海外ETF(外国ETF)が買える証券会社

ETFがどんな商品なのかはETF入門のページで、そしてETFの買い方はETFの買い方のページで解説しました。

ここでは応用として、日本ではなく海外の市場に上場している海外ETF(外国ETF)を買う方法を解説します。

米国ETF(アメリカの市場に上場しているETF)、中国ETF(中国市場に上場しているETF)が主流ですが、他の国のETFを取り扱う証券会社もあります。

海外のETFと言っても、海外ETFを取り扱いしている日本の証券会社や海外ETFを買う方法などです。日本語で取引ができます。

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ちなみに、海外ETFを「海外の指標(NYダウなど)に連動するETF」と勘違いをしている方もいるようですが、日本国内で上場しているETFなら海外ETFではなく国内のETFとして売買できます。

例えばNYダウ平均に連動したETFなら「Simple-X NYダウ・ジョーンズ上場投信(1679)」や「NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種(1546)」などは国内のETFですね。(ただし、信託報酬は海外ETFのほうがかなり安い傾向にあります)

海外ETFを取扱いしている証券会社

海外ETFを取り扱いしている証券会社は、ネット証券はマネックス証券・SBI証券・楽天証券です。大手5社(野村證券・大和証券・SMBC日興証券・みずほ証券・三菱UFJモルガン・スタンレー証券)は全て取扱いしています。

それぞれ取り扱いしている国などが違うため少し詳しく解説します。

ネット証券は3社

主要ネット証券で海外ETFを取り扱いしているのはマネックス証券・SBI証券・楽天証券の3社です。

  • マネックス証券
  • SBI証券
  • 楽天証券

特に米国のETFに関してはマネックス証券が力を入れていておすすめです。

大手証券会社5社

大手証券会社は5社とも海外ETFを取り扱いしています。

  • 野村證券
  • 大和証券
  • SMBC日興証券
  • みずほ証券
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券

ただし、野村證券とみずほ証券は海外ETFのネット取引不可、残り3社もネット取引ができるのは一部銘柄のみとなっています。

「一部銘柄」とはどのくらいなのか?試しに公式サイトに取扱銘柄とネット対応が記載されていたSMBC日興証券で調べてみたところ、ネット取引に対応した銘柄は香港市場の5銘柄のみ、米国市場のETFは無しでした。(公式サイト記載の2017年7月1日時点の銘柄一覧)

参考:海外上場ETF(SMBC日興証券)

ただし、大手にメリットがないかというとそうでもなく、野村證券ではネット証券では取扱っていないオーストラリア・ドイツ・イタリア・パリ・ロンドンなどの市場に上場したETFを買うこともできます。(銘柄数は少ないです)

どこの国のETFが買えるの?

日本で買える海外ETFは、主に米国・中国(香港)の市場に上場したETFで、それ以外にもシンガポールや韓国の市場に上場したETFをSBI証券で買うことができます。

また、ネット証券では取扱いが無い国のETFも、例えば大手の野村證券でオーストラリア・ドイツ・イタリア・パリ・ロンドンなどに上場したETFを買うことができます。

多くの人が買いたい米国ETFに関しては、上記で紹介した証券会社はいずれの証券会社も米国ETFと中国ETFは取扱っています。

ネットで買いたい場合は、ネット証券は3社とも米国ETFと中国ETFのオンライン取引に対応していますが、大手証券会社の場合はネットで取引できる銘柄に米国ETFが無い場合もあります。

海外ETFの買い方(購入方法)

次に海外ETFの買い方、購入の手順についてです。「海外ETFはどうやって買うの?」ということですね。

ETFを買うには、海外ETFを取扱いしている証券会社またはネット証券の口座が必要なので、まずは口座開設をします。

海外ETFは証券会社によって取扱銘柄などが違うので、買いたい国や決まった銘柄がある場合は、対応している証券会社を選んで口座を作りましょう。

口座開設に必要なものに関しては証券会社の口座の作り方・口座開設の手順のページの証券口座開設に必要なものを参考にしてください。

外国株取引の口座を作る

口座開設が完了したら、外国株の口座開設を申し込みします。

基本的にはまず日本株などの取引ができる証券総合口座を作り、その後に外国株が取引できる外国株取引口座を作るというのが手順です。

ETFの買い方は株と同じなので、外国株の取引ができるようになれば、海外ETFも買うことができるようになります。

ネット取引ならネット証券で

ネットで取引をするなら大手の証券会社のオンライントレードよりネット証券のほうが取扱数も多く、手数料が格段に安いのでネット証券をおすすめします。

大手証券会社は手数料が高いかわりに担当者に相談できるのがメリットなので、ネットで自分で取引するならネット証券のほうががいいでしょう。

外国株の口座開設が完了したら買いたいETFを選んで購入

外国株の口座開設ができたら、もう海外ETFを買う準備は整っています。

必要な資金を外国株の口座に入金し、買いたい商品といくら買うかを選んで買い注文を出せば完了です。

基本的にETFの購入は株を買うのと同じです。リアルタイム値段が変わり、リアルタイムで売買できます。指値や成行など注文のしかたも株と同じです。株とETFの違いは銘柄が企業なのか、上場した投資信託なのかの違いです。

ただ、海外ETFの場合は日本と時差があり、米国ETFなどは市場が開いているのは日本では深夜になります。

また、海外ETFは個別銘柄のように数が多くないので「銘柄が多くて選べない」ということはあまりないと思いますが、同じ指数でもいろいろなETFがあって迷う場合があります。

もし銘柄選びに迷った場合は、窓口で買うなら「こんな指数のETFが買いたい」「日経平均のETFはどれがいいか?」などと相談してみたり、人気のETFやおすすめを聞いてみたりするとよいでしょう。

ネットで買うならランキングを見たりしながら気になったものを詳しく見ていき、いくつかピックアップして比較検討して実際に買うETFを決めるとよいでしょう。

「早く買おう」と焦らず、しっかりと良いものを見つけてくださいね。