証券会社の窓口での口座開設の流れや手順
証券会社の窓口で株や投資信託などの取引を始めるための口座開設の手順を解説していきます。
野村證券や大和証券などの大手証券会社をはじめ、店舗型の証券会社は窓口で口座開設ができます。
ここでは初心者のかたのために証券会社の窓口での口座開設の流れを解説しています。
※このページは証券会社の店舗の窓口で口座開設をするための手順です。ネット証券やオンライントレードでの取引の場合は手順が異なるのでネット証券の口座開設の流れのページを参考にして下さい。
■このページの内容
株の取引をするには、まず証券会社に口座を開設する必要があります。
最近ではネット証券のほうが来店の必要もなく手軽なのでネット証券で口座を作る人のほうが多いですが、店舗型の証券会社はその日に口座開設ができたり、直接いろいろ質問ができたりといった店舗型の証券会社のメリットがあります。
口座開設のときにパソコンでオンライントレードをするときの使いかたを教えてもらえたりもします。
準備編:来店の予約や口座開設書類の申し込み
まず準備として、来店の予約や口座開設書類の申し込みをしておくと当日スムーズです。
直接店舗に行っても申し込みは受け付けてもらえますが、事前に申し込みをしておくと待つことも少なく、また書類をパソコンなどから印刷して記載していけば時間短縮になり手続きがスマートです。
まずはパソコンやスマホを使ってインターネットから口座開設の申し込み書を請求するか、電話で申し込みをします。
郵送で送ってもらう方法や、パソコンで印刷してすぐに入手することができる証券会社もあります。
証券会社の中には口座管理料などのお金がかかる証券会社もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。参考:口座維持費のかかる証券会社とかからない証券会社
準備編2:証券口座開設に必要なものを揃える
口座開設をするにあたって必要なものをそろえましょう。
ネット証券のように家に居てパソコンやスマホから口座開設ができるならいいですが、証券会社に来店して口座開設をする場合、必要なものが足りないとまた行くという手間がかかってしまいます。
- 本人確認書類(免許証・パスポートなど)
※保険証や住民票など顔写真つきでないものの場合は2種類用意しておいたほうがいいです - マイナンバー確認書類(個人番号カードや通知カード、マイナンバーの記載された住民票など)
- 銀行の通帳
- 印鑑(シャチハタ以外)
- ※NISA口座の場合は住民票も
- ※質問したいことのメモ
口座開設の必要書類は証券会社によって違うため、全てが必要ではないかもしれませんが、以上のものを用意しておけば基本的には大丈夫です。
ただ、本人確認書類が顔写真つきでない場合は2種類必要ということが多いため、その場合は2種類用意しておくとよいでしょう。
ただ、窓口まで行って必要書類が足りないだと二度手間になってしまうため、口座開設をする証券会社に事前に電話などで確認しておくとよいです。
ここで、質問したいことのメモを準備しておくと、当日聞き忘れなどがなくて便利です。
来店して口座開設の申し込み手続きをする
必要なものを揃えたら実際に証券会社に行って口座開設の申し込みや手続きをします。
事前に予約をしている場合はその時間に、予約無しの場合は窓口に行き「口座開設をしたい」と伝えれば手続きを進めてくれます。
準備編で用意したものが揃っていれば基本的にはその日のうちに口座開設が完了します。
重要事項や取引方法などの説明を聞く
重要事項の説明や、どうやって株を買ったり売ったりするのかなどの取引方法を教わったり、どこでどういった情報を得ることができるのかなどを教えてもらえます。
証券会社によってはここでパソコンやスマホで取引するオンライントレードの使い方を教えてもらえたりもします。
その日のうちに株を買いたい場合は?
その日のうちに株を買いたい場合は、現金を持って早めの時間に行って口座開設をすれば口座開設した当日に株を買える場合もあります。
株の取引ができる時間は午後3時までなので、それまでに口座開設が完了し、入金と注文ができればその日のうちに買える場合もありますが、証券会社によっては入金方法が銀行振込のみの場合などもあるので、ここは事前に確認をしておくとよいです。
窓口に行かなくてもスマホがあれば最短でその日に株が買える証券会社もあるので、急いで株を買いたい場合は口座開設が早いネット証券のページも見てみてください。
また、窓口は手数料が高いので注意してください。
キャンペーン情報も確認しよう
証券会社は口座開設キャンペーンを行っている場合もあるので、そちらも確認しておくとよいでしょう。
当サイトの口座開設キャンペーン情報では、ネット証券だけでなく大手の証券会社のキャンペーンも紹介しています。
とはいえ、小さな証券会社のキャンペーンまで全てを網羅しているわけではないので、証券会社が決まっている場合はその証券会社のホームページを見たり、問い合わせをしてみたり、口座開設のときに窓口で聞いてみたりするとよいかもしれませんね。
証券会社によって特徴が違う
基本的な取引のやり方がわかってきたら、証券会社はほかにもいろいろあります。
- 米国株が買える(AppleやGoogleなど)
- 手数料無料で買える
- 他の投資家とSNSでつながれる
- 友達紹介キャンペーン
- 1株から買える
- ポイント投資ができる
- 夜間取引ができる
応用編としていろんな証券会社に口座を作ってみると幅が広がりますよ。
↑「口座開設のやり方がわかった」「口座開設できた」という方はぜひシェアやいいねで教えてください。