【新NISA対応】NISAで米国株やETFなど外国株が買える証券会社

新NISA

「NISAで外国株が買える証券会社はありますか?」

最近はAppleの株やGoogleの株など、米国の上場企業をはじめとする外国株も、マネックス証券などの外国株取引に対応した証券会社で簡単に買えるようになりました。

そうなると、NISAの非課税枠で外国株を買いたいと思う方も多いでしょう。特に米国株米国ETFは人気ですね。

そこで、NISA口座で外国株が買える証券会社を比較しました。

男性

先にポイント!NISAで外国株が買える証券会社はこの4社です。

そもそも外国株を取扱している証券会社が限られていて、NISAでの外国株取引に対応しているかも各社で違うので、大手証券会社と主要ネット証券でどこが対応しているかを調べてみると、NISA口座で外国株が買えるのは4社になりました。(「つみたてNISA」は制度上株式は対象外です)

※2024年から始まる新NISAでも成長投資枠で外国株を買えますよ。

新NISAに向けて米国株が買えるところにNISAの金融機関を変更しておきたいという方は、NISAの金融機関変更の手続きのやり方を参考にしてください。

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NISA口座で外国株が買える証券会社

※外国株の対応状況を大手証券5社と主要ネット証券7社を調べてみました(2022年9月時点)。

一般NISA口座で外国株が買える証券会社

まず、一般NISA口座で外国株取引に対応している証券会社は以下の4社が挙げられます。

ジュニアNISA口座で外国株が買える証券会社

ジュニアNISA口座で外国株が買えるのはSBI証券と大和証券のみです(マネックス証券・楽天証券はジュニアNISA口座は外国株は対象外)。

外国株が買えるNISA口座の作り方

外国株が買えるNISA口座の作り方は、今NISA口座を持っていなくて新規で作る場合と、銀行や他の証券会社でNISA口座を持っている場合、対応している証券会社だけどつみたてNISAの口座を持っている場合で違います。

NISAの口座をまだ持っていない場合

まず、NISAの口座をまだ持っていない場合は、対応する証券会社でNISAの口座を作るだけなので簡単です。(NISAの口座の作り方はこちら)

以下のNISAで外国株が買える証券会社で口座開設の申込をし、申込時に「NISA口座を申し込む」を選びましょう。

他の金融機関でNISA口座を持っている場合

次に、銀行や外国株に対応していない証券会社でNISAの口座を作っていた場合は、金融機関変更の手続きが必要です。

2023年のNISA枠で投資をまだしていない場合は、金融機関の変更をすれば2023年のうちからNISA口座で外国株を購入することができます。その場合は金融機関変更時に「つみたてNISA」を選んでしまうと株式の購入ができないので「一般NISA」を選んで口座を作りましょう。

2023年にすでにNISA枠で投資をしている場合は、2024年の新NISAが始まってからになります。

外国株に対応している証券会社で証券総合口座を作っておき、2024年の新NISAが始まるまでに金融機関変更でNISA口座を移しておけば、新NISAの制度が始まってすぐに外国株を買えるようになります。

つみたてNISAの口座を持っている場合

最後に、外国株に対応している証券会社だけど一般NISAではなく「つみたてNISA」の口座を作っていた場合、この場合は2024年になれば新NISAの制度になるので、成長投資枠という枠で外国株が買えるようになります。

その前2023年のうちに外国株を買いたいという場合は、まだその年の積立NISAで投資をしていない場合は手続きをすれば積立NISAから一般NISAに変更をして一般NISAとして外国株を購入することもできます。

ただし2023年にすでに積立NISAで投資をしている場合は変更することができません。その場合は2024年になって新NISAが始まるのを待ちましょう。

NISA口座での外国株取引の手数料比較

NISA口座での外国株取引の手数料の比較表を作成しました。外国株取引でも基本となる米国株取引と中国株取引を順に比較していきます。

NISA口座での「米国株取引」の手数料比較

NISA口座での米国株取引は5社ともに手数料は同じです。

手数料は同じなのですが、マネックス証券はNISA口座での米国株・中国株の買付時の国内取引手数料を全額キャッシュバックしてくれるため、実質的に半額ということでマネックス証券が有利ですね。

SBI証券・楽天証券は海外ETFは買付手数料キャッシュバックですが、個別銘柄は普通に買付も売却も手数料がかかります。

もともとNISA口座でない普通の口座でもマネックス証券は米国株取引に力を入れていますからね。

手数料で比較すると有利なのはマネックス証券

取扱国数に差はありますが、基本的に米国株か中国株くらいしか取引はしないとなると、手数料で有利なのは買付時の手数料が全額キャッシュバックされて実質無料のマネックス証券です。

買付時だけとはいえ手数料が無料になるということは、買いと売りの往復で考えると、他社と比べて半額になるのと同じですからね。(キャッシュバック前の手数料は3社とも同じなので)

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NISA口座での「中国株取引」の手数料比較

次に中国株です。こちらは手数料が違います。(2021年4月1日時点の手数料です)

NISA口座での中国株取引の手数料はマネックス証券が比較して一番安いうえに、米国株同様にマネックス証券は買付時の国内取引手数料を全額キャッシュバックしてくれるため、こちらもマネックス証券が有利ですね。

米国・中国以外の国の株を買いたいなら

韓国・ロシア・ベトナムの市場に上場している企業の株を買いたい場合はSBI証券 しか選択肢がありませんので必然的にSBI証券になります。

楽天証券もSBI証券も共に対応しているアセアン株式(シンガポール・タイ・マレーシア・インドネシア)の手数料はどちらも税込1.1%で同じです。

外国株取引の取扱国の比較

証券会社 取扱国数 取扱国
SBI証券 9か国 米国・中国・
韓国・ロシア・ベトナム

シンガポール・タイ・
マレーシア・インドネシア
楽天証券 6か国 米国・中国・
アセアン株式
(シンガポール・タイ・
マレーシア・インドネシア)
マネックス証券 2か国 米国・中国
auカブコム証券 1か国 米国
松井証券 1か国 米国

取扱国数だけを見るとSBI証券が有利です。しかし、多くの方は外国株と言っても米国株だけ買えれば十分という方が多いのではないでしょうか。

AppleやGoogleなどのアメリカの上場企業は知っていても、他の国の企業は知らないか、知っていても特に買いたいとは思わないという方が多いようですね。

そうなると多くの人にとっては取扱国数よりも米国株や中国株の比較が重要になってきます。

まとめ

NISA口座で外国株取引をするために口座開設をするならマネックス証券SBI証券 楽天証券の中から検討するのが良いでしょう。

米国株だけなら手数料や取扱銘柄数などからマネックス証券がおすすめです。参考:米国株取引はマネックス証券が人気の理由

また、米国株・中国株は3社いずれも対応していますが、韓国・ロシア・ベトナムの上場株はSBI証券のみ対応です。

NISA口座は1人1つしか作れませんので、NISA口座を作る前にいくつかの証券会社に口座を持って実際に使ってみることをおすすめします。

※このページの情報は2020年9月時点の情報です。変更の可能性もあるので、各公式サイトやサポートセンターなどでご確認ください。

※NISAは日本の制度なので、米国株を買ったときの配当金に関しては、日本国内の税金はかかりませんが、米国での税金として10%の課税がされます。NISA口座では外国税額控除を受けることができないため、「米国株の配当金にはNISAでも10%の税金がかかる」と考えてください。

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