【初心者向け】Google株の買い方(購入方法)1株いくら?どうやって買うの?
※2022年7月追記:日本円で1株約30万円だったGoogle株(Alphabet株)ですが、株式分割により2022年7月19日から1株約1万5000円程度で買えるようになりました。
「Google(グーグル)の株を購入したい!」
「Google株って1株いくらで買えるの?」
そんな声も多いGoogle株。検索エンジンやGoogleMAP、YouTube等で有名なGoogle社の現在の社名はAlphabet(アルファベット)なので、Google株=アルファベット株ですね。
便宜上このページではGoogleと表記します。
世界中の優秀なエンジニアが集うと言われるGoogleの株ですが、実は日本円で1万5000円程度の資金があれば買えるのを知っていましたか?(NISAでGoogle株を買うこともできますよ。)
Google株の購入はマネックス証券などの米国株取引を取り扱っているネット証券で1株単位で買うことができます。
Googleの株を買ってみたいけど、外国の企業だからいまいち手が出しにくいという人も多いようですが、実際は簡単なので、このページで購入方法をわかりやすく解説していきます。
■このページの内容
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Google株の買い方
- 米国株が買える証券会社で口座を作る
- 米国株取引の画面で「GOOG」や「Alphabet」で検索
- 株数や価格などを指定して注文
米国株が買える証券会社で口座を作ったら、Googleの株もすぐに買えますよ
1.米国株が買える証券会社の口座を作る
日本でグーグルの株式を買うには、マネックス証券などの米国株取引のできるネット証券などで口座開設をし、米国株取引でGoogleの株(企業名はAlphabet)を購入します。
口座を作ったら株を買う資金(日本円でOK)を入金しておきましょう。
2.「GOOG」や「Alphabet」で検索する
Google(Alphabet)のティッカー(日本株でいう証券コード)は「GOOGL」または「GOOG」です。(GOOGLとGOOGの違いは議決権あり・なし。クラスAとクラスCの違いは?で後述します)
米国株取引のページでGOOGまたはAlphabetで検索すればAlphabet(Google)の株が出てきます。
※証券会社によって外国株の取引画面でGoogleと検索しても出てこない場合があります。社名の「alphabet」もしくはティッカーの「GOOG」で検索してください。
GOOGで株価を調べたり発注をするのが確実です。例えばマネックス証券の外国株取引画面では以下のシンボルという部分に「GOOGL(議決権あり)」または「GOOG(議決権なし)」を入力して買い注文や売り注文を出します。
米国株の注文画面が出て来ない場合は、画面右上のほうにある「注文」という緑のボタンを押すと出てきます。
3.株数や価格などを指定してGoogleの株を注文する
あとは買いたい数量や金額指定(指値)などを入力して注文するだけ。やり方がわかれば簡単です。
注文した株が買えたかどうかは「注文約定一覧」というタブの注文状態の部分を見ればわかります。ここが「約定済」になっていれば買えています。
以上がマネックス証券でのGoogle株の買い方でした。
もしわからない部分があれば、米国株の買い方(銘柄購入の手順)を参考に注文をしてみてください。
ただ、外国株を取扱している証券会社は少なく、特にネットで買える証券会社は少ないので(大手証券会社はほぼネット取引は非対応)、これからどこの証券会社で買えるかを紹介します。
米国株式の取引ができるネット証券
米国株式の取引ができる主なネット証券は以下の5社です。
これだけあるとどこがいいか迷いますよね。
マネックス証券・SBI証券・楽天証券はNISAでGoogleの株を買うこともできますよ。
個人的なおすすめはマネックス証券ですが、使いやすさは個人差があるのでいろいろな口座を作って実際に取引画面や情報・株価チャートなどを見てみるとよいと思います。口座開設は無料で、口座を作ればツールなども使えて情報も得られるので、まずは口座開設の申し込みをしてみてください。
Alphabet(Google)の株はいくらで買える?
Alphabet(Google)の株価は100ドルくらいで推移していて(2023年3月31日で103.73ドル)、Alphabet株は1株から購入できます。Googleの株は日本円で約1万5000円の資金で1株購入できますね。
※2022年7月追記:株式分割により2022年7月19日から1株約1万5000円程度で買えるようになりました。
Alphabet(GOOGL・GOOG)の今の株価はYahoo!ファイナンスのサイトでも見ることができます。
- Alphabet(GOOGL)の株価(Yahoo!ファイナンス)
- Alphabet(GOOG)の株価(Yahoo!ファイナンス)
GOOGLとGOOGで少し株価が違いますね。
外国株取引の口座を作るか、口座が無くても使えてデモトレードもできるmoomoo証券のアプリ(無料)を使えば、無料でもっと詳しいAlphabetの株価チャートが見れたり、Alphabetの株価や関連ニュース等もより早く知ることができます。
しかも、Googleの株を持っているってなんかかっこいいですよね。
#Google株の買い方(ページ中盤に戻る)
Googleの株はNISAでも買える?
Googleの株はNISAでも買うことができます。
ただし、米国株なのでNISAでGoogleの株を買うことができるのは、マネックス証券や楽天証券などのNISAで米国株が買える証券会社だけになります。
銀行のNISAや別の証券会社でNISA口座を作った方は、2024年の新NISAに向けてNISAで米国株が買える証券会社に口座を作って金融機関変更の手続きをしておけば、新NISAでGoogleの株を買うこともできますよ。
NISAで米国株が買える証券会社の口座開設のやり方はこちら。
Googleの株主優待や配当はないの?
