座か、銀行の場合は普通預金とは別で投資信託口座を作る必要があります)
投資信託は株と違って証券会社によって取扱いをしているところとしていないところがあるので、eMAXIS日経225インデックスを取扱いしている証券会社や銀行で口座を作る必要があります。
基本的に大手ネット証券は人気の投資信託はほとんど取扱いしているので、大手ネット証券の口座を持っていれば、たいていの人気の投資信託は普通に買うことができます。
ネット証券ならスマホですぐ簡単に口座を作れます。
ネット証券の口座開設は無料で、維持費などもかからず、スマホやパソコンでネットショッピングのように簡単に投資信託を買えますよ。(口座の作り方の解説はこちら)
購入する資金を証券会社に入金して、買いの注文を入れれば買うことができます。
2.「eMAXIS日経225インデックス」で検索する
口座開設が完了したら、投資信託の検索で「eMAXIS日経225インデックス」で検索をしてみましょう。
初期画面では「株の検索」になっていて、投資信託の検索画面に切り替えないといけない場合が多いので注意しましょう。
※マネックス証券の投資信託検索結果画面
3.買い方を決める(積立や金額指定など)
投資信託をどのように買うかを決めます。
積立で定期的に買い増していくのか、単発の注文なら金額指定(いくら分買う)なのか口数指定(何口買うか)、分配金を受け取るコースか分配金再投資コースかなど買い方を指定して買付ボタンを押します。
4.投資信託説明書(目論見書)を確認する
投資信託を買う前には投資信託説明書(目論見書)を確認する必要があります。
その投資信託がどんな商品なのか、リスクや手数料などを説明したものです。
基本的に大事な部分は投資信託の詳細画面で確認できますが、法律で説明義務があるためこの手順が必要です。ネットで買う場合はリンクを押して画面を開くだけで買えますが、大事な内容なのできちんと確認して理解して購入しましょう。
5.買いたい金額や口数などを指定してを注文する
※マネックス証券の投資信託注文画面
こんな感じの注文画面で「いくら分(何口)買いたいか」を決めて買いの注文を出します。
基本的に投資信託は翌営業日の基準価額で購入することになります。
株のようにリアルタイム株価ではなく、注文の時点では基準価額がいくらなのかはわかりません。このへんはやってみるとわかってきますよ。
■■■を買ってみたいと思った方はマネックス証券(公式サイト)などの証券会社で買うことができます。
eMAXIS日経225インデックスの買い方まとめ
- 証券会社などの口座を作る
- 「eMAXIS日経225インデックス」で検索する
- 買い方を決める(積立・金額指定など)
- 投資信託説明書(目論見書)を確認する
- 買いたい金額などを指定して注文
eMAXIS日経225インデックスは取扱いしている銀行や証券会社に口座を持っていれば普通に買うことができます。
証券会社の口座は無料で作れますが、申込から数日かかる場合もあるので、ネット証券の口座開設の手順を参考に口座開設の申込をしておきましょう。
eMAXIS日経225インデックスはいくらで買えるの?
eMAXIS日経225インデックスの基準価額はその日によって変動しますが、投資信託は100円から買うことができるので、eMAXIS日経225インデックスの購入に最低限必要な資金は100円です。(証券会社によっては最低購入金額がより大きい場合もあります)
eMAXIS日経225インデックスを100円から買える証券会社
マネックス証券などの大手ネット証券は100円から買えて、購入時手数料も無料です。他の投資信託を買うのにも良いのでおすすめです。
基準価額は関係ないの?
eMAXIS日経225インデックスの基準価額は10000口あたりいくらといったeMAXIS日経225インデックスの価格の基準ですが、買うときは基準価額は関係なく100円以上1円単位で買うことができます。
基準価額は買うときに必要な金額ではありません。買った時より高くなっていれば儲かっている、買った時より下がっていれば損をしているという損益の計算などで使います。
今の基準価額はいくら?
eMAXIS日経225インデックスの今の基準価額やチャートなどは、マネックス証券等のサイトで口座が無くても見ることができます。
- eMAXIS日経225インデックスの基準価額(マネックス証券)
NISAやつみたてNISAで買える?
eMAXIS日経225インデックスをNISAやつみたてNISAで買えるかどうかは証券会社によって違いますが、例えばマネックス証券ではeMAXIS日経225インデックスもeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)もどちらも、NISAでもつみたてNISAでも買えます。(2023年1月28日時点)
しかも、マネックス証券はクレカ積立で購入すると購入額の1.1%のポイントがつき、さらに投資信託の保有でも毎月ポイントがつくので、そういった特典がある分銀行や大手証券などよりお得に買うことができます。
野村證券など大手証券会社や銀行では買えないの?
店舗型の大手証券会社でeMAXIS日経225インデックスが買えるのは野村證券とSMBC日興証券のダイレクトコースと三菱UFJモルガン・スタンレー証券(インターネット専用)のみとなっています。
大手銀行では三菱UFJ銀行、ネット銀行ではPayPay銀行などが取扱いしています。(ゆうちょ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行は取扱いがありません)(※2023年1月25日時点 参考:eMAXIS日経225インデックスの販売会社一覧)
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)は、店舗型の大手証券会社ではSMBC日興証券のダイレクトコースのみとなっています。
大手銀行では三菱UFJ銀行(ネットのみ)、ネット銀行ではPayPay銀行などが取扱いしています。(ゆうちょ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行は取扱いがありません)
大手ネット証券は5社ともeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)を取扱いしています。(※2023年1月25日時点 参考:eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の販売会社一覧)
投資信託を買うのって難しい?
投資信託は買った経験がないと難しそうに感じますが、やり方さえわかればスマホですぐに買えて簡単です。
今は100円から積立ができたり、クレカ積立でクレジットカードのポイントが貯まったり、つみたてNISAで買える投資信託も多いので、難しく考えず、まずは少額で買ってみると感覚がつかめますよ。