ANAマイルやJALマイルでポイント投資・株や投信に投資する方法

ポイント投資ができる証券会社の比較・どのポイントがどこで使える?

今回はANAマイルやJALマイルでポイント投資したいというかたのために、航空会社のマイルを株や投資信託にポイント投資する方法を調べてみました。

マイルでポイント投資するやり方は意外と簡単なので、貯まっているマイルでポイント投資をしてみたいかたは参考にしてみてください。

Tポイント等にマイル交換すればポイント投資できる

ANAマイルやJALマイルは直接現金化したりポイント投資をすることができませんが、Tポイントやdポイントなどのポイント投資ができるポイントに交換すれば、マイルでポイント投資をすることができます。

ANAマイルTポイント楽天ポイントに、JALマイルdポイントPontaポイントに換えることで、以下のそれぞれのポイントでの投資に対応した証券会社でポイント投資ができます。

マイル
種類
ポイント種類 対応証券会社
(公式サイト)
投資先 詳細へ
ANA Tポイント
SBI証券 投資信託 詳細
楽天ポイント
楽天証券 株・投資信託
BO
詳細
JAL dポイント
SMBC日興証券 詳細
Pontaポイント
SBI証券 投資信託 詳細
三菱UFJ eスマート証券


JALマイルかANAマイル、どのポイントを持っているかで違うのでそれぞれ詳しく見てみましょう。

 

JALマイルでポイント投資するには

JALJALマイルはdポイントかPontaポイントに換えればポイント投資ができます。

JALマイルの場合は、「株に投資したい」か「投資信託を買いたい」かで選択が分かれます。

※いずれも無料で口座開設できます

 

JALマイルをdポイントに変えて株を買う

dポイントdポイント10,000JALマイル=10,000ポイントと1マイル1円の価値で手数料もかからずに交換できますが、年間2万マイルまでが交換の上限で、それ以上は交換できません。(年間の区切りは3月末)

dポイントは「SMBC日興証券」の「日興フロッギー」でを買うことができます。

SMBC日興証券の日興フロッギーは100円単位で株が買えるので「資金が少ないからあの株が買えない」ということもなく、100円でどの株にも投資できます(株価が高いものでも100円単位で買えます)。

100万円未満なら買い手数料も無料なので、ポイント投資に限らず投資を始める人にはおすすめです。

日興フロッギーはSMBC日興証券に口座を作れば誰でもすぐ使えます。

SMBC日興証券(公式サイト)
※無料で口座を作れます

※詳しくはdポイントで株を買う方法のページを参考にしてください。

 

JALマイルをPontaポイントに変えて投資信託を買う

PontaPontaポイント10,000JALマイル=10,000ポイントと1マイル1円の価値で交換できます。年間の交換上限はありません。

10,000マイル未満でも3,000マイル以上1,000マイル単位で交換できますが、1,000JALマイル=500ポイントと1マイル0.5円の価値での交換になります。

PontaポイントはSBI証券とauカブコム証券で投資信託を買うことができます。(株は買えません)

SBI証券 (公式サイト)
※無料で口座を作れます

三菱UFJ eスマート証券(公式サイト)
※無料で口座を作れます

 

ANAマイルでポイント投資するには

ANAANAマイルはTポイントか楽天ポイントに換えればポイント投資ができます。

いずれも年間2万マイルまでは10,000ANAマイル=10,000ポイントと、1マイル1円の価値で手数料もかからずにポイント交換できます。

年間で3万マイル目以降は、10,000ANAマイル=5,000ポイントになるので交換レートは半分になってしまいます。(年間の区切りは3月末)

ANAマイル→Tポイントで投資できる証券会社

TポイントTポイントでポイント投資できる証券会社は「SBI証券」です。

1ポイント1円で投資信託に投資できます。

利用するにはSBI証券の公式サイトから証券口座を作り、Tポイントを連携させましょう。

SBI証券

※詳しくはTポイントで株を買う方法のページを参考にしてください。

ANAマイル→楽天ポイントで楽天証券で投資する

楽天ポイントANAマイルはTポイントのほかに楽天ポイントにも換えることができます。

楽天ポイントでポイント投資できる証券会社は「楽天証券」です。

1ポイント1円で、株や投資信託のほか、バイナリーオプションにも投資することができます。

楽天ポイントでポイント投資を利用するには、楽天証券の口座を作り、楽天ポイントコースを選択しましょう。

楽天証券(公式サイト)
※無料で口座を作れます

Tポイントと楽天ポイントどっちが良いか?

基本的には何に投資したいか(株か投資信託か)や、ポイントの好みで選べば良いと思います。

ただ、マイルで株へのポイント投資をしたい場合は、年間2万マイルの壁(それ以降は交換レートが1万マイル→5000ポイントと半分になる)があるので、1株ずつの単元未満株への投資になるケースが多いと思います。

ただ、楽天証券は単元未満株を買うことができないため、マイルだけで投資したいという場合はSBI証券で投資信託という選択肢がオススメです。

 

ちなみに年間2万マイルは「提携ポイントへの交換」での計算なので、Tポイントに2万と楽天ポイントに1万というように別のポイントに交換しても、3万マイル目以降はレートが半分になってしまいます。年度の区切りは3月31日です。

参考:30,000マイル以降の交換レートについて(ANA公式サイト)

 

マイルでポイント投資できる交換先一覧

いろいろ書きましたが、共通するのは「何に投資したいか(株か投資信託か)」で選び、対応する証券会社で口座を作ってそれに合ったポイントに交換しましょう。

マイル
種類
ポイント種類 対応証券会社
(公式サイト)
投資先 詳細へ
ANA Tポイント
SBI証券 投資信託 詳細
楽天ポイント
楽天証券 株・投資信託
BO
詳細
JAL dポイント
SMBC日興証券 詳細
Pontaポイント
SBI証券 投資信託 詳細
三菱UFJ eスマート証券

 

ちなみに投資ってせっかく始めても孤独になる人がけっこう多いです。投資について話せる人がいない(やったことない人は聞いてもわからない)から、上がった喜びや下がったショックを話せる人がいないし、いろいろ相談もできない。

それでも楽しいは楽しいのですが・・・

話せる人がいたほうが投資はもっと楽しくなります。

例えばマネックス証券のferciやSTREAMというアプリなどSNS機能があって他の投資家とネット上でコミュニケーションを取りながら楽しめる株取引サービスもあります。(STREAMは100株単位の取引なので、ポイ活派には1株単位で買えるマネックス証券のferciがおすすめです)

これらは口座を作れば無料で使えて、投資家同士なのでいろんな話や相談ができます。新しい仲間もできますよ。

株を買うのはネオモバ、交流はferciやSTREAMという感じで、株を楽しむためにポイント投資とは別に口座を作っておくのもアリです。

ferciマネックス証券のサービス)
1株から買えるので少額取引OK、買い手数料は無料
口座を作らなくても投資SNSのアプリは使えます

STREAM 最大5000円相当の株がもらえる
手数料完全無料、株の取引は100株単位です

「買う株が決まらない」という場合はSMBC日興証券日興フロッギーで面白く記事を読みながらそこに書いてある銘柄を買うこともできます(こちらはSNSのような交流は無いですが、100円単位で株が買えます)。

何ごとも楽しくやることがうまくいくコツですよ。

 

※このページで紹介しているポイントの対応証券会社や交換レート、手数料などは全て2021年3月15日の記事執筆時点のものです。

追記:2021年11月からSBI証券でPontaポイントで投資信託が買えるようになったためその部分を修正しました。

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