米国株取引で逆指値やOCO注文ができる証券会社はどこ?

米国株はAppleamazonなど日本でも有名なアメリカの企業の株が買えるので人気ですが、時差の関係で米国の株の取引時間は日本は深夜にあたるため、リアルタイムで取引をすることが難しいという人が多いです。

そこで重要なのが逆指値注文OCO注文IFD注文トレールストップ注文連続注文などの条件指定注文。深夜なのでリアルタイムで見ていられないなら条件を指定して、寝ている間に株価が条件に達したら注文ができます。

しかし、米国株では使える注文方法が少ない証券会社が多いんです。

今のところマネックス証券だけが米国株取引での逆指値注文やOCO注文・トレールストップ注文に全て対応しています

米国株取引で逆指値が使えるネット証券はどこ?

現在、主要ネット証券5社(※)では、松井証券を除いて4社とも米国株取引で逆指値注文が使えます。

※マネックス証券・SBI証券・楽天証券・松井証券・auカブコム証券

ただ、逆指値より高度なOCO注文はSBI証券とマネックス証券、米国株のトレールストップ注文はマネックス証券とauカブコム証券しか対応していません。

米国株取引での注文方法の比較表

←表は左右に動かせます← 指値
成行
逆指値 IFD OCO 連続注文 トレール
ストップ
マネックス証券
SBI証券 × ×
楽天証券 × × × ×
松井証券 × × × ×
auカブコム証券 × ×

※2022年11月15日時点の対応表です。
※マネックス証券のIFDは連続注文を使ってIFDと同じことが可能

各注文方法の説明は以下のページを参考にしてください。

OCO注文やトレールストップも使える

米国株取引でOCO注文に対応しているのはマネックス証券とSBI証券、トレールストップ注文に対応しているのはマネックス証券auカブコム証券だけです。

マネックス証券は米国株強いですね。深夜に電話サポートがあるのもマネックス証券のみ。昔はずっと手数料も大差をつけて一番安かったのがマネックス証券だったという歴史もあります。(現在は他社も追随して手数料は同じになりました)

米国株の手数料全額キャッシュバックなども行っています。

そんなマネックス証券だから、逆指値だけでなく、OCO注文や連続注文、トレールストップ注文も米国株取引で使えます。

SBI証券や楽天証券に口座を持っている人は「まあ口座持ってるからここでいいか」と思うかもしれませんが、時差の関係でリアルタイム取引ができない(または深夜に起きていて取引する)状況で、OCO注文やトレールストップ注文が使えないというのはなかなか厳しいです。

「ちょっと試しに買ってみたい」くらいだったらいいかもしれませんが、本格的に米国株を取引するならマネックス証券の口座開設もしておくといいかもしれませんね。

米国株取引用のスマホのアプリもあるので便利ですよ。

米国株で逆指値注文をする手順

マネックス証券で米国株の逆指値注文をする手順を解説します。逆指値だけでなく、米国株のトレールストップもほぼ同じ手順でできます。

米国株取引にログインした画面から解説します。(※この画面までの行きかたは米国株の買い方(銘柄購入の手順)を参照してください。)

注文画面を表示する

上のほうにある「注文」のボタンをクリックします。

TradeStationのトップ画面から注文画面へ

注文の画面が上に出てきます。

TradeStationの注文画面

ここで、「注文種類」というところ(最初は「指値」と書かれています)をクリックすると、逆指値などが選択できます。

TradeStationで逆指値やトレールストップを選択

逆指値を選択すると、横の指値価格入力の項目が変わります。

逆指値(指値)の場合

TradeStationの逆指値(指値)の注文画面

逆指値(成行)の場合

TradeStationの逆指値(成行)の注文画面

ここで、逆指値価格にトリガー価格を入力し、指値の場合は指値価格も入力します。(成行の場合はトリガー価格のみ)

あとは米国株の買い方(銘柄購入の手順)のページで解説したとおり、「買い」ボタンや「売り」ボタンを押して注文を発注すれば完了です。

米国株でOCO注文をする手順

上記の手順で逆指値注文トレーリングストップ注文ができることを解説しました。

ここで、このページのタイトルにも入っている「OCO注文(マネックス証券ではツイン指値注文)が無い」と思った方もいるかもしれません。

OCO注文(ツイン指値)や連続注文は、上記逆指値と同じ手順で注文の画面を出すまでは同じですが、注文画面を出したあとに選択する場所が違います。

TradeStationでOCO注文や連続注文を選択

注文画面を出したら、「スタンダード注文」の横の「条件付注文」をクリックすると、連続注文やOCO注文が選択できるようになります。

最後に

今回はいちばんわかりやすい方法として、マネックス証券のホームページからログインして米国株を買う場合の解説でしたが、マネックス証券ではスマホのアプリで米国株の取引をすることもできます。

スマホで取引する場合は「トレードステーション米国株 スマートフォン」というアプリで取引できます。こちらも逆指値やトレーリングストップ注文が使えます。

米国株取引ができるスマホのツールがあるのもマネックス証券の強みですね。

夜間のサポートもあるので、米国株取引を行う人にはマネックス証券はおすすめです。

さらに手数料無料期間があったり、銘柄スカウター米国株で個別銘柄の情報がかなり詳しく見れたり、米国株の厳選銘柄レポートが無料で見れるなどとても便利です。

各証券会社の手数料や取扱い銘柄数などの比較は米国株が買える証券会社のページを見てください。

■米国株取引の関連ページ

※このページの主要ネット証券とはマネックス証券・SBI証券・楽天証券・SBIネオトレード証券・岡三オンライン・auカブコム証券・GMOクリック証券・松井証券・マルサントレードの9社を指します。