新NISAでの株の買い方(新NISAで個別株は買える?)

NISAでの株の買い方(新NISA対応)

NISAでは株や投資信託などいろいろな商品を買うことができます。

NTTの株トヨタ自動車の株のような大手企業の株、配当利回りが高いJTの株UFJ銀行などの銀行株など、NISAでも個別企業の株を買うことができます。

NISAが米国株に対応している証券会社ならAppleやAmazonなどの外国の会社の株もNISAで買うことができます。

このページではNISAで株を買う手順と、株が買えるNISA口座の条件など、NISAで株(個別株)を買う方法を解説します。

まずは株が買えるかを確認する

NISAや新NISAで株(個別株)を買うことはできますが、どこで口座を作ったかによって株が買えない場合があります。最初に自分のNISA口座で株が買えるかどうかを確認しましょう。

あなたのNISA口座は証券会社で作りましたか?銀行のNISAですか?

NISA口座が作れる金融機関は主に銀行と証券会社がありますが、株を買えるのは証券会社だけなので銀行のNISAでは株を買うことができません。(参考:NISAで個別株が買えないケースと対処方法

男性

銀行のNISAやつみたてNISAの場合は金融機関変更の手続きをしないと新NISAで株を買うことはできないので気をつけましょう。

証券会社の口座を作ると株が買えるようになります。

また、2023年中は一般NISAとつみたてNISAがありましたが、どちらの口座でも2024年には新NISAの口座が作られているので、証券会社でNISA口座を持っていた場合は新NISAでは成長投資枠で株を買うことができます

NISAでの株の買い方(新NISA対応)

ご自身のNISA口座で株を買うことができるのを確認したら、NISAでの株の買い方を解説します。

NISAで株を買う手順は簡単です。はじめて株を買う初心者の方でもわかるように、使いやすいマネックス証券の画面を見ながら解説していきます。

※楽天証券でNISA口座を持っている人も多いので楽天証券でのNISAでの株の買い方のページも作りました。

マネックス証券の株の注文画面への行き方

ログイン後の画面の上の部分に買いたい株の会社名や証券コード(4桁の数字)を入力すると、発注画面になります。

マネックス証券の発注画面の買い注文の入力部分はこんな感じです。

マネックス証券の発注の画面の買い注文の入力部分

買う銘柄を選んだら「株数(何株買うか)」「価格(1株いくらで買うか)」を入力しましょう。

最低限入力しなければいけないのは買いたい「株数」と「価格」

そして、口座区分でNISAを選択します。

NISAで株を買うには証券会社の発注画面の口座区分でNISAを選ぶ

NISAで買う場合は、忘れずに口座区分でNISAを選択しましょう。※NISA口座を開設していない場合は「NISA」という選択は出てきません。

一般や特定を選択すると、NISAではない口座での購入になるため、利益や配当金に税金がかかります。口座区分を間違えないよう気をつけましょう。

あとは、注文ボタンを押して内容を確認し、発注します。

以上がNISAで株を買うときの流れです。

口座区分でNISAが出てこない場合

株を買うときに口座区分でNISAが出てこない場合は、NISA口座を作っていない、もしくはつみたてNISAの口座(株は買えない)を作っている可能性があります。

動画で見たい方のためにマネックス証券で実際に株を買う流れを解説した動画を載せておきます。

※まだ株の口座開設をしていない方は、まず口座開設をして実際の画面を見ながら見るとわかりやすいですよ。ネット証券の口座開設は無料で、口座を作ればツール等も無料で使えるのでいろいろ試してみましょう。

株が買えるのは証券会社だけ

NISA口座を作れるところは、証券会社だけでなく銀行や信託銀行や信用金庫、郵便局(ゆうちょ銀行)や農協やろうきん、投信会社や生命保険会社までいろいろあります。

その中で株が買えるのは証券会社だけです。

これからNISA口座を作る場合は、株を買いたいなら証券会社の中から選びましょう。

また、すでに銀行など証券会社以外でNISA口座を作っている場合は証券会社への金融機関変更の手続きをすることで、新NISAで株を買えるようになります。

どこがいいか迷ったら大手ネット証券がオススメ

NISAで株を買うためには証券会社で口座を作る必要がありますが、証券会社もたくさんあるので「どこがいいか迷う」という人も多いと思います。

そんな場合はマネックス証券楽天証券SBI証券などの大手ネット証券がオススメです。

NISAは口座開設した金融機関によって取引できる商品に大きな違いがあります。

そのため、取扱商品が少ないところだと後から「あれも買いたかったけど買えない」と後悔することも。

大手のネット証券はNISAもつみたてNISAでも取扱商品がかなり豊富で、人気のeMAXIS Slimなどをはじめ、たいていの人気商品は取扱していて、無い商品でも同じような(より良い)商品がだいたいあります。

店舗型の大手証券よりも取扱商品は豊富だし、店舗型ほど人件費がかからない分低コストで私たち投資する側に有利な商品もたくさん揃っています。

NISAで外国株を買うこともできるし、NISAでIPOに投資することもできますよ。

NISAの口座は一人一口座

NISAの口座は一人一口座しか持てません。また変更は1年に1度しかできず、その年に非課税枠を使った場合は翌年まで変更できません。

大手証券会社でNISA口座を作ったけど、つみたてNISAで買える商品が少ないからネット証券に変えたいとか、銀行でNISA口座を作ったけど株が買えないから証券会社にNISAを変更したいというのはよくあるケースです。

大手ネット証券は商品が豊富なので基本的にそういったことは無く、口座開設も無料でスマホやパソコンから申込ができ、NISAの口座ではない通常の口座(証券総合口座)なら複数の証券会社で口座を作ることもできるので、いろいろなネット証券で口座開設ができるので使い勝手を試してみて下さい。

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