Googleの株主優待は残念ながらありません。米国の企業は株主優待という文化はなく、その分より多くの配当をという文化のようです。
Googleの配当は無配なので、Googleは株価の上昇に期待して購入する銘柄のようですね。(2023年3月時点)
「成長することで株主に還元する」という考えもあり、少し上のほうに掲載した長期の株価チャートを見る限りGoogleは十分な株主還元がされていると言えるのではないでしょうか。
AI関連銘柄としても注目
Googleは検索エンジンやYoutube、スマホやChromeなどのブラウザが日本では有名ですが、優秀なエンジニアを抱えたAI関連銘柄としても注目されています。
世界トップ棋士に勝って話題になった囲碁のアルファ碁(AlphaGo)はGoogle傘下のDeepMind社が開発したものです。(囲碁はコンピュータが人間に勝つのが最も難しいと考えられていた分野でした)
実はその後アルファ碁は別のAI囲碁プログラムに100戦100敗しています。しかも、たった3日間の学習でアルファ碁を打ち倒したそうです。実はその新しいAI囲碁プログラム「アルファ碁ゼロ」も同じDeepMind社が開発したものです。
そんな高いAI技術を持つ企業を傘下に持ち、自身もGAFAの一角に数えられるGoogleはAI関連銘柄としても注目されています。
AI搭載検索エンジンBardでマイクソロフトBingに対抗
最近ではマイクロソフトの検索エンジンBingがAIを搭載し、GoogleがAI搭載の新検索エンジンBardで対抗したことで注目されていますね。
動画:【ChatGPTとBardA】AIを制するのはMicrosoftかGoogleか?
投資でのAI活用は現時点で手軽に使えるのはmoomoo証券のAIモニター(AIが価格や売買金額の大きな動きを通知してくれる)で、登録しておけばGoogleやマイクロソフトの株価や売買金額に大きな動きがあったら通知が来るかもしれませんね。(moomoo証券のメリットや詳細はこちら)
Bardの意味は「吟遊詩人」なんですね。鳥(Bird)ではないのはわかってましたが、吟遊詩人てなんかファンタジーっぽくてかっこいいですね。
クラスAとクラスCの違いは?(GOOGLとGOOGの違い)
アルファベット(Google)の株のティッカーは「GOOGL」と「GOOG」の2種類あると書きましたが、アルファベットの株にはクラスA(GOOGL)とクラスC(GOOG)があり、株価も少し違います。この違いは何でしょうか?
クラスAは「クラスA株式」とも呼ばれ、株主としての議決権がある株、クラスCは「クラスC株式」と呼ばれる議決権なしの株です。
クラスAが普通の株、クラスCは議決権のない特殊な株という感じです。新株主が増えることで創業者を中心とした既存の株主の意思が経営に反映できなくなってしまうことがないようにこのようにしたと言われています。
日本には存在しない制度ですね。
議決権を行使したい場合はクラスAの株を買う必要がありますが、日本の証券会社経由で議決権が使えるかどうかは各証券会社に確認してください。
- 議決権あり・・・クラスA(ティッカーはGOOGL)
- 議決権なし・・・クラスC(ティッカーはGOOG)
Google株の解説と株価の推移
グーグル(Google)といえば、誰もが知る検索エンジンの会社ですね。日本ではYahoo!に次いで使われている検索エンジンの会社で、日本ではYahoo!のほうがシェアが大きいですが、世界では検索エンジンのシェアは圧倒的にGoogleのほうが使われています。Yahoo!の検索もGoogleのシステムを使っているので、実は誰もがお世話になっている企業なんですね。
Googleは収益性の高い検索広告事業に加え、ディスプレイ広告やモバイル端末広告にも取り組んでおり、売上高の高い伸びを維持しています。
検索だけでなく、YouTubeやGmail、Googleマップなどの様々なサービスも実はGoogleのサービスなんです。Googleはインターネットでは欠かせない企業となっています。
Googleは2015年に社名がアルファベット(Alphabet)になっている(※)ので、Google株を買いたい場合は現在は「アルファベット」という会社の株を買います。
※厳密には社名変更とは違いますが実質的に社名を変えたようなもので、そのあたりの細かい話は「Googleの株を買いたい」という人にはあまり重要でない話なので割愛します。細かい話はwikipediaなどを参照してください。
また、Google株はあのウォーレン・バフェットが”投資せずに後悔している銘柄”にも入っています。2017年の株主総会でバフェットは「Google(現在の社名はアルファベット)とアマゾン・ドット・コムに投資しなかったことを後悔している」と言っていましたね。
実際にGoogleの株価は2012年年初(約15ドル)と現在2022年7月19日(約114ドル)で約7.6倍に成長しています。
Google(Alphabet)のデータ
会社名 | Alphabet Inc |
---|---|
証券コード | GOOG |
市場/業種 | NASDAQ / IT・通信 |
株価 (1株購入資金) |
外貨決済 103.73ドル 円決済 約1万5000円 |
年間配当 | 無配 |
配当利回り | - |
今の株価 | アルファベット(Google)(Yahoo!ファイナンス) |
※2023年3月31日時点、株価103.73ドルでの内容です
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外国株の取引は難しい?
買った経験がないと難しそうに感じる外国株ですが、やり方さえわかれば日本株とそんなに変わりません。
株取引の基礎が分かっていれば簡単ですよ。
米国株は1株単位で買えるので、少ない資金で小さく始められます。
難しく考えず、まず少額で1株でも買ってみると感覚がつかめますよ。
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