マレーシア株の買い方・買える証券会社や口座開設方法

マレーシアの株が日本でも買える!
最近は日本株だけでなく外国株の取引が流行してきていますが、マレーシアの株式も取引をすることができます。
マレーシアは2020年の先進国入り目指し、国をあげてのプロジェクトとしてマルチメディア・スーパーコリドー(MSC)を設置するなど、経済発展に力を入れています。2020年までに年6%の経済成長を続けて、一人当たり所得1.5万ドル〜2万ドルの高所得国(先進国)に生まれ変わることが明示されています。
また外国企業の工場誘致、港湾の整備、空港や鉄道などのインフラの充実に取組んでいます。
豊富な資源を保有しつつ、IT大国への進化を目指すマレーシアは、国家プロジェクトとして経済成長の支援がなされています。今後の成長に期待が持てる一方で、ITインフラ整備が高く評価され、アメリカのデルコンピュータのアジアにおける生産拠点としての位置を確保するなど、実績もあります。
資源大国から工業大国、そしてIT大国への経済発展から、マレーシアは『東南アジアの優等生』と位置づけられています。
また、マレーシアは高い経済成長率を兼ね備えていて、直近20年間でマイナス成長となったのは2回だけ(リーマンショック・アジア通貨危機)です。
マレーシアでは観光業も主要な産業の一つとなっています。資源やリゾート産業に加え、ITなどの近代産業にも注力しているバランスが取れた成長国です。
日本語でできる!マレーシア株の買い方
実は、マレーシア株つまりマレーシアの上場企業の株は日本の証券会社でも買うことができます。マレーシア語がわからなくても、日本語でマレーシア株が購入できるんです。
マレーシア株の取引ができる証券会社の口座を持っていれば、エアアジアやマラヤン・バンキングなどのマレーシア証券取引所に上場したマレーシアの上場企業の株を日本語で買うことができます。
日本でマレーシア株式の取引を始めるには
日本でマレーシア株式の取引ができる主要ネット証券は、SBI証券 と楽天証券です。(マレーシア人の方でも口座開設できます)
ここではSBI証券でのマレーシア株取引の始め方の流れを説明していきます。
マレーシア株式の口座開設の流れは以下の3ステップです。
- 日本株の口座開設
- 外国株取引の申込み
(最短で申込後すぐ取引可能) - 取引開始(注文する)
順番に見ていきましょう。
1.まずは口座開設
まずは日本株の取引口座を開設し、IDとパスワードを取得します。
口座開設はSBI証券のWEBサイトから無料でできます。
SBI証券は日本に住む外国籍の人でも口座開設ができるので、マレーシア国籍の人やその他の国籍の人でも日本でマレーシア株取引をすることができます。
口座開設は無料なので、まずは申し込みをしてみて下さい。
SBI証券 (公式サイト)
SBI証券の口座開設の手順はこちら>
外国籍のかたの口座開設の注意点>
2.外国株式取引の口座開設の申込み
日本株の口座開設が完了してIDとパスワードを手に入れたら、SBI証券のホームページにログインし、外国株取引のページの「今すぐ外国株式口座開設!」ボタンから、外国株式取引の口座開設の申込みをします。
「外国株式」にマウスを乗せ、出てきたメニューの「口座開設・お取引までの流れ」をクリック。
「今すぐ外国株式口座開設」のボタンが出てくるのでクリックして申し込みをすれば、最短で申し込み完了と同時に外国株式取引口座の開設が完了します。
外国株式も口座開設・管理手数料は0円!画面の手順に従って進めていくと、口座開設の申し込みはわずか4クリックで完了します。
3.マレーシア株取引開始
マレーシア株式の口座開設が完了したら取引開始できます。
SBI証券のマレーシア株取引では日本円での取引かマレーシアリンギットでの取引かを選ぶことができます。
※マレーシアリンギットで取引をする場合は為替取引でマレーシアリンギットに替え、その資金を使ってマレーシア株式の取引が可能になります(マレーシアリンギットでの取引では取引の都度為替スプレッドがかかりません)。
※日本円で取引をする場合はマレーシアリンギットに為替交換をする必要なく日本円の買付余力から決済ができます(日本円の場合は取引の都度為替スプレッドがかかります)。
マレーシア株を買うのは難しい?
買った経験がないと難しそうに感じるマレーシア株ですが、SBI証券で買えるとわかれば日本株とそんなに変わりません。
株取引の基礎が分かっていれば簡単ですよ。
難しく考えず、まず少額で買ってみると感覚がつかめますよ。
マレーシア株取引の手数料および為替スプレッド
手数料および為替スプレッドは楽天証券・SBI証券共に同じですが、最低手数料は楽天証券のほうが安いです。
楽天証券のマレーシア株取引手数料(税込)
- 取引手数料: 約定代金の1.1%
- 為替スプレッド: ±43銭
- 最低手数料: 550円
- 電話取引の場合は上記+2200円
SBI証券のマレーシア株取引手数料(税込)
- 取引手数料: 約定代金の1.1%
- 為替スプレッド: ±43銭
- 最低手数料: 83.6マレーシアリンギット
※1リンギット26.50円計算で約2215円
※売却代金が最低手数料に満たない場合は約定代金の55%(税込)が手数料
現地手数料やその他諸費用はかかりません。ただし、日本円で取引をする場合は取引の都度為替スプレッドが発生します。マレーシアリンギットでの取引の場合は発生しません(マレーシアリンギットでの取引は事前に「円⇒マレーシアリンギット」の為替取引をしておく必要があります)
※2022/11/1現在の手数料です。最新情報はSBI証券 公式サイトにてご確認下さい。
マレーシア証券取引所(BM)上場の代表銘柄が取引できます
マレーシア証券取引所(BM)上場のうち、SBI証券の選定した約40銘柄(2018年7月1日現在)が取引できます。(マレーシアを代表するサイム ダービー、CIMBグループ、ゲンティン、パブリック バンク、アシアタ グループなど)
取引時間
マレーシア市場の立会時間中はリアルタイムで取引が可能です。
マレーシアの証券取引所の立会時間 月曜日〜金曜日(祝日を除く)
- [プレオープニングセッション1]
9:30〜10:00(現地時間8:30〜9:00)
- [前場]
10:00〜13:30(現地時間9:00〜12:30)
- [プレオープニングセッション2]
15:00〜15:30(現地時間14:00〜14:30) - [後場]
15:30〜17:45(現地時間14:30〜16:45)
※注文の受け付けは17:45〜20:30(日本時間)を除きマレーシア営業日には受け付けています。
NISA口座や特定口座にも対応
SBI証券・楽天証券ともにはNISA口座が外国株にも対応しているため、NISA口座でマレーシア株に投資することも可能です。
また特定口座に対応しているため、「源泉徴収あり」を選択すればマレーシア株の取引でも自分で確定申告をする必要がありません。
その他の外国株取引も可能
SBI証券では、マレーシア株のほかにも日本株はもちろん、米国株(アメリカ)や中国株、また韓国株、ロシア株、ベトナム株、インドネシア株、タイ株、シンガポール株など、様々な外国株の取引もできます。
日本株の取引手数料も安く、外国株の種類も豊富なSBI証券 を使って色々な外国株に挑戦してみて下さい。まずは公式サイトを見てみて、口座開設(無料)を申し込みしてみて下さい。
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